認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷ

ペアレント・サポートすてっぷの活動を継続的に応援してくださるマンスリー会員(月次決済型)を募集します

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NPO法人ペアレント・サポートすてっぷは2012年から岡山県倉敷市で障がい児・者の親を支援する活動を続けています。毎週火曜と木曜、月に1度は日曜や祝日に開く「保護者の居場所うさぎカフェ」では、幅広く障がい児者の親の悩みを受け入れてきました。2022年度からは「重度知的障がいの子の親」、「障がい児を育てるシングル家庭」、「病弱・難病の子の親」「障がい児の父親」「成人障がい者の親」など、特に大きな困難を抱えている方たちへの特化型支援を開始。2021年秋から開始した「くらしき支援LABO」では、地域の支援者とチームを作り、障がい者がその人らしく暮らせるまちづくりに繋がる活動を始めました。年々拡がる活動を維持するための資金がどうしても必要です。安定した活動のために【毎月一定額】で応援してくださるマンスリー会員を募集します。

認定NPO法人ペアレント・サポートすてっぷとは

私たちは岡山県倉敷市で「障がい児の保護者による保護者支援」の活動を行う認定NPO法人です。

2016年より「うさぎカフェ」という保護者の居場所(カフェ形式の相談所)を運営し、コロナ前は年に 1,000 人超、コロナ禍でも480名弱の来所者を受け入れてきました。現在は月に7~8日、年間70日前後開所し現在8年目となります。運営スタッフはほぼ全員が20代の障がい者の親たちです。

ここには様々な悩みごとが持ち込まれます。子どもの障がいを受け入れられず戸惑っている気持ち。障がい特性がどういうものかわからないという悩み。学校や友だちとの摩擦によるストレス、そこからの不登校。家族や親類に理解されない哀しみ。そして何より、「この子は生きて行けるのか」という、見えない将来への不安。

それらを、法人のスタッフ=先輩親が話を聞き、思い悩みながらも日々頑張っている保護者をねぎらい、称え、励まします。そして未来への見通しを持つお手伝いをさせてもらうのです。

うさぎカフェを使い慣れている保護者は言います。
「ちょっと気持ちが疲れてしまったので来ました」
「ここに来たらいっぱい褒めてもらえるから」

そう、私たちは来られた方を教え諭す立場ではありません。子育てはどんなに努力しても上手くいかないことがたくさんあります。ましてや障がいのある子の育ちは親自身と違っているため、良かれと思ってやったことが裏目に出てしまうことも多い。でも、上手くいかないことがあったからと言ってその人の頑張りが消えるわけではないのです。あなたがどれだけ頑張っているか私たちはよくわかっているよ」そう伝え、一緒に悩み考える。それが私たちの仕事、保護者の居場所うさぎカフェの役割です。

居場所カフェ運営以外の活動は、以下の通りです。

  1. 「成人障がい者の親と支援者の出会い場」「障がい児を育てるシングル家庭のためのデイキャンプ」「重度知的障がいの子の親のためのカフェ」「病弱・難病の子の親のためのカフェ」「障がい児の父親のための夜カフェ」など、ターゲットを絞った特化型カフェ
  2. 地域の福祉人たちとチームを組み障がい児者が社会に溶け込み自分らしく暮らすことができ、支援者が意欲を持って働けるようなまちづくりに取り組む「くらしき支援LABO」の活動
  3. 依頼を受けて保護者同士の交流の場づくりをする活動
  4. 相談支援ファイル「かがやき手帳」の開発と推進(現在、成人期版フォーム開発し普及活動中)
  5. 2018年西日本豪雨災害で被災した倉敷市真備町での復興支援~防災・減災に関する取り組み
  6. 障がい者の防災に関する活動(かがやき手帳成人期版の防災ページ作成・普及活動)
  7. 各地での保護者支援に関する講演活動や主催講演会(フォーラム)の開催
  8. 障がい児の子育てに役立つYouTube動画制作・配信(チャンネル名「ペアレント・サポートすてっぷチャンネル」動画数133本、チャンネル登録者数467名)
  9. 障がい児の子育てに役立つ冊子「倉敷子育てハンドブックひとりじゃないよvol.1~vol.3」の発行

活動開始から12年。「障がい児の保護者支援」を貫いた活動を展開しており、「どんな状況の保護者にも届く支援」を常に模索し活動を創り続けています。

なぜ障がい児の保護者に支援が必要なのでしょうか

社会では、障がいのある子どもへの支援の必要性は認知されていても、その親への支援の必要性はまだ認知されていません。

理由として、「親は大人だから自分の悩みは自分で解決すべき」「障がい児の親になったんだったら頑張るのが当たり前」「子どものためにも早く現実を受け入れて前向きにならないと」などという先入観を持たれやすいということがあります。しかし、障がい児の親になる経験は、誰でも初めてのことです。なろうと思ってなるわけではありません。ましてや、

自分の子どもに障がいがあるという事実は、他者が思うほど簡単に受け入れられるようなものではないのです。

親たちは、子どもの行動の理由がわからず戸惑いますが、周囲に聞こうにも、同じ経験をしている人がいないため、相談することもできません。結局親は一人で思い悩み、次第に孤立してしまいます。子どものために良かれと療育先を探したり、学校の先生とコミュニケーションを取って環境を整える努力をしますが、

