活動・団体の紹介
私たちは、特定非営利活動法人「P.U.S.JAPAN」といいます。「Ponri Unnyoun Shonsta」、これはベンガル語で「村を良くする会」という意味を持っています。
活動の背景、社会課題について
バングラデシュでは、宗教的、経済的、習慣的な背景が複雑に絡み合い、多くの子どもたちが教育を受ける権利を奪われています。特に、貧困や文化的信念は女子教育を制限し、彼女らの未来に暗い影を落としています。教育不足はただの学びの機会損失ではなく、貧困の連鎖と社会的不平等を深める大きな要因です。
私たち「P.U.S JAPAN」は、教育を通じて子どもたちの可能性を解放し、彼女らが自分の運命を切り開く力を育むために尽力しています。
活動内容の詳細、実績について
1985年より、バングラデシュ、ネパール、ミャンマーにおいて、学校建設プロジェクトと教育支援活動を展開してまいりました。さまざまな事情により学校教育を受けられない子どもたちへの奨学金プログラムの提供を通じて、一人でも多くの子どもたちが学び、成長できる環境を整えることに注力しています。
2024年現在、私たちの取り組みにより43校の新たな学校が建設され、3万人を超える子どもたちがここから羽ばたいていきました。現在、私たちの主要な活動は、バングラデシュの女子学生を対象とした教育支援に集中しています。これらの活動を通じて、より公平で包括的な教育の機会を提供し、子どもたちの未来に明るい光を灯し続けることを目指しています。
代表者メッセージ
私が初めてバングラデシュを訪れて約40年になりました。 当時は、ほとんどの親が「子供は労働力」としか考えてませんでしたが、 現在はほとんどの親が「子供に教育を」と考えています。約 40年で、このように親の意識が変わった事が一番うれしい事です 。
今後は女性の社会進出が一番必要だと感じます。
P.U.S JAPANは一人でも多く女性が一人立ちできる様に進めたいと思っています。 その様な社会になるには、長い年数がかかると思いますが 女子学生の支援を行って活動を進めてまいります。
『教育は未来を造り、人を造り、国を造る。』
P.U.S JAPAN代表理事 岩下八司&啓子
寄付金の使い道について
昨今の円安とバングラデッシュの経済成長に伴う物価上昇は、私たち「P.U.S.JAPAN」の学校建設プロジェクトと奨学金支援に大きな影響を与えています。特に、建設コストの増加と、学ぶ機会を持てない多くの子どもたち、とりわけ女学生の現状が私たちの使命達成を困難にしています。私たちは、教育を通じて子どもたち、特に女子学生の未来を明るくするための支援を続けていきたいと考えています。あなたの寄付が、建設コストの増加に対応し、貧困家庭の子どもたち、特に女学生に教育の機会を提供するための重要な資金となります。一緒に、子どもたちの教育の未来を支えていきましょう。