「喜多方 酒蔵オペラ」の目的
喜多方で芸術性の高いオペラを上演し、芸術の力で地方から日本を元気にしてきます。
オペラを核として地域経済の活性化を図ります。
オペラ文化を喜多方に根付かせ、心豊かで潤いのある日常をつくります。
オペラにより魅力ある地域をつくり、子どもや孫たちのためによりよい未来を創造します。
未来へと続く文化を育み、オペラの輪を喜多方から全国へ広めて参ります。
目的を挙げればきりがありませんが、オペラを上演することで今日よりもっと素敵で楽しい地域、もっと素敵な明日をつくることができたら本当に嬉しいです。
私たちはオペラを通して喜多方を盛り上げ、喜多方から会津地方、福島県、東北、さらには日本中へとその盛り上がりのエネルギーを広げ、日本を元気にしていきます。
クラウドファンディングの目的
本プロジェクトは、2026年6月27日に喜多方プラザ文化センター大ホールにて開催する「喜多方 酒蔵オペラ『ラ・ボエーム』」のためのクラウドファンディングです。皆様から頂いた寄附金により、15人編成のオーケストラを招へいします。また、舞台美術や照明を充実させ美しい舞台をつくること、さらには舞台スタッフを充実させ、スムーズで安全な運営を行います。
2026年「ラ・ボエーム」の特徴
2023年の公演から大きく飛躍する『ラ・ボエーム』。
イタリアで研鑽を積んだ指揮者・山崎氏、世界的テノール歌手であり演出家・武井氏、選び抜かれた実力派オペラ歌手陣、イタリア・コッチャ歌劇場特別編曲による音楽、拡大した15名編成オーケストラの迫力ある響き、成長を続ける酒蔵オペラ合唱団が結集し、これまで以上に豊かで感動的な総合芸術を創りあげます。
開催概要
喜多方 酒蔵オペラ「ラ・ボエーム」
開催日程
2026年6月27日(土)
会場
喜多方プラザ文化センター大ホール(福島県喜多方市字押切2丁目1)
演目
オペラ「ラ・ボエーム」
作曲:ジャコモ・プッチーニ
全4幕/原語上演/日本語字幕付き
主催
喜多方酒蔵オペラ実行委員会
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
開催決定のお知らせ
オペラ「ラ・ボエーム」あらすじ
19世紀、冬のパリ。
詩人ロドルフォと仲間の芸術家たちは、貧しくも夢にあふれた日々を送っている。クリスマス・イヴの夜、隣に住むお針子ミミが訪ねてきたことをきっかけに、二人の運命が大きく動き出す。恋のときめき、芸術への情熱、そして現実の厳しさ――。 若き芸術家たちの友情と恋、青春の輝きと儚さを描いた、プッチーニの傑作オペラ。
寄付金の使い道について
当財団が定める定款第4 条の公益目的事業に基づき「募集特定寄附金」として、募集のためのシステム経費を控除した残額の総額を喜多方酒蔵オペラ及び喜多方でのオペラの普及のために使用します。本プロジェクトでは目標金額を200万円に設定し、ご寄付を出演料、照明費、小道具費、舞台スタッフ費、旅費等に使用します。
[寄付金募集要項]
寄付金額と特典
寄付金額により、以下の特典をご用意しております。

