公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団

喜多方 酒蔵オペラ「椿姫」を成功させ、地域を芸術で盛り上げたい!

img-cover
img-cover
img-cover
支援総額
2,426,000
242%
目標金額 1,000,000
ネクストゴール 2,000,000
サポーター
115
終了しました
2024年04月25日 23時59分 まで
ラーメンの街として名高い福島県喜多方市。ここで今、「オペラ」が地域に新しい文化と価値を生み出そうとしています。喜多方と近隣地域の有志で結成された「酒蔵オペラ合唱団」は今年6月、ヴェルディの名作「椿姫」全幕原語上演にチャレンジします。ここまで楽しみつつも厳しい練習を重ねてきましたが、団員を支えてきたのは「オペラで人々が笑顔、幸せに。オペラで社会を盛り上げたい」という熱い気持ちです。「喜多方 酒蔵オペラ」が世界へ発信される日を目標に、みなさまも寄付でこの酒蔵オペラに参加し、合唱団の成長を応援し、ともに街を新しい文化で盛り上げる仲間となって下さいませんか。そして、6月にはぜひ、喜多方に足を運び、公演を観にいらして下さい。 皆様からの熱いご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

酒蔵でオペラ?

寛永二年(1790)創業、大和川酒造店大和川酒蔵北方風土館 昭和蔵を拠点に、地域住民が合唱団として参加する「喜多方 酒蔵(さかぐら)オペラ」

始まりは2018年、この酒蔵で開催したプロの演奏家による「喜多方 酒蔵オペラ」(主催:さわかみオペラ芸術振興財団)でした。胸に迫るアリアの名曲やオペラハイライトを、かつて酒蔵だったという特別な空間で楽しむこのコンサートは、回を重ねるごとに評判が高まりました。地域では毎年恒例のイベントとして定着し、オペラを楽しむ文化が徐々に広がっていったのです。

大和川酒造北方風土館 昭和蔵
満席の第1回 「喜多方 酒蔵オペラ」

誕生!「酒蔵オペラ合唱団」

そんな中、オペラに感動した地域住民の間で、「合唱団を作ろう!」という気運が高まり、2021年1月、約20名で「酒蔵オペラ合唱団」が結成されました。

団員のほとんどが合唱もオペラも、イタリア語も未経験だった中、地域にプロの声楽家がいたという幸運もあり半年間の猛特訓の末、ソリストと3曲を共演。『椿姫』の「乾杯の歌」「ここへ来るようお誘いしたけれど」などでデビューを飾りました。

酒蔵オペラ合唱団の舞台デビュー(ソプラノ:山口なな、テノール:前川健生、2021年)

ステージから見えた景色

翌年には公演会場を喜多方プラザ文化センター・大ホールに移し、特訓期間も1年に延長。約1000席の大ホールでの名曲ハイライト公演は、憧れのソリスト4人との共演、カーテンコールでの大歓声と拍手、スタンディングオベーション、「それまでの練習の苦労が一気に報われ、団員は身も心も大きく揺さぶられ、何かが目覚めた」(酒蔵オペラ合唱団・団長/鈴木正人さん)体験だったと言います。

『トスカ』より「テ・デウム」(バス・斉木健詞、酒蔵オペラ合唱団、2022年)

さらに翌年(2023年)にはソリスト8名を迎え、子どもたちを加えた合唱団員約50名で『ラ・ボエーム』全幕を上演し、大成功を収めました。この公演には約90件の寄付・協賛により230万円余りの支援が寄せられ、舞台美術なども格段にレベルアップさせることができました。

『ラ・ボエーム』(2023年)
『ラ・ボエーム』(2023年)
『ラ・ボエーム』(2023年)

地域の新しい文化創造をめざして

さて、ここまでお読みいただいて、アマチュアの趣味だと思われたかもしれません。
確かに、結成当初はシンプルに「みんなが楽しい合唱団」(鈴木さん)を目指したと言います。

しかし今や団員は、もっと合唱のレベルを上げたい、もっと公演のクオリティを高めたい、もっと多くの人にオペラの素晴らしさを知ってもらいたい、さらにはオペラで地域を活性化したいという意欲が高まり、それにつれて喜多方市や会津若松市などの公的機関からも演奏依頼が次々に舞い込むようになりました。全国から来場するお客様の満足度も高く、酒蔵オペラ合唱団の力で「地域の文化レベルが押し上げられていると感じる」(喜多方市在住、合唱指導・テノール歌手/油谷充恩さん)までに成長したのです。

