水害で汚れた写真を現地から預かり、1枚ずつ丁寧に洗浄して、持ち主にお返しする被災地支援を「写真洗浄」と言います。
当団体は2019年からこれまで全国8ヶ所の写真、約1万枚を洗浄してきました。
しかし、残り8,000枚以上。お返しするのに約5年。令和6年能登半島地震の写真も預かることを予想すると、さらに時間がかかってしまいます。
1日でも早く持ち主の元に写真を返したい……
そのため現状週1回の活動では足りず、定期的に活動できる拠点を設けることで2,3年以内にお返しするための拠点を神戸に設けることにしました。
家族旅行や結婚式。子どもや孫の写真。
そんな思い出を綺麗にすることで被災された方の心のケアにつなげる大切な活動です。
一枚でも早く写真を持主にお返しするために力を貸していただけませんでしょうか?
どうかよろしくお願いいたします。
おたがいさまプロジェクト
2024-03-11 13:44
|あたたかい想いを灯しつづけられる限り|
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おたがいさまプロジェクト代表の大竹です。
東日本大震災から13年。今年もまた様々なところで祈りが捧げられています。
当時、私は東京の14階のマンションに住んでいました。大きくく。永久と感じるほど激しく揺れが起こり、四つん這いになりながら『これが死ぬということか』とはっきりと覚えています。(続く)
東日本大震災から13年。今年もまた様々なところで祈りが捧げられています。
当時、私は東京の14階のマンションに住んでいました。大きくく。永久と感じるほど激しく揺れが起こり、四つん這いになりながら『これが死ぬということか』とはっきりと覚えています。
20代の頃、東京で空き缶のゴミ拾いから始まったボランティアは、路上生活や視覚しょう碍支援などを経て、2011年から被災地支援を始め、最後は廃校になる小学校で子どもたちと一緒に思い出を作る動画制作活動を行っていました。
今も子どもに愛情を伝え、被災された方に寄り添えているのはあの時の。強くつよく僕を抱きしめてくれた子どもたちがいてくれたからです。深淵とも言える悲しみでしたがそこから希望を見出すことができました。
ただ。
ボランティアをはじめてから25年。世界各地の悲しみは変わらず、もしかしたら悪くなっているかも知れないと夜中に不安にかられるときがあります。それでも周りを見渡せばかならずあたたかい心をもった方と出会います。そんな希望の灯りを大切に扱わなくてはいけない、広げていかなくてはいけないと、僕は後ろでふんぞりかえらず、前線で活動し続け、出会うボランティアの若者に敬意を表しつづけています。
僕は馬鹿なのでやれることに限りがありますが、ほんの少しでもれかにあたたかい想いが届けられるなら、僕ができることを続けていこうと思います。