目的
本プロジェクトは、5月24日に弘前市民会館大ホールにて開催する「青森オペラ『愛の妙薬』」のためのクラウドファンディングです。
皆様から頂いた寄付金により、舞台美術や照明を充実させ、美しい舞台をつくること、また舞台スタッフを充実させスムーズな運営を図ります。
公演概要
「青森オペラ『愛の妙薬』」
《開催日程》
2025年5月24日(土)14:00開演
《会場》
弘前市民会館 大ホール(青森県弘前市大字下白銀町1番地6)
《演目》
G.ドニゼッティ作曲 オペラ「愛の妙薬」全2幕/原語上演/日本語字幕付き
《主催》
青森オペラ芸術実行委員会
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
公式サイト
オペラ「愛の妙薬」あらすじ
時は19世紀のスペイン・バスク地方の田舎町。
純朴な青年ネモリーノは、農場夫の娘で村一番の美女アディーナに恋をし、この恋を成就させるため、インチキ薬売りドゥルカマーラ博士から偽りの惚れ薬『愛の妙薬』を買う。
そんな中、兵隊長ベルコーレによってアディーナの恋の矛先があらぬ方向へ...。
村中を巻き込んだドタバタ劇の末、迎える恋の行方は――。
寄付金の使い道について
当財団が定める定款第4 条の公益目的事業に基づき「募集特定寄附金」として、募集のためのシステム経費を控除した残額の総額を青森オペラ及び弘前市でのオペラの普及のために使用します。本プロジェクトでは目標金額を100万円に設定し、ご寄付を小道具費、照明費、舞台スタッフ費、出演料、旅費に使用します。
[寄付金募集要項]
寄付金額と特典
寄付金額により、以下の特典をご用意しております。
※複数回、ご寄付をいただいた場合は、最終的な寄付総額で特典をご用意いたします。
税制上の優遇について
当財団への寄附金は、税法上の特定公益増進法人への寄附金として、個人・法人それぞれに税制上の優遇措置がございます。詳細は、所轄の税務署又は税理士などへお尋ねください。
【個人によるご寄附】
(1)所得税
控除の方法は《税額控除》と《所得控除》による方法がございます。
《税額控除》 下記算式より算出された額が、「寄附金控除」として、所得税から控除
(年中に支出した公益財団法人等に対する寄附金の合計額-2,000円)×40%=控除額
※寄附金の合計額は年間所得額の40%が限度となります。
※控除額は所得税額の25%が限度となります。
《所得控除》 下記算式より算出された額が「寄附金控除」として、課税所得から控除
(年中に支出した特定寄附金の合計額-2,000円)×所得税率=控除額
※特定寄附金の合計額は年間所得額の40%が限度となります。
(2)住民税
一部自治体の個人住民税についても優遇措置の対象となります。
(3)相続税
相続税についても優遇措置の対象となります。
【法人によるご寄附】
当財団への寄附金は、(1)一般の寄附金の損金算入限度額とは別枠で、(2) 特定公益増進法人に対する特別損金算入限度額以内の金額を、損金算入することが認められています。
(1)一般の寄附金にかかる損金算入限度額
(資本金等の額の合計額または出資金の額×0.25%+所得の金額×2.5%)×1/4
(2)特定公益増進法人に対する寄附金にかかる損金算入限度額
(資本金等の額の合計額または出資金の額×0.375%+所得の金額×6.25%)×1/2
始まりは、一人の想いから
「青森オペラ」は、故郷青森の未来を想う一人の男の想いから始まりました。
祭りに参加するようにオペラに参加し、楽しむ文化を作りたい。観るだけではない、一緒に楽しむオペラに!と、先陣を切った青森オペラ芸術振興実行委員会 実行委員長 菊池暢晃さん。
彼が当財団理事長の澤上と出会い、オペラで地域を盛り上げていこうと全国各地でオペラ公演を行うさわかみオペラ芸術振興財団の活動に感銘を受け、青森でも芸術(オペラ)で地域を盛り上げていきたいと、立ち上がったのです。
