平和と健康を担う人づくりのために
1962年からネパールを中心に約20年間海外で医療活動に従事してきた岩村昇医師が、自らの活動経緯と反省をふまえ、「物」「金」中心の一時的援助を越えた草の根レベルの人材交流・育成を提唱して1981年6月に設立したのが、公益財団法人 PHD協会です。
私たちの活動の目的は、
・アジア・南太平洋地域からの研修生の招聘、研修後のフォローアップを通して、草の根の人々による自立した村づくりと生活向上に協力すること
・日本の人々もアジア、南太平洋地域の人々との交流を通して学び、そこから毎日の生活を問い直し、平和(Peace)と健康(Health)を担う人材を育成(Human Development)し、「ともに生きる」社会をめざすこと




アジア・南太平洋地域から研修生を招き、村づくりに協力
アジア ・ 南太平洋の村の人々を研修生として日本に招き、
農業、 保健衛生、 地域組織化などの研修を行い、
帰国後もフォローアップを行うことを通じて、
草の根の人々による村づくりと生活向上に協力します。
PHD研修生、帰国後の活動
PHD協会の研修生は各々のコミュニティのニーズにあわせて、農業、保健衛生、初等教育、人権などを日本で学びます。帰国後は研修したことを活かしながら、コミュニティの生活環境改善、生活の質の向上を目指して精力的に活動しています。
例えば......
- ミャンマー中部の街マンダレーのスラムに暮らす子どもたちの生活向上に向けた取り組み
- ネパール東部クンタベシにおける妊産婦や乳幼児の健康を守るための活動
- インドネシア西スマトラ州におけるむし歯や生活習慣病予防運動
上記の活動を推進する人材は当会の研修事業によって各地域に育成されています。



皆さまからの会費・ご寄附は「研修生招へい再開のために」活用いたします
世界的な新型コロナウイルス感染拡大によって、2020年度は研修生を招へいすることができませんでした。今年度来日する予定だった38期研修生たちは、1年延期になった日本での研修(農業、保健衛生、教育、人権など)を待ち望んでいます。皆さまからの年末募金は、「研修生招へい再開」と、「研修生を新型コロナウイルス感染症から守るための予防対策」の費用としても活用させていただく予定です。



2021年度招へい予定の研修生。上記写真左から、アシカさん(ネパール)、トゥートゥウェイさん(ミャンマー)、ブディさん(インドネシア)。
会員を募集しています
私たちの理念・活動にご賛同くださる方は、ぜひ会員としてご参加ください。
PHD協会には4種類の会員制度がございます。
・正会員(会費:5,000円/年)*1
・友の会(会費:1,000円/年)*2
・終身会員(会費:100,000円)
・法人会員(会費:20,000/年)*3
*1 正会員1口5,000円で、任意の口数を受け付けております。
*2 友の会費は1,000円以上の任意の金額にて受け付けております。
*3 法人会員費は1口20,000円で、任意の口数を受け付けております。
決済画面のお客様情報と寄付金額を入力いただく際、会費を納入いただく方も「寄付金額」の欄に金額を入力ください。また、お手数ですが、最下部の空欄(コメント等を入力できるようになっています)に会員の区分及び口数をご入力くださいますようお願いいたします。
PHD協会への会費・ご寄附はPHD 協会会費は免税・減税の対象となります。
(2016 年1 月から所得税、2018 年1 月からは住民税も控除対象に拡大)