皆様は『音訳PHP』というものをご存じでしょうか。目が見えない方、見えにくい方のために製作されている、『PHP』誌の音訳版(録音図書)です。音訳者の方に『PHP』誌を朗読・録音していただき、その音声データ(デイジー)を「サピエ図書館」という視覚障害者のためのウエブサイトを通じて、無償で毎月多くの方にお聞きいただいています。この度、2022年度の『音訳PHP』活動を展開するために、今期のクラウドファンディングを立ち上げました。500円からご寄付を承っていますので、ご支援のほどお願い申し上げます。
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具体的な活動内容・活動実績
★「音訳PHP」製作の流れ(毎月)
① 毎月『PHP』誌の内容を音訳者に送付。
② 音訳者が『PHP』誌を朗読・録音
③ 音声データから視覚障害者が利用できるデイジーを製作。
④ 目が見えない・見えにくい人のためのインターネットシステム「サピエ図書館」にデータをアップ
★活動実績
1992年1月 「音訳PHP」(カセット版)の制作を開始。全国約100カ所の点字図書館など利用できる施設へ「音訳PHP」を寄贈。以後、毎月寄贈。
2011年4月 インターネットで利用できる「音訳PHP」(デイジー)の制作を開始。以後、毎月「サピエ図書館」を通して、全国約330カ所の点字図書館など利用できる施設や利用者へ寄贈。
『PHP』誌とは
書店やコンビニで『PHP』という小さな雑誌を見かけた人は多いのではないでしょうか。パナソニックの創業者である松下幸之助が、PEACE(平和)、HAPPINESS(幸福)、PROSPERITY(繁栄)を願って発刊した雑誌です。
人生には苦難がつきものですが、壁にぶち当たったそんなとき、『PHP』誌の中に壁を乗り越えるヒントが見つかるかもしれません。『PHP』誌は多くの人にとって「人生の応援誌」となっています。
寄付の用途
『音訳PHP』の制作費。音訳者の朗読・録音活動や音訳データ製作のための経費として毎月10万円ほどかかっています。2022年度の当活動を安定的に継続するために、ご支援をお願い申し上げます。