左側：入り口を入ってすぐの交流スペース　／　右側：相談室＆事務室スペース

これから壁紙や床材、天井もすべて新しいものに張り替えを行います。

車椅子でも移動がスムーズにできたり、掃除がしやすいフロアマット。

プロジェクター投影ができる壁紙の選定や、アクセントになるオシャレな壁紙をセレクトしていきます。

できるだけ床や壁に配線コードを無くして、すっきりとさせるために新しい間仕切りのなかに、コンセントを設置するための電源ケーブルやネット接続のためのLANケーブルなどを全て隠ぺい配線しました。

図面でどこに何を置くか、ある程度決めていたので、必要な各種スイッチやコンセントの位置も改装工事の段階ですべて設置をお願いしました。

追加で延長コードを購入したり、掃除をするときにもケーブルを持ち上げたりする必要がなくなり、便利でスマートな交流拠点になります。

天井に見えている丸くまとめられているケーブルは、新しい照明を設置するための電源です。

交流スペースではカードゲームやボードゲームで同世代の友達と交流したり、支援員や大学生ボランティアと一緒に勉強をしたり、様々な体験イベントを開催する予定です。

通常より少し多い照明を配置しており、学習環境としては手元を明るくして作業ができます。

また、左右に分けて照明スイッチを切り替えれるようにして、壁にプロジェクター投影ができる工夫もしています。

さらに、エアコン空調の効きをよくするために天井にファンを設置する電源も確保しており、子どもたちの体調や気温の変化にも柔軟に対応できる設備を導入しています。

新しい交流拠点を利用する子どもたちやご家族、支援員やボランティアスタッフが快適に利用できるスペースになるよう、改装業者の担当者と何度も打ち合わせをしながら、たくさんの工夫を盛り込むことができました。

その思いは担当者の方だけでなく、それぞれの工事をお願いする職人さんにも伝わっており、エアコンが付いていない暑い現場ですが、子どもたちやご家族目線で丁寧かつスピーディに作業が進められています。