活動・団体の紹介
父が勇気を出して語った最初で最後の証言を、多くの子どもたちに届けたいという思いで、この絵本を企画・編集しました。被爆の記憶を風化させず、未来世代へ受け継ぎ、子どもたちに平和について考えるきっかけを作りたいと考え、全国の公立小学校への寄贈を目標にして活動しています
個人の小さな活動ですが、皆さまの応援があれば、全国の子どもたちに「平和のバトン」を手渡すことができます。どうか温かいご支援をよろしくお願いいたします。
活動の背景、社会課題について
1945年8月9日午前11時2分、長崎に原子爆弾が投下されました。私の父・小川弘(当時15歳)は、長崎師範学校男子部の運動場で教練中に被爆し、全身に重傷を負いました。戦後は教育者として生涯を送りましたが、家族には一度も体験を語りませんでした。
しかし、長崎市立矢上小学校の校長として迎えた最後の8月9日、初めて全校生徒の前で被爆体験を語りました。その原稿をもとに制作したのが、平和教育絵本『ピカドン!〜校長先生の被爆体験〜』です。
戦後80年、被爆者が直接語れる機会は急速に失われています。被爆二世として、父の証言を次の世代に残し、全国の子どもたちに平和の尊さを伝えるために、このプロジェクトを立ち上げました。
活動内容の詳細、実績について
- 絵本完成:Amazon KDP/Kindle にて販売開始
- 資料提供・掲載許可:長崎原爆資料館、長崎平和推進協会 ほかより取得
- 学術連携:長崎大学 核兵器廃絶研究センター(RECNA)による関連動画の紹介協力を受け、掲載
- 後援決定:一般財団法人 長崎原爆被災者協議会(長崎被団協)
- 自治体連携:長崎県・広島県の教育委員会と連携を締結し、公立小学校を対象に寄贈予定
本書の特徴
- 史実に基づく内容 父の証言を核に、当時の長崎師範学校の状況を忠実に再現しました。
- AI技術による挿絵 写真資料を基にしたフォトリアルな描写で、臨場感を高めています。
- 教育現場での活用 長崎原爆の被害概要、師範学校男子部の被災状況、実際の原爆写真を巻末に収録。
- 日英併記 国内外の平和教育に役立つ構成としました。
代表者メッセージ
長崎では、原爆の日(8月9日)は登校日です。子どもたちは学校で原爆や戦争について学び、午前11時2分にはサイレンが鳴り響き、街全体で黙祷を捧げます。しかし、このような平和教育は全国一律ではなく、原爆の恐ろしさや被爆体験を知らないまま大人になっていく子どもたちも少なくありません。
「戦争とは何か」「平和とは何か」――。 父が子どもたちに投げかけた問いを、この絵本を通して全国に届けたいと願っています。
未来の平和を、あなたの力で。
ともに「平和の花」を咲かせましょう。
その願いを込めて、子どもたちへ平和のバトンをつなぐ一歩を、どうか皆さまのお力で後押しください。
寄付金の使い道について
- 皆さまのご支援は、梱包・送料・印刷費等を含む寄贈実施費用のみに充当します。
- 対象は受入合意済みの各市町村教育委員会管内の公立小学校に限定し、1校につき1冊寄贈します。
- 目標金額を超えた場合は他県への寄贈に充てさせていただきます。
税制に関する注記
- 本プロジェクトは個人(主催者)による自主的な活動への資金支援です。日本の所得税・住民税における寄附金控除の対象外です。控除の対象となるのは、国・地方公共団体・認定NPO法人等への「特定寄附金」に限られます。領収書は会計上の受領証を発行しますが、税務上の「寄附金受領証明書」には該当しません。

金額1,000円 |

金額230,000円 |

金額320,000円 |

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