彼の熱い想いに心動かされ、共感する仲間も増え、青森オペラ芸術振興実行委員会を立ち上げました。そして昨年2024年3月には、さわかみオペラ芸術振興財団ともに「青森オペラコンサート」を開催し、約500名が来場。会場の弘前文化センター大ホールは満席に。
公演では、オペラを聴くだけでなく、来場者全員でイタリア語の歌を歌うコーナーも設け、「歌うこと」のすばらしさを体感してもらうこともできました。
観客のほとんどがオペラを初めて観た方がほどんどでしたが、終演後会場は盛大な拍手で包まれ、大成功を収めることができたのです。
芸術(歌の力)で感動を与えることができたことを実感しました。
(参考:「青森オペラコンサート」公演レポ―ト)
お客様にもっと喜んでいただきたい。次はオペラを1本上演してみたい。さらなる次の目標の実現に向け、動き出しました。
合唱団紹介
前述の通り、昨年3月の「青森オペラコンサート」ではオペラを通して、芸術のすばらしさ、歌うことのすばらしさを体感していただくことができ、翌4月には合唱団「コーロ・クアトロミッレ」を結成しました。今回、初めてのオペラ公演出演にして、日本国外の第一線で活躍しているオペラ歌手たちと肩を並べ、イタリア語のオペラ「愛の妙薬(全2幕)」に挑戦します!
■「コーロ・クアトロミッレ」プロフィール
2024年春結成。「クアトロミッレ」とは造語イタリア語で「4000年」という意味です。
青森は日本を代表する縄文文化が息づく地域です。火を囲み、歌い、踊り、自分たちの気持ちを表現し合ったはるか昔の祖先。私たちもまた、「歌や芸術で地域を永きに渡って盛り上げ、次世代に繋ぐんだ!」という思いを胸に活動しています。一見穏やかですが、情熱を秘めた多くの合唱団員が在団しています。本公演では初めての出演にして、イタリア語のオペラ作品「愛の妙薬」(全幕公演)に挑戦します。
■1,000人を前にしたステージに、オペラ未経験者の合唱団が挑む
「コーロ・クアトロミッレ」を指導するのは、オペラの本場イタリアで研鑽を積み、自らもオペラ歌手として活躍するバス歌手の松中哲平氏(公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団所属)、そしてトリエステ歌劇場、パレルモ・マッシモ歌劇場などイタリア・セリアA歌劇場での出演を300公演以上こなした現役テノール歌手の武井基治氏(公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団所属)です。
彼らの指導する「マイクを使わずに多くの聴衆に声を届ける歌唱法」は、人間の体を一つの楽器として捉え、トレーニングすることによって実現します。また、一般的な合唱とは異なり、演技を交えながら歌うため、難易度が更に高くなります。さらには、日本語ではなくイタリア語で歌います!
合唱団がこれらのハードルをいかに乗り越え、本番にどんな仕上がりを見せるのか、どうぞご期待ください!
■合唱団「コーロ・クアトロミッレ」団長よりご挨拶
こんにちは!合唱団団長のベルコーレ久保です!(ベルコーレはオペラネームです)
「コーロ・クワトロミッレ」は、昨年4月より活動を開始した本気の素人... もとい市民合唱団です!
どれほど素人かというと、楽譜を読めない人が大半で「どれがド?」「この記号は何?」という会話が飛び交っています。
ですが、日々楽しく頑張っています!なぜこんなに一生懸命やっているかというと、単純に楽しいというもありますが、「歌を楽しめる街」って素敵だなと思っているからです。
青森は多くの芸術家が育った場所でもあります。
ここは雪深いところで、今年の冬は全国ニュースになりました。
時に厳しい程の豊かな自然と芸術は表裏一体だと思っています。
棟方志功のような大家にはなれませんが、僕ら市民一人ひとりが自らの街で青森らしい情緒を表現していく。そして、いつか「オペラも青森の名物だよ」とご案内できるように、活動をしていきます!
