REEP財団の大澤です。この度は、REEP財団のクラウドファンディングにご支援・応援をいただき、誠にありがとうございました。本クラウドファンディングは無事に終了し、26名の方から合計412,000円(41万2千円)のご支援をお預かりしました。心より感謝申し上げます。
まずはREEP財団から100万円を先行拠出し、金融アクセスの拡大に向けた同行支援や通訳などのプロジェクトの進捗を確認しつつ、このクラウドファンディングで支援をいただいた資金を上乗せし、活用してまいります。
改めて、なぜこの取り組みを始めたのか、私の思いからお伝えさせてください。
私が育った千葉県松戸市の地元には菓子パンの工場があり、通学路には作業着を着て働きに向かう外国人の姿がありました。その光景は、外国人を“特別な存在”としてではなく、日常の一部として私の記憶に残っています。
これまで私は広告・PRの仕事をしてきた中で、社会の中でのコミュニケーションには光が当たらず、声が届かないまま取り残されてしまう人がいるのではないか──そんな課題意識を抱いてきました。
そしていま、在留外国人に対しては、国内における一部の犯罪や制度の側面だけが切り取られて「日本人よりも優遇されているのではないか」という論調も出てきました。けれど、その陰には、例えば、「日本で働き、未来を描きたいという願い」「学びや挑戦を重ねたいという夢」など、届かないままの感情や思いがあると思います。
私は、もっと人には多様な価値観や感情が豊かにあって、その多様さを丁寧に伝え合い、想像し合えたなら、社会はきっともっと優しくなれると信じています。私にとって、今回のクラウドファンディングは、まさにその思いを形にする第一歩でした。
この取り組みは、日本に暮らす外国人労働者の金融包摂の実現を目指すものですが、それは適切に融資を受けられるということだけではありません。
私が大切にしたいのは、日本で暮らす外国人を単なる「労働者」ではなく、未来を共につくる一人の若者として、私たちと同じ社会を生きる仲間として応援することです。彼らが“労働力”として社会を支える存在にとどまらず、安心して暮らし、挑戦し、家族や仲間と夢を描きながら、この社会に迎え入れられることにこそ大きな価値があると考えています。
このクラウドファンディングは小さな一歩ですが、着実に金融包摂を進めていくことが、日本で暮らす外国人を応援する仲間を増やすことにつながると信じています。今後も、活動の学びと成果はクラウドファンディングの活動報告欄を通じて、共有していきます。
これからも歩みを重ねてまいります。
引き続き、この取り組みをご注目いただき、見守っていただけたらと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
大澤峻也(REEP財団)

REEP財団 ワークショップ時の集合写真
金額3,000円 |
金額5,000円 |
金額10,000円 |
金額25,000円 |
金額70,000円 |
金額100,000円 |
金額200,000円 |
金額300,000円 |
金額1,000,000円 |
金額3,000円 |
金額5,000円 |
金額10,000円 |
金額25,000円 |
金額70,000円 |
金額100,000円 |
金額200,000円 |
金額300,000円 |
金額1,000,000円 |