連合大阪北河内地域協議会(連合北河内)は、過去の内戦により子供たちの教育環境の整備が立ち遅れているカンボジアの子供たちを支援するため、2007年に賛同いただいた会社や団体と共にシェムリアップ近郊に「ワット・ロカー小学校」を建設し、寄贈しました。この小学校は多くの子供の学び舎として、そして地域のコミュニティの拠点として活用されています。貴重な子供たちの学びの環境を維持していくため、皆様のご協力をお願いいたします。
連合北河内の紹介
連合北河内は、北河内7市に拠点を置く労働組合の集まりです。連合が目指す「働くことを軸とする安心社会の実現」に向け、地域に根ざした「顔の見える運動」を推進しています。
連合大阪北河内地域協議会 - 連合北河内
活動の背景
カンボジアは、1970年代のポルポト政権下で内戦が続き、国内で当時の人口のおよそ三分の一にあたる200万人とも言わる途方もない規模の大虐殺が行われました(数については諸説があります)。知識人が狙われたこともあり、その後の国の発展に長期的な影響がでています。国の未来を担う子供たちの教育環境の整備が喫緊の課題となっています。
カンボジア教育支援活動について
2017年には小学校の建屋に大きな傷みが発生し、子供たちの学びの環境としてはいつ授業などに支障が出てもおかしくない状況にあったことから、北河内地域の労働組合や事業団体とも協力してカンパを呼びかけ、修繕補修を実施しました。以降、ワット・ロカー小学校を北河内労働団体の『連帯の絆』の証しと位置付け、「一人一人の善意が結集することで、国際的な社会貢献につなげていける」ことを地域の多くの仲間と感じ取り、共有していくために、北河内地域の絆として支援を続けています。
寄付金の使い道について
いただいた寄付金の全額を北河内地域労働者福祉協議会を通じて、カンボジア ワット・ロカー小学校の補修・修繕と同小学校に通う子供たちの教育支援のために支出します。
〔これまでの支援実績〕
・天井にあいた穴の補修 414,000円(2017)
・看板の修復 202,460円(2020)
・コロナ渦で苦しむリエンポン村への支援 86,000円(2021)
・窓枠と窓ガラスの交換 112,500円(2023)