パパ育コミュとは
パパ育コミュは、オンラインでパパの育児や育休をテーマに活動するコミュニティです。パパたちが時間も場所も選ばずにパパっと集まれる場所を作りたいという想いから、2020年6月に活動を始めました。当初は数名で活動していましたが、コミュニティの活動を知ったパパが少しずつ集まり、現在では200名を超えるパパ(うち、育休取得者は100名以上)が参加する日本最大級のパパコミュニティとなりました。最近では、珍しいパパのコミュニティということでNHKや日本経済新聞をはじめとしたメディアからも取材を受けるようになりました。
活動開始から2年がたった今、パパ育コミュは200人以上のパパたちが集まる場所になっています。
なぜパパたちに、コミュニティが必要なのか
パパたちのコミュニティは日本国内に僅かしかありません。まして、オンラインで時間も場所も選ばずに活動できるコミュニティはほとんどありません。しかし、2022年の改正育児・介護休業法の施行に伴い、パパコミュニティのニーズは飛躍的に高まっています。実際、パパ育コミュのメンバーは2020年の設立当初の数名から2年間で200名以上にまで増加しました。一体何故、こんなにもパパのコミュニティが必要とされているのでしょうか?
その背景の一つに、「パパの育児がしづらい社会構造」の問題が挙げられます。
戦後の高度経済成長期にできた労働環境は男性を育児から遠ざけ、終始雇用を前提に長時間労働を強いる働きを日本の労働文化にしてきました。その結果、男性は育児に参加できず、結果的にワンオペに代表されるように女性に育児負担が重くのしかかる構造ができてしまいました。
しかし、現代において労働人口は減少傾向にあり、また、単純労働ではなく多様な発想が価値を持つ時代になっていることなどを背景に、女性の社会進出の必要性が声高に叫ばれています。そのためには、男性も女性も共に育児をしながら働きやすい労働環境を作ることが不可欠です。
・性別に関係なく、夫婦が同時に育児のスタートを切るために夫婦で育児休業を取得すること
・子供の保育園の送迎や突発的な傷病時に対応できる家庭(ライフ)を重視した働き方の実現
・子供の成長と共に、働き方を柔軟にデザインできるような労働環境の整備
上記のような、育児世代が働きやすい環境が整備されることが、日本社会にとっての喫緊の課題になっています。
実際、育休を取得したいけど思い通りに取得できないパパは年間約70万人、育児をしながら柔軟に働きたいけど実現できないパパ(ママ)が数千万人単位でいると言われています。
すべてのパパたちに、同じ悩みを持った仲間と出会い、一歩を踏み出す場所を
このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。パパ育コミュの代表、シカゴリラです。
2020年に育休を取得した私は、育児の孤独に苛まれました。会社という社会とのつながりを失い、コロナ禍で外出もままならず、家にこもって家事や育児に一生懸命取り組みました。そんな生活が3ヶ月ほど過ぎ、育児がふっと落ち着いた頃に気持ちが疲れていることに気づきました。
きっと、世の中には自分と同じように孤独を感じ、育児仲間と時間も場所も選ばずに交流できるパパがたくさんいるに違いないと感じ、パパ育コミュを立ち上げました。
活動開始から2年、今では200名以上(うち、育休取得者は約100名)の日本最大級のパパコミュニティになりました。この場所は、育児に積極的に励むパパたちにとってなくてはならない場所になりました。これからも育児や仕事に忙しいパパたちが時間も場所も選ばずに集うことができる場所を残すためにみなさまからの温かいご支援をお待ちしています。
パパ育コミュ
代表 シカゴリラ
ご支援の使い道
パパ育コミュは、皆さまからのご支援で成り立っています。これまで活動に係る諸経費はすべてコミュニティメンバーからの持ち寄りで運営してきました。しかし、参加者の人数も増え、すべてを賄うことが難しくなってきました。コミュニティが継続的に活動を続けていくためにも、ボランティアとして参加してくれる方々が負担する実費だけでも支払いたいと思っています。
皆さまからのご寄付は、主にコミュニティのメンバーが負担する実費や「育休スクール」等のイベント運営費として使用させて頂きます。
500円のご寄付を60名の方からいただければ、1回の「育休スクール」を開催し、15人のパパたちに自分らしい育休をデザインするノウハウをお伝えすることができます。
500円のご寄付を200名の方からいただければ、ボランティアの実費負担を賄い、継続的な運営をすることができます。