リープ共創基金
一般財団法人

日本に住む外国人も、平等に金融にアクセスできる社会へ

支援総額
412,000
22%
目標金額 1,800,000
サポーター
26
終了しました
2025年08月31日 23時59分 まで
日本に住む外国人が、収入があっても日本人のようにお金を借りられないことをご存知ですか? その背景には、在留資格の不安定さ、日本語能力の課題、金融慣習の壁があります。2024年の統計によると、在留外国人は約359万人にのぼります。2012年末から2024年6月での増加率は約69%であり、総人口の約2.9%、若者人口(20歳~39歳)の約7.6%を占めているにもかかわらず、この分野はあまり注目を集めてきませんでした。(※1) 今回、私たちが取組むのは、日本に暮らす外国人労働者が銀行から資金を借り、スキルアップを経て上昇した所得から、資金を返す“金融包摂“スキームの実現。具体的には、外国人労働者の中でもっとも多くの24.8%を占めるベトナム人の中型自動車免許取得ローンからプロジェクトを開始することにしました。(※2) これは、1件30万円程度の小規模のローンに過ぎませんが、免許の取得に伴いほぼ確実に所得の向上や経済的自立を見込むことができ、所得の向上をもって資金の返済の原資とすることのできる持続可能な仕組みです。 他の先進国の事例では、このような金融包摂の対象となった移民の収入が平均40%以上、納税額が64%増加した事例もあり、我々はこの金融包摂スキームが可能になれば、孤立し、搾取されがちな外国人労働者を日本社会の新たな支え手の一員として迎えることができると考えています。(※3)
2025-09-05 13:37
単なる"労働者"ではなく、同じ未来を生きる仲間として
ー 金融包摂の実現に向けたクラウドファンディングを終えて

REEP財団の大澤です。この度は、REEP財団のクラウドファンディングにご支援・応援をいただき、誠にありがとうございました。本クラウドファンディングは無事に終了し、26名の方から合計412,000円(41万2千円)のご支援をお預かりしました。心より感謝申し上げます。

まずはREEP財団から100万円を先行拠出し、金融アクセスの拡大に向けた同行支援や通訳などのプロジェクトの進捗を確認しつつ、このクラウドファンディングで支援をいただいた資金を上乗せし、活用してまいります。

改めて、なぜこの取り組みを始めたのか、私の思いからお伝えさせてください。

私が育った千葉県松戸市の地元には菓子パンの工場があり、通学路には作業着を着て働きに向かう外国人の姿がありました。その光景は、外国人を“特別な存在”としてではなく、日常の一部として私の記憶に残っています。

これまで私は広告・PRの仕事をしてきた中で、社会の中でのコミュニケーションには光が当たらず、声が届かないまま取り残されてしまう人がいるのではないか──そんな課題意識を抱いてきました。

そしていま、在留外国人に対しては、国内における一部の犯罪や制度の側面だけが切り取られて「日本人よりも優遇されているのではないか」という論調も出てきました。けれど、その陰には、例えば、「日本で働き、未来を描きたいという願い」「学びや挑戦を重ねたいという夢」など、届かないままの感情や思いがあると思います。

私は、もっと人には多様な価値観や感情が豊かにあって、その多様さを丁寧に伝え合い、想像し合えたなら、社会はきっともっと優しくなれると信じています。私にとって、今回のクラウドファンディングは、まさにその思いを形にする第一歩でした。

この取り組みは、日本に暮らす外国人労働者の金融包摂の実現を目指すものですが、それは適切に融資を受けられるということだけではありません。

私が大切にしたいのは、日本で暮らす外国人を単なる「労働者」ではなく、未来を共につくる一人の若者として、私たちと同じ社会を生きる仲間として応援することです。彼らが“労働力”として社会を支える存在にとどまらず、安心して暮らし、挑戦し、家族や仲間と夢を描きながら、この社会に迎え入れられることにこそ大きな価値があると考えています。

このクラウドファンディングは小さな一歩ですが、着実に金融包摂を進めていくことが、日本で暮らす外国人を応援する仲間を増やすことにつながると信じています。今後も、活動の学びと成果はクラウドファンディングの活動報告欄を通じて、共有していきます。