税制上の優遇について
当財団への寄附金は、税法上の特定公益増進法人への寄附金として、個人・法人それぞれに税制上の優遇措置がございます。詳細は、所轄の税務署又は税理士などへお尋ねください。
【個人によるご寄附】
(1)所得税
控除の方法は《税額控除》と《所得控除》による方法がございます。
《税額控除》 下記算式より算出された額が、「寄附金控除」として、所得税から控除
(年中に支出した公益財団法人等に対する寄附金の合計額-2,000円)×40%=控除額
※寄附金の合計額は年間所得額の40%が限度となります。
※控除額は所得税額の25%が限度となります。
《所得控除》 下記算式より算出された額が「寄附金控除」として、課税所得から控除
(年中に支出した特定寄附金の合計額-2,000円)×所得税率=控除額
※特定寄附金の合計額は年間所得額の40%が限度となります。
(2)住民税
一部自治体の個人住民税についても優遇措置の対象となります。
(3)相続税
相続税についても優遇措置の対象となります。
【法人によるご寄附】
当財団への寄附金は、(1)一般の寄附金の損金算入限度額とは別枠で、(2) 特定公益増進法人に対する特別損金算入限度額以内の金額を、損金算入することが認められています。
(1)一般の寄附金にかかる損金算入限度額
(資本金等の額の合計額または出資金の額×0.25%+所得の金額×2.5%)×1/4
(2)特定公益増進法人に対する寄附金にかかる損金算入限度額
(資本金等の額の合計額または出資金の額×0.375%+所得の金額×6.25%)×1/2
「喜多方 酒蔵オペラ」について
「喜多方 酒蔵オペラ」とは
会場はホールなのになぜ「酒蔵」オペラなのか?
その理由は「喜多方 酒蔵オペラ」は2018年に酒蔵(大和川酒造北方風土館昭和蔵)で始まったからです。2022年に会場を喜多方プラザ文化センターに移しても、公演名の「酒蔵」は残したままにしています。また、合唱団も酒蔵で生まれたことから「酒蔵オペラ合唱団」と名付けました。
「喜多方 酒蔵オペラ」のはじまりは、喜多方市の酒蔵で7人の音楽家が出演したオペラコンサートです。毎回、前回よりもレベルアップした公演を目指し、毎年1段ずつ階段を駆け上がってきました。8回の公演を経て、ついに昨年2025年には80名もの出演者が出演する公演にまで成長しています。さらに昨年はダンサーや9名編成のオーケストラも加わり、より一層華やかな公演をつくりあげることができました。これまでご支援いただいた皆様、実際にご来場いただいた皆様に心から感謝申し上げます。
みなさまに支えられ、おかげさまで「喜多方 酒蔵オペラ」は今年で9年目。酒蔵オペラ合唱団は結成から5年目を迎えます。私たちは、これからもこれまで以上に豊かで感動的な公演を創り続けてゆきます。
「喜多方 酒蔵オペラ」の特徴
- ソリストはオーディションを経て選ばれたプロのオペラ歌手が務めます。
- 合唱団はプロの指導者による約1年間の稽古を経て公演に出演します。
- 長くイタリアで研鑽を積んだ指揮者 山崎隆之が指揮を、また、イタリアの歌劇場でプリモテノールとして活躍した武井基治が演出を務めます。
- オペラ鑑賞が初めての方でも楽しんでいただけるように、日本語字幕付きで上演します。
- チケット代はできるだけ安い金額に設定し、低価格でクオリティーの高いオペラを上演します。
「喜多方 酒蔵オペラ」のあゆみ
2018年~2021年
「喜多方 酒蔵オペラコンサート」
会場|大和川酒蔵北方風土館 昭和蔵
2021年
1月酒蔵オペラ合唱団結成、同7月「喜多方 酒蔵オペラコンサート」でデビュー。
2022年
「喜多方 酒蔵オペラコンサート」
喜多方プラザ文化センター大ホールでの初公演。
※2022年から現在まで同会場で開催。
2023年
「喜多方 酒蔵オペラ『ラ・ボエーム』」(喜多方プラザ40周年記念事業)
初のオペラ全幕上演。名称を「喜多方 酒蔵オペラコンサート」から「喜多方 酒蔵オペラ」に変更。
2024年
「喜多方 酒蔵オペラ『椿姫』」
喜多方を中心に活躍中のレオキャッツダンスムーブメントスタジオのダンサーが初共演。美しく華やかで躍動感あふれるダンスを披露。クラウドファンディングを実施しピアノに加えヴィオリンによる演奏を実現。
2025年
「喜多方 酒蔵オペラ『愛の妙薬』」
レオキャッツダンスムーブメントスタジオのダンサーと2回目の共演。クラウドファンディングにより9名編成のオーケストラを招へいし、「喜多方 酒蔵オペラ」初のオーケストラによる演奏を実現。



2025年「愛の妙薬」



2024年「椿姫」

『椿姫』(2024年)

『椿姫』(2024年)

『椿姫』(2024年)
私たちがつくるオペラ
前述した通り、「喜多方 酒蔵オペラ」の目的は地域を元気にすることであり、目的達成のために主催者である公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団と喜多方酒蔵オペラ実行委員会と共に、酒蔵オペラ合唱団が重要な役割を担っています。
合唱団の役割は出演者の枠に留まらず、設営、撤収、小道具製作、広報など、様々な分野に携わります。そのため本公演は「私たちがつくる手作りのオペラ」であり、合唱団も私たちと共に文化をつくる一員です。その活動の一つ一つが喜多方から日本を元気にすることに繋がっています。
酒蔵オペラ合唱団
プロフィール
2021年1月、喜多方市と近隣地域在住の有志を中心に結成。同年7月「喜多方 酒蔵オペラコンサート」でデビュー。団員は小学生から70代までと幅広く、喜多方市やその周辺市町村の他、福島市や本宮市、宮城県仙台市などからも参加している。現在約60名が所属。「喜多方 酒蔵オペラ」では、2021年「椿姫」ハイライト、2022年「トスカ」ハイライト、2023年「ラ・ボエーム」、2024年「椿姫」、2025年「愛の妙薬」に出演。
近年では、団員有志がキャラバン隊として、喜多方市を中心に地域イベントなどに出演。歌や表現を通して身近に音楽の楽しさを届ける取り組みは、地域に根ざしたオペラの輪をさらに広げている。