練習は今も変わらず大和酒蔵北方風土館 昭和蔵で行われている

やってみて初めて分かった「オペラには人を、地域を元気にする力、笑顔、幸せにする力がある」(鈴木さん)。もはやラーメンだけではない、喜多方の街の魅力のひとつとして、「喜多方 酒蔵オペラ」を世界中へと発信し、世界中からこの街に人が集うことを目指しています。

寄付金の使い道について

当財団が定める定款第4 条の公益目的事業に基づき「募集特定寄附金」として、適正な募集経費を控除した残額の総額を喜多方酒蔵オペラ及び喜多方でのオペラの普及のために使用します。

大道具費:400,000円
小道具費:250,000円
照明費:300,000円
旅費(舞台スタッフ):110,000円
舞台スタッフ費:500,000円
リハーサル会場費:120,000円
印刷費: 250,000円
合計1,930,000円

これらの費用のうち今プロジェクトで100万円に設定し、
ご寄付を小道具費、印刷費、舞台スタッフ費に使用します。
[寄付金募集要項]

寄付金額と特典

寄付金額により、以下の特典をご用意しております。

※複数回、ご寄付をいただいた場合は、最終的な寄付総額で特典をご用意致します。

公演概要

開催日程
2024年6月22日(土)
会場

喜多方プラザ文化センター 大ホール(福島県喜多方市字押切2丁目1)
演目

オペラ「椿姫」
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
全3幕/原語上演/日本語字幕付き
主催

喜多方酒蔵オペラ実行委員会
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
公演サイト:https://sawakami-opera.org/sta...

さわかみオペラ芸術振興財団 理事長 よりご挨拶

喜多方で本物のオペラを楽しめる、そして地元も元気にしてしまえるなんて、すごい贅沢ですよね。その贅沢も、みんなでお金を出し合って、より立派な舞台を制作しよう、照明や演奏も充実させようということで、地元のみんなでつくり上げているのです。 その上で、有志たちは1年間の特訓を経て合唱などで舞台に上がる。チケットも、出来るだけ安い価格で、多くの地域住民や全国の人にも楽しんでもらえる。この全国に先駆けた贅沢は、みなの寄付でもって、いくらでも大きくしていけるのです。

公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
理事長 澤上篤人

さわかみオペラ芸術振興財団とは

当財団は、日本にオペラ文化を広めること、日本の音楽家を世界に送り出すことを事業目標とし、2014年より活動している公益財団法人です。
主な活動として、野外オペラ公演等の開催、音楽家の教育、オペラによる地域の活性化、音楽家への助成があります。
文化芸術が豊かな地域は、笑顔があります。活気があります。これからもオペラでみなさんをもっと笑顔にしたいと考えています。

公式サイト:https://sawakami-opera.org

税制上の優遇について

当財団への寄附金は、税法上の特定公益増進法人への寄附金として、個人・法人それぞれに税制上の優遇措置がございます。詳細は、所轄の税務署又は税理士などへお尋ねください。
【個人によるご寄附】
(1)所得税
控除の方法は《税額控除》と《所得控除》による方法がございます。
《税額控除》 下記算式より算出された額が、「寄附金控除」として、所得税から控除
(年中に支出した公益財団法人等に対する寄附金の合計額-2,000円)×40%=控除額
※寄附金の合計額は年間所得額の40%が限度となります。
※控除額は所得税額の25%が限度となります。
《所得控除》 下記算式より算出された額が「寄附金控除」として、課税所得から控除
(年中に支出した特定寄附金の合計額-2,000円)×所得税率=控除額
※特定寄附金の合計額は年間所得額の40%が限度となります。
(2)住民税
一部自治体の個人住民税についても優遇措置の対象となります。
(3)相続税
相続税についても優遇措置の対象となります。
【法人によるご寄附】
当財団への寄附金は、(1)一般の寄附金の損金算入限度額とは別枠で、(2) 特定公益増進法人に対する特別損金算入限度額以内の金額を、損金算入することが認められています。
(1)一般の寄附金にかかる損金算入限度額
   (資本金等の額の合計額または出資金の額×0.25%+所得の金額×2.5%)×1/4 
(2)特定公益増進法人に対する寄附金にかかる損金算入限度額
   (資本金等の額の合計額または出資金の額×0.375%+所得の金額×6.25%)×1/2

団体情報
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
団体情報
公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。