私たち法人は、鹿児島県鹿屋市にて、不登校や苦登校の子どもたちの生活と学習、就労支援を切れ目なく一貫しておこなっています。
また、一度は社会に出ようとしたものの、生きづらさや困難な生活環境を理由に、働く一歩がなかなか踏み出せなかったり、働き続けることができなくなった方の支援をおこなっています。
「不登校・苦登校」の小・中学生の子どもたちに対して、学校やスクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー等が連携して、復学や進学に向けたサポートをおこなっています。しかし、この支援が続くのは義務教育期間である中学生まで。不登校だった子どもたちは「自己責任」のもとで高校進学を余儀なくされます。中学まで不登校のため基礎学力が身に付いていないので勉強についていけなかったり、他者とかかわる習慣がなかったために教室に馴染めず不登校ぎみになったり、、、
もしそのまま何の支援も無ければ、義務教育ではないため、子どもたちの多くは「退学⇒引きこもり」となってしまい、将来に向けて大きく自信をなくしたままになってしまいます。
児童養護施設は基本的に18歳の高校卒業後には退所しなくてはなりません。退所後は公的な支援が何も無く、頼れる家も無いため、この子たちも同じように「自己責任」で生きていくしかありません。進学しても家賃や生活費は自分で稼がないといけません。高卒で就職しても低賃金や非正規雇用の場合が多く、いつも生活はギリギリで貯蓄なんかできません。
万が一病気や何かが起こり収入が途絶えると、たちまち家賃や生活費に行き詰まり「大学中退」や「借金生活」を余儀なくされてしまいます。また、あわてて就職・転職活動をしても正規雇用には就くことが難しく、なかなか自分だけの力では「負の連鎖」から抜け出せません。
私たちは、不登校・苦登校の子どもたちに「新しい学びの場」を提供し、一人ひとりの個性を大切に、義務教育という期間にとらわれず、中学の間に出来なかったことは高校になってから、それでも出来なかったことは時間をかけてでも、その子に合った方法で「自立する力」を身につけるお手伝いをしています。〔PSスクールかのや〕
児童養護施設を退所した子どもたちが、生活面に不安を抱えることなく大学や専門学校で勉強できる、また、就職した者も万が一仕事を辞めても焦らず転職活動ができるという支援の仕組みを整えています。〔かのや自立就労サポートセンター〕
今の私たちの仕組みだけでは、まだまだ十分とは言えません。
ここ鹿児島県大隅地域は広大な地域にもかかわらず(例えば神奈川県より広い)、公共交通機関が1日数本のバスのみで、地域によってはそのバスさえ走っていません。不登校の子どものために社会資源を利用したくても送迎する余裕がない困窮家庭やひとり親家庭への「送迎サービス」や「無料低額学習支援」、何の支えもない児童養護施設退所者への「緊急生活資金支援」、不便な地域で暮らすも生活に余裕のない就職者への「移動手段取得補助」等、「これがあれば将来や希望する選択肢を諦めることをさせずに済むのに…」と思うことがたくさんあります。
是非、皆さまの思いを「基金」というかたちで、このような子どもや若者の支援に活用させてください。
そこで、継続した活動を進めていくためにも、皆さまには「マンスリーサポーター(継続寄付)」になっていただくことをお願いしています。
寄付プランの「ホップ(300円/月)」は通常サポーターとして、
「ステップ(500円/月)」からは賛助会員のご登録をさせていただきます(寄付のみ希望の方はメッセージ欄にご記入ください)。
なお、一般のご寄付も受け付けております。お手数にはなりますが、HP記載の口座へお振込みいただくか、お電話いただければ受け取りに参らさせていただきます。
皆さまのお気持ち一つ一つを、私たちが必ず、子どもや若者たちの未来につなげます!
一般社団法人パーソナルサービス支援機構 代表理事 大倉 一真
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。