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こんにちは!PLASインターンの柿谷です。
PLASでは、昨年の7月から、養鶏による経済的自立と相談・カウンセリング支援を行う親子支援事業のひとつとして、HOPEプログラム2期をケニア共和国ホマベイ郡ビタ準群で実施しています。
プログラムは課題に直面しながらも、カウンセリングや鶏小屋の建設が実施されています。
鶏舎の建設がスタート!
現在、プロジェクトは養鶏を実施するための鶏舎建設に着手しており、着実に進行しています。まずは予算内で収め、かつ長持ちする資材を選定することから始まりました。
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そのため、何度も資材の査定を行い、最適な選択をしました。結果として、アイアンシート、屋根用釘、ワイヤー釘、丸柱など、さまざまな資材の調整がうまくいき、必要な資材が整いました。
現在、合計11棟の鶏舎が建設中であり、いくつかの作業が進行しています。具体的には、石膏やセメントなどの混合物を塗る作業や、ワイヤーメッシュの取り付けを待っている状態です。
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しかし、進行中の作業の中には特別な事情を抱える家庭もあり、その一例が、雨季になると常に浸水してしまう家庭です。この家庭では、鶏が流されないように高床式の鶏小屋が必要となりますが、予算配分の関係で現段階ではそのような鶏舎の建設が難しい状況です。
現在、この家庭で養鶏を実施するための方法については、ビアジェンコとともに調整を行っています。予算内で可能な方法を見つけるために、代替案を検討しながら、最適な解決策を模索しています。
高等教育説明会の内容の振り返り
11月に行われた保護者向けカウンセリングセッションでは、前回の高等教育説明会の振り返りが行われました。
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参加者のジェームズ・オニャンゴさんは、「CBCカリキュラム(ケニアの教育システム)がどのように進行するのか完全には理解できていませんでした。しかし、ビアジェンコが開催したセッションに参加したおかげで、システムがどのように進行するかについて大まかな理解を得ることができました。今後もこのようなセッションを開催し、私たちが新しい教育システムをより深く理解できるようにしていただけるとありがたいです」と語りました。
カウンセラーたちは、保護者に対してケニアで現在実施されている教育システムをさらに理解するために、引き続き教師に相談したり、教師を訪問し続けたりするよう促しました。また、教育システムについてより明確なガイドラインを得るため、プロジェクトのカウンセラーは関連する事務所、学校の校長、教育省とフォローアップを行うことを約束しました。
さらに、カウンセラーたちは保護者の奨学金および助成金に関する知識も評価しました。その結果、ほとんどの保護者が助成金の申請経験があり、奨学金が利用できることを認識していることが明らかになりました。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
引き続き、HOPEプログラムの様子を見守っていただけますと幸いです。
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