親の気持ちはなかなか周囲に理解されないため、ストレスを溜め込みやすくなってしまいます。

しかし親が孤立し、追い詰められていく状況は、子ども自身の健全な育成にも悪影響を及ぼす可能性があります。なぜなら子どもは、一人で生きているわけではないからです。その一番近くには、親がいます。親が元気がなかったら、子どもも元気でいられません。親に笑顔がなかったら、子どもだけ笑顔になるのは難しいでしょう。お母さん・お父さんがサポートを受けられず孤立している状態を解消する必要があります。

保護者が、仲間と出会い、必要なサポートを受けながら安心して子育てできる環境が整えられることによって、子どもも保護者も共に笑顔になっていけるのです。

12年を経過してたどり着いた境地は、「保護者の幸せと子どもの幸せは密接に結びついている…だから障がいのある人が幸せに年を重ねていける街をつくる」対面支援は続けつつも、地域社会を変えていくアクションへ

私たちは活動から10年近くの間は、私たちの団体だけで、障がい児保護者支援活動を続けてきました。しかし近ごろは地域の支援者の方たちとつながり、もっと広くトータルに障がい児・者がその人らしく生きられるような街を作るための活動に取り組めるようになってきました。

法人スタッフ研修でも、「障がい児の親の幸せ」と「障がいのある本人の幸せ」はやはり切り離しがたいということ、親が幸せになるには障がいのある本人が充実して生きていることが重要だと確認しています。

つまり、障がい児・者の親を幸せにしようと思ったら逆にその子たちが豊かな人生を送れるようにしなければならない。私たちは多くの方と手を繋いでチームを創り、障がい児・者が一生涯を通してトータルに見守られ、時に必要に応じた支援を受けながら幸せに生きていける街をつくるために活動を拡げることにしました。チームの名は「くらしき支援LABO」。
地域で障がい者の幸せな人生につながる活動を活発に繰り広げています。

ご支援の使い道とご報告

私たちの活動の根幹である「保護者の居場所 うさぎカフェ」は、皆さまからのご支援で成り立っています。

皆様からいただいた寄付の主な使い道は、まず活動拠点維持費として使わせていただきたいと思います。

  1. 活動拠点である事務所の家賃
  2. 活動する上で必要な事務経費(ホームページ保守管理料、プリンターリース料、プロバイダ料、セキュリティ料、データベース利用料等)
  3. スタッフの人件費

これらの経費が賄えると、安定的に活動ができます。

どんなに良い活動であってもそれに従事する場所と人がいなければ成り立ちませんので、ここを支えていただけますと大変助かります。
例)3万円のご支援で、うさぎカフェが1回、開催できます。

保護者の本当の満足につながる「特化型カフェ」企画にも力を入れています。

2021年度からは、これまでの支援に加えより一層的を絞って、更に困難度の高い人たちにリーチできるよう、以下のような重点的支援活動を始めました。

  • 難病など病弱の子の親のためのカフェ企画
  • 重度知的障害の子の親のためのカフェ企画(第1回目は8月8日開催)
  • 成人期の親の語り場企画(第1回目は11月27日予定)
  • お父さんのための夜カフェ「ウサギ食堂」(昨年2月より2か月に1度開催、直近は7月2日)
  • 障がいのある子を育てるシングル家庭のためのお食事会(3月・6月に実施)

上記1~5の支援活動は困難度が高くなるため、より専門性の高いスタッフが複数が必要となります。つまり外部講師に多数協力してもらう必要があり、更にシングル家庭のための企画の場合は託児担当も必要となります

困難度の高い方に対し有益な支援をお届けするには、これまで以上に多くの資金が必要です

団体設立以来「どんな状況の人でも支援につながることができる」状況を作りたくて私たちは活動をしてきました。活動開始から10年、多くの人との豊かな関係性を紡いで来た今だからこそ、多くの専門家の力を借りることができます。今だからこそ、一番困っている人たちに手をつなぎにいけるのです。どうか、この重点的支援活動についても、資金面で応援してください、よろしくお願いいたします。

継続決済(毎月引き落とし)の賛助会員として活動を支えてください

例えば「賛助会員(1口)」を選択していただきますと、1口千円が毎月、クレジットカード決済されます。1年間で1万2千円になります。2口なら2万4千円。法人会員さまであれば、1口年間12万円、2口で24万円となります。

賛助会員になっていただいた皆様には、以下の特典がございます。

  • 毎年作成される年次報告書(冊子)の送付させていただきます
  • 法人の様々な活動にご参加いただいたときに賛助会員さまだけにちょっとした特典やプレゼントをご用意します
  • Facebookの賛助会員限定クローズドグループ「秘密結社うさぎ倶楽部」へのご招待(一般には非公開の法人の情報が不定期にアップされます。会員限定のイベントへのご案内もあります)

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

障がい児のお母さん・お父さんたちを支える活動のために、どうか皆様の温かなご支援をお寄せください。よろしくお願いいたします。

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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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