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アフガニスタンから、命を守れる場所へ —国外退避・保護支援
特定非営利活動法人Reach Alternatives(REALs:リアルズ)
支援総額
4,542,000
151%
目標金額 3,000,000
ネクストゴール 6,000,000
サポーター
213
終了しました
2022年11月18日 23時59分 まで
***目標達成のお礼と、NEXTゴール設定のご報告 (10月31日更新)*** 皆さまのご支援により、10月30日に当初の目標金額である300万円を達成することができました。 REALsのアフガニスタン退避・保護支援にご支援をいただき、誠にありがとうございます。 危機の勃発から1年以上が経つなか、アフガニスタンの現状に思いを寄せ、REALsとともに退避・保護のために行動してくださった皆さまがいること、心強く感じています。ご支援をしっかりと活用して命の危険にさらされている人たちの安全を確保していきます。 いただいたご支援により約100人への退避・保護支援を見込んでいますが、急激な円安や退避費用の高騰、各国の受け入れの停止などにより、退避・保護活動の継続には多くの困難が立ちはだかっています。 アフガニスタン、中継地点となる国、そして退避を受け入れる国での情勢の変化に機敏に対応しながら、1人でも多くの人に国外退避・保護支援を行い、1人でも多くの命と安全を確保するために、残り期間でNEXTゴール600万円を設定いたします。 皆さまのご支援が支援に直結する状況になっています。 応援のお声のひとつひとつが、支援活動を行うREALsだけでなく、アフガニスタンで命の危険にさらされながら退避・保護を待つ人たちにとって本当に大きな励みになっています。 引き続きの応援を、よろしくお願いいたします。 ********** 2021年8月のカブール陥落により、「外国の組織で働いていた」「女性の権利を主張した」などの理由で多くの人々が命の危険にさらされ、REALsにも多くの助けを求める声が届きました。 それを受け昨年9月に開始した退避支援では、多くの方々から支援を頂き、2022年8月までに700名以上に退避・保護支援を行うことができました。 あれから1年。その間にも世界ではウクライナをはじめ多くの危機が起こりました。 アフガニスタンへの国際社会の関心が薄れるなか、いまだに現地に取り残される人々への迫害は厳しさを増しています。各国のアフガニスタン人の受け入れプロセスも停滞するなか、いまも多くの人が命の危険にさらされています。 アフガニスタンで命の危険にある人たちを、安全な場所へ。 皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
2022-09-12 12:03
アフガニスタンから退避した人の声
アフガニスタン政府の崩壊から1年以上が経過。 一夜にして命の危険にさらされ退避を求める人々に対して、 「とにかく無事でいてほしい」 「自分になにかできることがあったら」 というお声と支援をたくさんの方からいただきました。 REALsの支援を通して、現在までに240名以上の方の国外退避を実現してきましたが、国外退避・保護のオペレーションは今も続いています。 今回は、いまも深刻な政情不安、人権侵害や経済危機が続くアフガニスタンから、今年7月にヨーロッパへの退避が実現したあるアフガン人女性の声を紹介します。

アフガニスタンの女性のことを忘れないで

(女性・ジャーナリスト)

私はこれまで、10年以上アフガニスタンの国内メディアでレポーターとして働き、そのかたわら執筆や女性の権利のための活動を行ってきました。

しかし去年8月のアフガニスタン政府の崩壊以降、私は二度とメディアに出ることを許されませんでした。
タリバンの抑圧のなかで、再び闇がアフガニスタンを覆っています。
女性は働く権利と学ぶ権利を奪われ、女子校は閉鎖されました。ジャーナリストや女性活動家が厳しく弾圧されるなか、私も脅迫状を受けとりました。
カブール市内の片隅で、自分はこれからどうなってしまうのか、とても不安で、辛い毎日を過ごしていました。

そんなとき、友人の紹介でREALsのことを知りました。
私はREALsの国外退避支援を受けられることになり、チームの皆さんがたくさんの努力をしてくれたおかげで、アフガニスタンを出国することができました。

退避が叶うまでの間で一番辛かったのは、タリバンの進行で首都カブールが陥落した時です。
カブール陥落の噂を聞いたとき私は仕事場であるテレビ局にいました。どうやって家に帰ったのか覚えていません。
これまで何年も勉強をしてきたこの場所が、煙と火薬と戦争によって一瞬で吹き飛ばされてしまうなんて…。

ついに出国日が決まり、アフガニスタンを去るという日も、辛い日でした。
涙をこらえることができませんでした。
祖国はまだそこにあるのに、私たちから奪われ、タリバンの手のなかにあるのです。
私は布で顔を完全に覆って、検問所を通り抜けられるようにしました。
検問でタリバンからいくつもの質問をされましたが、身元が知られて拘束されるのではという恐怖で生きた心地がせず、倒れそうになるのを何度もこらえました。

その後、中継地点となる国で6カ月間待機していましたが、REALsはその間も最終的な受入国となる国への受け入れ申請を進めることに加え、安全な住居や生活費、滞在許可などの準備をして生活を支えてくれました。
そして今年7月、ヨーロッパの退避先の国から受け入れ許可が出され、REALsが準備してくれた飛行機に乗り、無事に到着することができました。
私が無事安全な場所に着くまで、必要な支援をしてくれたことに心から感謝しています。
皆さんの惜しみない努力によって、ようやく私は安心して息をする事ができるようになりました。

タリバンの支配下で過ごした日々で容易だったことは何ひとつなく、祖国を去るのはとても辛いことでした。
しかし私はいま、ようやく安全な場所で生活することができて幸せです。国外退避支援に、とても感謝しています。

一方で、私は今も、アフガニスタンが自由になって、女性が学び、働く権利を再び得られるようになることを願っています。
タリバンの支配下で、アフガニスタンのこれからを見通すことはできません。
日本を含む世界の皆さんに、どうかアフガニスタンの女性たちのことを忘れないでいてほしいです。
REALsと日本の皆さんの支援と努力は、決して忘れません。
こうした支援が、アフガニスタンの女性とアフガニスタンの人々のために、これからも変わらずに続くことを願っています。

団体情報
特定非営利活動法人Reach Alternatives(REALs:リアルズ)
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