活動・団体の紹介
OPENBOOKは、中高生が国際社会について学べる場所を提供することを目的として、さまざまなバックグラウンドや国籍を持つメンバーによって立ち上げられたNPOです。
「すべての子どもに、世界に影響を与えるチャンスを」というスローガンのもと、平等な学びの機会を提供することを目指し、月額3500円の会費で参加できるプログラムを提供しています。
「国際社会を生きる力」を育む学びの場
OPENBOOK のプログラムでは、グローバルシティズンとして「国際社会を生きる力」を育成するために、多様な視点と広い視野で物事を理解し、行動する力を重視しています。そのために必要な「クリティカルシンキング」や「問題解決能力」を高めるため、「リサーチ」と「ディスカッション」を用いたクラスを行っています。学生の学びたい気持ちに寄り添い、対話をしながら個々の可能性を引き出すよう努めています。
また、同室では日本語を母国語としない学生への日本語支援を行っています。これにより互いに異なる文化や背景に触れながら学び、成長できる環境作りを目指しています。
活動の背景、社会課題について
ここ日本でも経済格差などの家庭環境によって、子どもの教育格差が生まれています。家庭の経済状況によって、子どもたちの無限の可能性の芽が摘まれるようなことは決してあってはなりません。世界を知り、英語を身につけることで開く扉の数は未知数です。そのためOPENBOOKでは、「国際社会を生きる力」を培うカリキュラムをとおして学生がこれらの力を身につけられるよう、クリエイティブなプログラム作りに挑んでいます。
活動内容の詳細
グローバルな視野を持ち、国際社会で活躍できる若者の育成をサポートします。3年間のコースで構成された「世界探求プログラム」をとおして、中高生レベルの地歴・公民を英語で話せる力を身につけ、メディアリテラシーについて学習。環境問題や貧困、紛争、人権問題などの国際的な時事問題についてリサーチを行い、ディスカッションやプレゼンテーションを行えるよう指導します。
- 1年目|英語で学ぶ地歴・公民(基礎)
目標:社会のトピックで使われる英語に馴染む - 2年目|英字新聞で国際社会を読み解く
目標:世界のニュース、情報に触れる - 3年目|論文の基礎/プレゼンテーション
目標:世界のトピックに関して情報を収集し、自分の意見をまとめ伝える練習をする
代表者メッセージ
OPENBOOKが目指すのは、経済的なハードルをなくし、子どもたちが多様な学びの機会を得られる社会です。日本の義務教育だけでは得ることが難しい「自分で考え行動する力」を養い、単なる英語学習ではなく、「異なる価値観を理解し、自分の意見を伝え、共に未来を創る力」を育めるようなプログラムを提供します。一人ひとりの可能性が広がり、より良い世界に向けた一歩を踏み出すサポートができることを願っています。
寄付金の使い道について
教材費:
- プログラムに必要な教材や教育資材の購入
- ワークシート等作成
プログラム運営費:
- クラスの施設利用料
- イベント会場費、資材費、備品
- ゲスト講師や専門家等謝礼
- 翻訳やデザイン等の外部委託費用
運営サポート費用:
- 講師謝礼:専門的な知識を提供するための謝礼
- プログラムの円滑な運営を支えるスタッフの交通費や通信費の補助
広報費:
- チラシ制作・印刷費
- 広告宣伝費