コーロ・クアトロミッレ
団長 久保 栄一郎
青森オペラ芸術実行委員会 実行委員長よりご挨拶
「芸術・オペラを通じて、青森の地域活性、経済活性、そして地域住民の心を豊かにする」ことを目的に、実行委員会を有志達と共に立ち上げました。
「青森を良くしたい」と思う一方、将来、青森の多くの市町村が消滅可能性都市として叫ばれています。次の世代に我々が残せるものの一つとして、立場や職種・年齢・国籍等の垣根を超え、地域住民が誇りを持ち、心が豊かになれるようなものを皆様と一緒につくりたい。300年続く「弘前ねぷた」のように、青森の地で行う「オペラ」を文化として遺していきたい。このようなことを描きながら、2025年5月に行われる青森のオペラを、そして未来を一緒に創っていければ幸いです。
青森オペラ芸術振興実行委員会
実行委員長 菊池 暢晃
さわかみオペラ芸術振興財団 理事長よりご挨拶
青森の人々も地域も明るく元気になるには、先ずは皆で歌って楽しもうか。
それではじまったのが、青森オペラですし、コーロ・クワトロミーレの合唱活動です。
どうせなら、本物のオペラをやってしまおうぜで、皆どんどん盛り上がってきています。
オペラは、もともと超のつくほど贅沢な楽しみで、舞台や照明そして演奏にと、お金はいくらあっても足りません。
そのお金を、皆で出し合って楽しめば、地元でお金がまわり、いくらでも地域経済の活性化につながっていくのです。
いま弘前では、その流れを高めて地元経済に活気を取り戻そうと、協賛金集めやクラウドファンディングをはじめました。
皆さん、一緒にオペラと明るい街づくりを楽しみませんか。
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
理事長 澤上篤人
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団について
当財団は、日本にオペラ文化を広めること、日本の音楽家を世界に送り出すことを事業目標とし、2014年より活動している公益財団法人です。
主な活動として、野外オペラ公演等の開催、音楽家の教育、オペラによる地域の活性化、音楽家への助成があります。
文化芸術が豊かな地域は、笑顔があります。活気があります。これからもオペラでみなさんをもっと笑顔にしたいと考えています。
公式サイト:https://sawakami-opera.org
■地域活性化事業(各地のオペラ公演の紹介)
当財団は日本各地でオペラによる地域活性化に取り組んでおり、近年は徳島県徳島市、福島県喜多方市、新潟県南魚沼市、和歌山県那智勝浦町などで公演を開催しています。また、それぞれの地域で地元有志を中心に結成した合唱団を結成し、約1年間の稽古を経て公演に出演しています。「オペラを観る楽しさ」だけでなく、地元の方に「自らが参加する楽しさ」を味わっていただけるのも本公演の重要な魅力です。
まずは、自分たちが参加して楽しむ。すると周辺の人々も次第にその楽しさの中に巻き込まれていく。そして本番当日はお客様にも楽しんでいただく。「楽しい!」「面白い!」という気持ちは渦のように多くの人々を巻き込み、少しずつ拡大し、地域から日本中を元気にしていきます。
■2024年開催実績
さわかみオペラin徳島「愛の妙薬」
2024年12月14日(土)、12月15日(日)※2公演
あわぎんホール
南魚沼市市制20周年記念 オペラ「椿姫」|南魚沼公演
2024年11月23日(土)
南魚沼市民会館 大ホール
公演レポート
さわかみオペラin紀州勝浦|生まぐろ市場コンサート オペラ「カルメン」ハイライト
2024年10月19日(土)
勝浦地方卸売市場内 特設会場
さわかみオペラジャーナル
喜多方 酒蔵オペラ「椿姫」
2024年6月22日(土)
喜多方プラザ文化センター大ホール
公演レポート
金額50,000円 |
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