地震・豪雨で被災された人々へあたたかい支援を
地震の被害に遭われたすべての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
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発災直後より、PBVは緊急支援募金を立ち上げ、スタッフが現地入りし、輪島市と珠洲市にて活動を続けてきました。地元の団体や関係機関、支援団体と連携しながら情報収集・支援活動を行い、刻一刻と変化する現地のニーズに最適な支援ができるよう進めています。
長引く支援活動の実行のためには、支援金が必要になります。
皆さまからのご支援は、長期的な支援(食料品、飲料水、日用品の配布、越冬支援、避難所の運営サポート、被災家屋の支援、コミュニティ形成支援など)の提供、その他被災地のニーズ合わせた支援活動に大切に活用いたします。
現地の人々が安心して暮らしと笑顔を1日でも早く取り戻せるよう、皆さまのあたたかいご支援、ご協力をお願いいたします。
ピースボート災害支援センターの寄付金に関する取扱規程は下記をご参照ください。
一般社団法人ピースボート災害支援センター寄付金等取扱規程[PDF]
これまでの支援活動について
発災から1年の支援活動につきましては、以下にまとめております。ご覧ください。
> 能登半島地震から1年
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↑ 発災直後より食事支援(炊き出し)を開始。発災から1ヵ月の間に合計4,000食以上を実施しました。
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↑ 発災当初より、指定避難所、自主避難所、車中泊をしている方々が避難している場所、孤立集落など複数箇所を巡回し水や食料、発電機やガスコンロ、ガスボンベ、カイロなどを配布しました。
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↑ 新プロジェクト「FOOBOUR(フーバー)」が始動しました。このプロジェクトでは災害時は炊き出しキッチンカー、平時は無人の移動フードバンクとして活動するトラックを使用。当初は炊き出しに活用され、4月以降は24時間自由に物資を取りに来られる場所として珠洲市に常設されています。
こころが折れかけています…
9月21日、能登半島豪雨発生。
追い打ちをかけるように、9月21日には記録的な大雨による被害が発生しました。珠洲市は、市内8カ所の河川が氾濫し、土砂崩れにより4地区が孤立、約1700戸が断水。さらに、家屋をはじめ仮設住宅も浸水被害を受け、街の景色がまた一変してしまいました。
豪雨の浸水被害や土砂災害で、ようやく修繕した自宅が被災した方、仮設住宅が浸水し避難所生活に逆戻りした方もいました。建設や豪雨浸水の復旧工事が急がれる仮設住宅ですが、豪雨の被災者向けにも追加で必要になる状況です。
「ダブルパンチです」
「さすがに心が折れました」
「店を再開したばかりなのに見通しがたたない」
「もう、笑うしかないよ」
など、住民の方々からは、このような切実な声が聞かれます。
能登半島の被災地では、長期的な支援を必要としています。どうか皆さまのご支援をお願いたします。
PBVはこれまでの災害支援の経験や知見を活かし、被災された方々の生活再建に向けて必要な支援活動を実施していきます。
最新の活動の様子はSNSをご覧ください
現在も最新情報は公式SNSでいち早く発信しています。
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ピースボート災害支援センターについて
ピースボート災害支援センター(PBV)は、2011年東日本大震災を契機に設立された、被災地での災害支援活動や災害に強い社会作りに取組む非営利団体です。
毎年発生する国内外の災害に対して「人こそが人を支援できるということ」を理念に災害支援活動を実施しています。これまでに延べ10万人以上のボランティアとともに活動を行ってきました。また、将来の災害に備えるため、全国規模での人材育成、防災・減災教育にも取り組んでいます。
誰しもが、自然災害に遭遇する可能性があります。国や地域を越えて、すべての人々が互いに助け合える社会を作ることが、困難に立ち向かう力になると信じています。
私たちは、災害に見舞われた地域の回復のために、そこの文化や営みに寄り添い、支援者として自発的に関わる方々の想いをカタチにしていきます。
そして、大切な家族や友人、コミュニティを守るために、防災・減災を学ぶ機会を提供しています。