ぷるすあるは
NPO法人

「子ども情報ステーション」を続けていくためのサポーターを募集します。こころの不調をかかえる親と家族、子ども、支援者へ情報を届けるサイトです

サポーター
14
46%
目標人数 30
paid
支援総額
31,000円/月
calendar_month
残り
1
2025年07月14日 23時59分 まで
子どもや家族、支援にかかわる人たちが、必要な情報にたどり着けるように。 Webサイト「子ども情報ステーション」は、2015年の開設以来、子どもたちへのメッセージや精神疾患に関する情報、ダウンロードして使える実践的なツールなどを、イラストとともにやわらかく届けてきました。直近1年間(2023.10~2024.9)では、およそ48万人の方にご利用いただいています。 このたび、より見やすく使いやすくなるよう、1年かけてサイトを全面リニューアルしました。 1000ページを超える情報量の多いサイトです。 リニューアル作業は、当初の予定よりも大幅に時間を要しました。作業を進めるなかで、この先も膨大なコンテンツを管理し、改良・拡充しながらサイト運営を続けていくには、想定以上の時間と労力が必要だと実感しています。 リニューアルは、あくまでひとつの通過点です。 これからも安定して情報発信の場を守り続けていくためには、みなさまの継続的なサポートが必要です。 今回のキャンペーンでは、月1,000円から活動を支えてくださる継続寄付者(マンスリーサポーター)30名を目標に募集しています。 「このサイトが、必要な人に、必要なときに届きつづけるように」。あなたの力を貸していただけると幸いです。
2025-07-12 21:23
犬塚峰子さんからの応援メッセージです
これまでキャンペーンにご支援くださったみなさま、ページのシェアなどさまざまな形で応援くださったみなさま、ありがとうございます。 ** 今日の活動報告は、応援メッセージの紹介です。 児童精神科医の犬塚さんとは、プルスアルハを始める前からのご縁で、プルスアルハのアドバイザーとしても、絵本「家族のこころの病気を子どもに伝える絵本」シリーズの監修者としても、ずっとサポートしていただきました。そして、満を持していっしょに作成したのが、子どものトラウマをテーマとした絵本です。 リニューアルしたサイトでは、絵本とアイテム紹介のコーナーを整え、新たに「心理教育絵本」のコーナーも設けました。絵本は、プルスアルハの原点であり、大切なアイテムです。 犬塚さんからは、絵本のページをピックアップいただきました。使ってみての感想も嬉しいです。

家族のことや病気やこころのことで、誰にも言えない苦しい思いを抱えている子どもたちに、このサイトのやさしく温かなイラストや情報はそっと寄り添ってくれます。自分のきもちにぴったりの言葉を見つけ出すこと、「わかってくれる人がいるんだ」と思えることが、どれだけ子どもに力をあたえるか、クリニックでの臨床活動の中でいつも痛感しています。
こういった情報サイトや心理教育絵本の作成といったプルスアルハさんの活動は、それ以前にはなかったものです。誰も踏み入れたことの無い領域に果敢に挑まれ、道なき道を切り開いてきたプルスアルハさんに、心からの敬意を表します。

ピックアップページ
》『こころにケガをしたらートラウマってなんだろう?』
(ゆまに書房,2023)

手前味噌で恐縮ですが、私も著者の一人として参加した絵本「こころにケガをしたらートラウマってなんだろう?」について紹介させていただきます。

長い間虐待を受けた子どもたちと関わってきました。トラウマを抱えていることも多く、何が起こっているのかわけがわからないまま、自分でコントロールできないような症状に圧倒されて、自責感を深め、再トラウマ体験を繰り返し、どんどん事態が悪くなっていく様子をみてきました。
トラウマの心理教育の必要性を強く感じました。何が起こっているのかわからなくて混乱している状態でも、絵本という形であれば、物語に入っていきやすいのではないかと考えました。そして主人公のきもちと重ね合わせて読み進めていく中で、その混乱したもやもやが少しずつ晴れて、自分の状態を理解していけるような体験となったらいいなと思いました。

重いテーマにも関わらず、ちあきさんの絵の色調の柔らかさと、塗り重ねた感じのあたたかさで、主人公ジュンのきもちがすっと伝わってきます。
解説部分は、回復の道筋を知り安心できる方法などをやってみる過程で、「自分の行動を変えることができる、安心な生活を送ることができるようになる」と、前向きなきもちがもてるようになることを目指しました。
親や支援者向きのアドバイスもあります。
そして子どもと一緒に学べるようにワークブックも作りました。気がついたことを書き込んだり、手元に置いて何度も見直したり、練習したりできます。

クリニックでも使っていますが、子どもたちがやわらかく安心した表情になっていくのを見るのが嬉しいです。

犬塚峰子

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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