子どもの居場所“ROCKEN HOUSE”とは
子どもの居場所“ROCKEN HOUSE”は、支援を必要とする子どもたちのために「学校」「家庭」に続く「第三の居場所」として、子どもたちの放課後の生活を、地域で支援する場所です。
スタッフによる適切なサポートを実施、さらに無料での食事提供も行っていきます。そして、子どもたちが安心して過ごせる環境で、さまざまな体験の場を提供する中で、人と社会と関わる力、生活習慣、学習習慣など、将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的としています。
名称の由来
その昔、三谷漁港で水揚げされた魚を全国に発送しようと、当時の青年たちが一丸となって、駅の設置と大八車が行き来できる道の拡充(六間道路)に奔走したことが後の三谷町の発展につながったと記されています。
町の発展に寄与した六間道路の名前にちなんで、地域の子どもたちがこの拠点から心豊かに成長してほしいという想いを込め、拠点名を“ROCKEN HOUSE”ロッケンハウスと名付けさせていただきました。
なぜ子どもたちに、第三の居場所が必要なのか?
少子化・女性の社会参加・働き方改革と社会構造の変化に伴い、子どもたちの放課後の過ごし方も変わってきました。
ひと昔前は、放課後は部活動、クラブ活動を軸に、近所の友達と遊んでその周りには大人の目があり、安心・安全が確保されていました。
しかし、子どもの数が減る一方、子どもの居るご家庭は共働きをしなければならない状況であったり、片親で遅くまで勤めなければならなかったり、様々な子育て事情が増えてきています。また、コロナ禍で地域のつながりも希薄になり、どこの誰の子なのかもわからないまま、子どもたちと大人たちが関わりを持たてずにいる現状があります。
これらの課題を解決するべく、子どもが安心して過ごせ、誰もが主役になれる地域のつながりを構築する場所として、第3の居場所の拠点を構える必要性があります。
子どもの居場所“ROCKEN HOUSE”概要(案)
活動内容 学習支援・子ども食堂・フードドライブ・相談支援等
利用時間 水曜日・木曜日・金曜日 15:00~19:00
利用料 今年度は無料にてご利用頂けます。
定員 小学生おおよそ15人
利用方法は、準備の都合上ご利用の前日までにWEBからの申込みを予定しております。
代表者メッセージ
はじめまして。子どもの居場所“ROCKEN HOUSE”を運営する、社会福祉法人楽笑、理事長の小田泰久と申します。
障害のある方もそうでない方も自分の好きな地域で暮らし続ける社会の実現に向けて、平成19年より活動をしてまいりました。
私たちは蒲郡市三谷町という地域を中心に考え、様々な課題を地域の皆様と協力しながら互助の関係を築き、課題解決に向けて活動をしております。
今回は、地域の子どもたちの放課後の居場所を地域一丸で創り上げていきたいと考えております。
インクルーシブな、そして多様性を認め合う居場所を目指してまいりますので、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。