酒蔵オペラ合唱団団長よりご挨拶
私たちの晴れ舞台、それは毎年初夏、年1回開催される喜多方プラザでのオペラ公演です。
お客さまに感動してもらおう!その思いで、私たちは一生懸命練習に励んでいます。
私たち酒蔵オペラ合唱団は結成5周年。この5年間、おかげさまで、年を追うごとに盛り上がり、会場が満員になるほどのたくさんのお客様に来ていただきました。合唱団のレベルも年々向上し、団員も約60名にまで大きく成長しています。皆様からのこれまでのご支援に感謝申し上げます。
私たちが最も大切にしていることは「楽しむ」こと。自分たちがオペラを思いっきり楽しんで、「楽しさを周りに拡げていきたい!」。そして、「オペラで地域を盛り上げたい!日本を盛り上げたい‼」と活動しています。
皆さん、ぜひ一緒に盛り上げてください。どうかご支援のほど、よろしくお願い致します。
酒蔵オペラ合唱団
団長 鈴木正人

合唱団員の声
今年からオペラという舞台に参加するので緊張しますが、練習した成果を発揮したいと思います(渡部遼太)
「皆でオペラを作り上げる」とことで地域広げていき、応援してくださる方にも達成感、楽しさを感じて欲しいです。(さとこ)
舞台で自分を表現する場と素晴らしい仲間が出来て、人生に彩りが出来ました。(田中リタ)
3年間助演として酒蔵オペラ合唱団の皆様と共に舞台に立つことが出来ました。私は子供の頃から歌う事への強い抵抗があり、参加当初から「絶対歌う事はない」と思っておりましたが、3年間キラキラと光り輝いて行く皆さんの姿を間近で拝見していて、もしかしたら自分も輝けるのかも?と思い、4年目の集大成として参加させて頂く事を決めました。(ガラッシア)
見学に行って「楽しそう」と思って即、入団しました。最初はイタリア語を覚えるのが大変でしたが、今思えばそれも楽しかったです。今は練習も舞台もキャラバン隊も全て楽しいです♪オペラを始める前まではカゴの中の鳥でしたがオペラを通じて色々な方に出会い、たくさんの学びを得ました。「自分の人生」を考えるきっかけになりました。そして、生きる世界観が180度変わりました。(アンナ)
芸術、文化、伝統 まさしくオペラで日本を元気にしたい。オペラと言えば喜多方になる事を願います。(タカ)
その時がいつかは、今はわからないけど日本人の半分以上が、「酒蔵オペラを観たことがある」そういう景色を見るのが夢です。(スーさん)
さわかみオペラ芸術振興財団 理事長 よりご挨拶
本でも世界でも、クラシック音楽やオペラが低調気味です。商業主義が強くなり、一部の人たちのものとなっているからです。
ところが、我らの「喜多方 酒蔵オペラ」はますます元気一杯です。なぜなら、合唱などでプロのレベルに挑戦する市民も、毎年のオペラ公演を楽しみにしている観客の皆さんも、みなで一緒になってホンモノのオペラ公演を創り上げて、みなで盛り上がっているからです。
これが本当のオペラ文化であり、いまや喜多方が世界をリードしつつあります。
その盛り上がりですが、皆さんのクラウドファンディングで今年はピアノに加え14本の楽器演奏が入り、ますます本格的なオペラ公演となってきています。
どうぞ、お楽しみに!
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
理事長 澤上篤人

さわかみオペラ芸術振興財団とは
当財団は、日本にオペラ文化を広めること、日本の音楽家を世界に送り出すことを事業目標とし、2014年より活動している公益財団法人です。
主な活動として、野外オペラ公演等の開催、音楽家の教育、オペラによる地域の活性化、音楽家への助成があります。
文化芸術が豊かな地域は、笑顔があります。活気があります。これからもオペラでみなさんをもっと笑顔にしたいと考えています。