これからも歩みを重ねてまいります。
引き続き、この取り組みをご注目いただき、見守っていただけたらと存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。

大澤峻也(REEP財団)

REEP財団 ワークショップ時の集合写真

趣旨に賛同!
金額3,000
まずは、応援!
金額5,000
プロジェクトの実施報告をご登録頂いたメールアドレスに送らせて頂きます。
多言語相談を応援!
金額10,000
2名の外国人労働者に多言語での金融アクセスに関する相談を行うことができます。
現地訪問コース
金額25,000
日本に住む外国人住民が活躍する地域を訪問します。訪問日程は、賛同頂いた方の中で参加可能な方が多い日程で開催いたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方をを対象とさせて頂きます。 ※現地の食事のみご提供いたします。
金融包摂実現コース
金額70,000
約1名の外国人労働者の金融アクセスが改善し、日本の金融包摂の新しい事例が生まれます。現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)ももちろんお誘いいたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。
多言語資料作成応援コース
金額100,000
多言語での日本の金融制度に関する説明資料が作成できます。現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)ももちろんお誘いいたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。
インパクト評価応援コース
金額200,000
本プロジェクトのインパクトの評価の資金に充当します。科学的な評価が可能になり、金融包摂の再現可能性が向上します。現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)ももちろんお誘いいたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。
全面応援コース
金額300,000
金融包摂をとにかく全面的に応援したいと思った方におすすめです。現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)ももちろんお誘いいたします。個別の事前説明も大歓迎ですので、トップページの下部のメールアドレスにご連絡ください。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。
基金設立コース
金額1,000,000
寄付を原資とした金融包摂のための基金を設立します。基金の運用益が継続して、金融包摂の実現のための資金として使われます。基金に関しては、個別に詳細をご説明させてください。トップページの下部のメールアドレスにご連絡ください。また、現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)もお誘いいたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。 ※銀行振り込みをおすすめしています。
団体情報
リープ共創基金
一般財団法人
団体情報
リープ共創基金
一般財団法人
趣旨に賛同!
金額3,000
まずは、応援!
金額5,000
プロジェクトの実施報告をご登録頂いたメールアドレスに送らせて頂きます。
多言語相談を応援!
金額10,000
2名の外国人労働者に多言語での金融アクセスに関する相談を行うことができます。
現地訪問コース
金額25,000
日本に住む外国人住民が活躍する地域を訪問します。訪問日程は、賛同頂いた方の中で参加可能な方が多い日程で開催いたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方をを対象とさせて頂きます。 ※現地の食事のみご提供いたします。
金融包摂実現コース
金額70,000
約1名の外国人労働者の金融アクセスが改善し、日本の金融包摂の新しい事例が生まれます。現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)ももちろんお誘いいたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。
多言語資料作成応援コース
金額100,000
多言語での日本の金融制度に関する説明資料が作成できます。現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)ももちろんお誘いいたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。
インパクト評価応援コース
金額200,000
本プロジェクトのインパクトの評価の資金に充当します。科学的な評価が可能になり、金融包摂の再現可能性が向上します。現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)ももちろんお誘いいたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。
全面応援コース
金額300,000
金融包摂をとにかく全面的に応援したいと思った方におすすめです。現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)ももちろんお誘いいたします。個別の事前説明も大歓迎ですので、トップページの下部のメールアドレスにご連絡ください。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。
基金設立コース
金額1,000,000
寄付を原資とした金融包摂のための基金を設立します。基金の運用益が継続して、金融包摂の実現のための資金として使われます。基金に関しては、個別に詳細をご説明させてください。トップページの下部のメールアドレスにご連絡ください。また、現地訪問(日本に住む外国人住民が活躍する地域)もお誘いいたします。 ※現地訪問は、「互いに安全な場をつくる」というルールに同意頂ける方を対象とさせて頂きます。現地訪問は必須ではありません。 ※銀行振り込みをおすすめしています。
このページは寄付・会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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