特定非営利活動法人 プライドハウス東京
NPO法人

【個人で支援】あなたの想いを、支援というカタチに。

「プライドハウス東京」コンソーシアムは、LGBTQ+のアスリートや、その家族や友人、そして観戦者や地元の参加者が、自分らしく、多様性をテーマとした大会を楽しめるように活動するとともに、次世代のLGBTQ+の若者が安心して集える常設の居場所づくり、社会づくりを目指し生まれました。 ぜひ、次世代のLGBTQ+の若者たちに、安心できる居場所をするためにみなさまのご支援をお待ちしております。

プライドハウス東京とは

「プライドハウス東京」は、セクターを超えた団体・個人・企業・大使館などが協働するプロジェクトです。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されるタイミングを契機と捉え、LGBTQ+などの性的マイノリティ(以下、LGBTQ+)に関する情報発信を行うホスピタリティ施設を設置し、多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供することを目指しています。

国際カミングアウト・デー(National Coming Out Day)である2020年10月11日(日)に、日本で初めてとなる常設の大型総合LGBTQ+センター『プライドハウス東京レガシー』を、東京都新宿区にオープンしました。2022年4月現在、31の団体・専門家、21の企業、20の駐日各国大使館と1つの連合代表部(EU)、そしてアスリートやスポーツ関係者、自治体などがセクターを超えて連携しています。

どなたでも訪れることができる安心・安全な多目的スペース、各種相談を行う会議室、多くの方のサポートのもと生まれた「LGBTQ+コミュニティ・アーカイブ」のライブラリーなどを有した、日本初の常設総合LGBTQ+センターとして運営しています。

日本における、LGBTQ+支援をとりまく課題

①全国各地にNPOがある一方で、個々の団体規模・リソースが限られてしまう事で、取り組みの拡大や大きなインパクトを生み出すことが難しい構造になってしまっている。

②まとまった情報にアクセスしようとした場合にも、情報が分散しており個別のNPOに問い合せが行ってしまうなど、ポータル・ハブ的な情報提供を行う仕組みがない。

③地方自治体のソーシャルワーカーやNPO担当者などがいて、学びの意欲があった場合でも知識や実践スキルを強化する機会や場が限られている。

こうした中、プライドハウス東京が蓄積してきた支援のノウハウを共有するとともに、プライドハウス東京をハブとして様々な団体の取り組みを相互に学び合える場所を提供できると考えています。

「プライドハウス東京」は、LGBTQ+の自殺防止事業や他の地域・自治体との連携を通じて、コミュニティのハブとなり、各地の団体に支援のノウハウを共有するという大きな役割を担っていると考えています。

活動内容の詳細

レガシーでは、LGBTQ+アスリートからのメッセージ展示、スポーツ団体向けの冊子・メディア向けガイドラインの配布など、LGBTQ+とスポーツ・文化・教育の情報発信を大会期間中に実施。その後も、いのちやユース向けの無料相談窓口事業や、LGBTQ+関連の書籍ライブラリーの設置、交流イベントの実施など、あらゆる人々にとってインクルーシブな空間を整えております。

【レガシーのご利用スタイル】

①無料の相談窓口
LGBTQ+当事者、そうかもしれない人、そのご家族やご友人もご相談いただける窓口を設置しています。

②ゆるく交流
スタッフや来館者とおしゃべりするなど、気軽に交流することができます。もちろん、ゆったりと過ごせる場所としてもご活用いただけます。

③豊富な情報のラインナップ
ライブラリーのLGBTQ+関連の書籍・雑誌・リーフレットを閲覧することができます。

④便利な設備・機能
携帯電話の充電やフリーWifiなど、便利な機能がそろっています。

⑤あらゆる人に開かれたイベント・企画
ユース向けの交流会や、スタッフやだれかとお話できるレガシーサロン・ばんめしサロン・おでかけサロンまで、様々なイベントを開催しています。どのイベントも、「ちょっと参加してみたいな」という方から、だれかと語り合いたい・アクティビティをしたいという方まで、幅広く楽しめる内容となっています。
また、トランスデーやユースデー・デフデーなど、より多くの人々がレガシーに気軽にお立ち寄りいただけるような特別な日も設けています。

代表者メッセージ

自分らしくあることを否定されることなく、まるごと受け止めてもらえる居場所や仲間は、誰にとっても大事なものです。特にLGBTQ+当事者にとって、それらは「命綱」にもなると、プライドハウス東京への参画や常設センターの運営を通じて、強く実感してきました。また、LGBTQ+関連の課題に関心を寄せ何か貢献したいと考える方々が集う「プラットフォーム」として、組織の枠を越えた協働も数多く生まれています。

今後の安定、持続的な運営を多くの方と一緒に進めながら、どのような性のあり方であっても尊重され、安心して暮らせる社会を、みなさんと一緒に作っていきたいです。今後も、プライドハウス東京にご期待を!

「自分みたいな思いを他の誰にもさせたくない」と、その時に思ったことが今の活動の原点です。ずっと福岡でLGBTQ+の子ども・ユースに関わる活動をしてきた私は、2年前からプライドハウス東京の様々なユースサポート事業や、多言語・多文化推進事業に携わってきました。この場所に私が子どもの頃に来ることができ、ありのままの自分で当たり前に受け入れられていると感じられる居場所を持てていたら、私の人生は大きく変わっていただろうと、いつも感じています。これからは、どのようなLGBTQ+や「そうかもしれない」と感じている人達にとっても安心、安全に過ごせる場所として今まで以上に進化させ、プライドハウス東京のコンソーシアムがさまざまなインターセクショナリティをもつ仲間が安心して活動することのできる組織にしていけるように、精一杯努めていきます。

居場所があるか、ないか。それは大きな違いです。わたしが学生の頃は、セクシュアリティについて悩みを相談できる環境はありませんでした。悩みを話せたり、相談できる大人がいる空間があることで、その後の人生も大きく変わるのではないかと感じます

先日、ラグビーの大会会場でプライドハウス東京のフラッグがはためく姿を見たことが、感慨深かったのですが「当事者であるかないか関係なしに、ラグビーをしていたら仲間。」そう思いました。
一人のアスリートとしても、プライドハウス東京レガシーのような安心・安全で自分らしく過ごせる居場所の存在が必要です。これからも、たくさんの人々の居場所であり続けるために、応援をよろしくお願いいたします!

寄付金の使い道について

あらゆる人々にとっての安心・安全な居場所や、LGBTQ+インクルーシブな環境を整える活動を進めていくためには、これまで以上にリソースの確保・拡充、体制基盤の強化が不可欠です。
そのため、皆様からのご支援金は下記のようなプライドハウス東京の運営に使わせていただきます。

①レガシーのスタッフを2名→3名に増員し、各種対応の円滑化
②プライドハウス東京事務局の常勤スタッフの確保
③レガシー館内の設備・サービスの拡充。より来館者の目的に応じたご利用が可能に
 例)くつろげるエリア・アクティビティエリアの設置・レイアウト変更など。
 例)レガシー館内のユースにも嬉しいNintendoやカードゲームの拡充など。


ここまでお読みいただきありがとうございました!
ご支援のほどよろしくお願い致します。

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