厳しい寒さを乗り切るために支援物資を!
令和2年7月に九州豪雨被害にあった人吉は、九州山地の連山に囲まれた盆地で寒暖差が激しい地域です。九州豪雨が起きたときは熱中症が問題とされていましたが、これから冬にかけて寒さが問題視されてきます。そこで、私たちは寒い冬を被災地の方が乗り切れるように暖房機器と布団を被災地の方へ届ける活動を行います。
被災地ではまだ、コロナ禍の影響でボランティアが不足し、3か月たった今でも多くの方が避難生活を余儀なくされています。
私たちはコロナ禍の中、直接現地には行けないものの、できることはないかと考えていました。そこで私たちが資金を集め、実際に現地で活動されている方々の一助になれば、と思索を巡らせていたところ【ロハス南阿蘇たすけあい】の村民に寄り添った活動に心打たれました。
一般社団法人 ボランティア団体【ロハス南熊本たすけあい】は、2016年4月の熊本地震から創設されました。九州各地に甚大な被害が生じ、例外なく南阿蘇村も大きな被害を受け、当時の活動は「困っている人がいるから、何とかしないと」と、がむしゃらに活動されていたそうです。その中で「助けを待つだけでなく、自分たちの足で復興に向けて歩き出さなければならない」と気付き、「村民の方と一緒に復興に尽力する」というスローガンの元、現在も活動を続けていらっしゃいます。現在は人吉をベースに、主に災害ゴミの回収や解体、物資の受け入れ、社協ニーズ調査、土砂積み込み・運搬などの活動をされています。
10月11日(日)に、プロジェクトに参加しているメンバーで被災地である人吉を訪問し、クラウドファンディングの資金を寄付しようと考えている【ロハス南阿蘇たすけあい】の皆様とお会いしてきました。実際に現地を訪問しお話をお伺いすることで、被災地の状況を知ることができたと共に、【ロハス南阿蘇たすけあい】の皆様がどのような思いで活動されているのかを知ることができました。特に、代表の井出さんから「被災地の方は助けを必要としていても言えない環境にある」と教えていただきました。
だからこそ私たちは、被災地の方から直接助けの声を聞けなくても、支援物資を届ける活動が必要だと感じました。私たちのネックとなっている「現地に寄り添う活動」に注力されている【ロハス南阿蘇たすけあい】と寄り添い、活動していきます。
ご支援の使い道
この熊本revivalプロジェクトは、在宅避難者の方々へ「暖房機器」や「布団」などの支援物資を届けることを目的としています。
被災地では、現在も400人以上の方が在宅避難生活を送っていると報道されています。【ロハス南阿蘇たすけあい】は既に120人の方へ物資を配布をされていますが、少なくとも、残り280人の方へ物資を配布する必要があります。
そこで、私たちは30人の方へ支援物資を届けるために、1つ1万円の支援物資を提供すると仮定し、合計30万円の資金を集めたいと考えております。
クラウドファンディングで提供して頂いた資金は、全額【ロハス南阿蘇たすけあい】に寄付いたします。直接現地へ届けることができない私たちの代わりに、【ロハス南阿蘇たすけあい】の皆様を通して、被災地へ支援物資を届けます。
熊本Revivalプロジェクトのメンバーについて
このプロジェクトは熊本学園大学の「学生団体 ぴあラボ」と「地域中核リーダーシップ育成プロジェクト」に所属する学生が主体となり活動しています。
学生の中には、被災地に行き支援をしたいと考えている生徒がたくさんいます。また、プロジェクトに参加している学生の中には実家が被災したメンバーもいます。しかし、新型コロナウイルスの影響で現地に行くのが困難な状況です。
そこで、私たちは遠隔でも被災地の復興に貢献できる方法を考えました。
多くの方へ支援物資を届けるため、皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
熊本学園大学 ぴあラボ HP:https://peraichi.com/landing_pages/view/peerlabo