
いつもPLASにあたたかいご支援と応援をありがとうございます。
広報・コミュニケーション担当の石田です。
PLASは現地パートナー団体のGIBEHとともに、子どもたちが教育を受けられ、子どもと保護者が前向きな将来を計画できるように、RISEプログラムを実施しています。
プログラムでは、11月に子どもたちが将来の夢を見つけ、実現するために、地域で活躍している大人たちから話を聴く「キャリアトーク」というセッションが行われました。私も現地に出張し、同席することができました。
夢を叶えるための勇気と決意
フレッドさんは子どもたちの先生であり、「自分は日本人です」と言ったりするジョークを交えながら、パワフルに自分の職業と教師になった経緯について話しました。そして、教育を通じて、人生で望むものをすべて手に入れることができるとアドバイスしました。

フレッドさんが教師を目指したとき、周りの人たちから「教育は貧しい人たちのもの」だと言われ、彼は落胆し、夢をあきらめかけました。しかし彼に夢を叶える勇気と決意があったからこそ、彼は学校に通い、教師としての夢を実現することができました。
「人が人生でなりたいものになるためには、若い生徒の頃から適切な意思決定をする段階に至るまで、集中して努力し続ける必要があります。また長い休暇の間は、10代の妊娠の危険性から安全を確保することが、大切です。」
人生の困難を乗り越えるために知ってほしいこと
トレーシーさんは、看護師の仕事をしている一方で、薬剤師としても活動しています。

彼女は女性ならではの視点で、多くの若い女性が自分のキャリアを追求する過程で、望まない妊娠、早期の妊娠、病気の蔓延などの困難に直面し、その結果、人生が厳しくなることを話しました。彼女は、子どもは学校に通い続けること、そして何よりも安全を守ることの大切さを伝えました。
「私は小さい頃からナースになるという夢を持っていました。今回参加したのは、私が子どものころ、今日のような大人から話を聞いて、他人を愛し、自分を愛することの大切さを学んだ経験があったからです。だからこそ、子どもたちにもそのことを知ってほしいと思いました。子どもたちは村のことしか知らないので、ぜひ外の世界にも目を向け、たくさんのことを学んでほしいです。このような貴重な機会をいただき、ありがとうございます。」
セッション終了後に、子どもたちに将来なりたい職業を聞いてみると、「ナースになりたい」「お医者さんになりたい」と恥ずかそうにしながらもこっそりと教えてくれた姿が、とても印象に残っています。

自分の夢を少し照れながらも語ってくれるその瞬間に、子どもたちが自分の未来に対して真剣に思いを巡らせていることが伝わってきました。
プログラムでは、現在、各家庭に鶏が配布され、保護者たちがその鶏を育てるために養鶏に挑戦しています。保護者たちは、鶏の世話をしながら、新たな収入源として養鶏を始めることに意欲的に取り組んでいます。
ここまで読んでくださりありがとうございます。
引き続き、RISEプログラムの様子を見守っていただけますと幸いです。
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