
野外遊びの日
5月なので、田植えの季節ということもあり、田んぼと親しむ活動日が多めでした。
水を入れた田んぼの中で遊んだり、水生昆虫と親しんだり。田植えの後には、補植を手伝ってもらったりもしました。これまであまり野外の活動日には参加していなかった子ども達も、少しずつ顔を出してくれるようになりました。山へ行く活動の時も、慣れない足場を歩いていくにも関わらず、山から降りてきても鬼ごっこをしたり、遊びは尽きない…。陽が長い事もあって、いつまでも遊んでいます。子ども達の本来の体力が戻りつつあるのを感じています。

静かな日・おにぎりの日
屋内で活動する日も、お天気がよければ外で遊ぶ事も増えました。体を動かすことや、みんなで何かをして遊ぶ事の楽しさを改めて堪能している子ども達です。もちろん、その中で小さなトラブルがあったりしますが、小さな集団の利点を活かして、スタッフと保護者の方々と連携をとりながら対応しています。そんな中で、子ども達は自分の事を見つめたり、自分の時間の過ごし方を模索しているようです。
集団で過ごすことも、集団の中で個で過ごすことも、どちらも大切な経験だと思っております。子ども達は、基本的な信頼関係があって、安心して過ごせる場所であれば、困ったことがあったとしても、子ども達なりに成長していくのだと、日々、私も学ばせてもらっています。

特別学習・くま学習
山での野外活動の大切な安全講習として、大星クラスの子ども達を対象に、くま学習を行いました。特定NPO法人ピッキオの田中様と関様にお越しいただき、くまの生態について教わった後、普段活動している山を登りながらフィールドワークもしていただきました。
大星クラスの子ども達の発想がとても自由な質問に対しても、丁寧に対応していただき、いろんなサンプルなども提供してくださり、子ども達を話に引き込んでくださいました。
くまがいる山は豊かな山であるということ、くまは生態系を豊かにするために非常に大切な役割を担っていること、その上で、出会わない・闘わない・最後は急所を守る姿勢…など、山に近い場所で生活する上でも、非常に有意義な学びの時間となりました。
写真は少しわかりづらいですが、ベアドックと親しんでいる子ども達です。
