プロジェクト概要
昨年の能登半島沖地震で支援活動を行なった珠洲市は震源地に近く、大きな被害となりました。
砂崩れや道路の陥没などにより孤立状態となった地区のひとつが、昨年に支援活動を行なった日置(ひき)地区です。日置地区は能登半島の先端部分にあり、珠洲市孤立地区の多くがこの半島の先端に集まっています。先遣隊として代表の中島がまずは命を繋ぐための物資(水と食料・日用品)を詰めるだけ詰め込み出発しました。
アスファルトが裂け、土砂崩れに遮られた道を何度も行き来し、やっとの思いで避難所に到着することができました。
到着後、支援物資の配布・周辺地区の状況確認・区長との打合せなどを行ない、孤立避難所の解消を目指して活動を開始しました。物資手配のタイムラグがあることから、必要とされるところに物資を移動させるなど、東日本大震災や熊本地震など過去の支援で得た知識をもとに、滞りがちな支援物資の適所配布と段階に見合った支援を心掛けています。
今後は二次避難により避難所の人数が減ってくることが考えられますが、それでも離れることができない人が必ず出てくると考えられ、残された方々への支援活動は長期に渡り続くと考えられます。ライフラインの確保ができるまでは続く見込みです。
避難所での命を守る活動が落ち着き次第、技術的な支援活動を開始します。
・高所作業車を導入した屋根の応急処置
・雨漏りによるカビの発生から生活空間を守るための養生応急処置作業
・重機による土砂の撤去
・ブロック塀などの倒壊危険物の撤去
など、多くの専門的な技術作業が求められます。各被災地で連携している団体とも協力しながら活動を進めていきます。
高齢者の多い地域であり昨年も被災していることから、経済的に簡単に家の修理ができる状態にない家庭も多くあると考えられます。それぞれの事情に寄り添いながら、少しでも前を向いていただけるような活動を行なっていきます。
これらの活動は長期に渡ると思われます。長期滞在型の支援をおこない、地元の方々と共に考えながら進めていく所存です。
NPO法人災害救援レスキューアシストについて
NPO法人災害救援レスキューアシストは災害弱者と呼ばれる要配慮者(高齢者・障がい者・妊婦・子ども・生活困窮者・外国人など)を中心に被災者の生活を守るための災害救援活動を行なっています。近年、甚大化し多発する災害に対し、一般ボランティアが行うことのできない「プロボノ」と呼ばれる技術的な作業を中心に、被災地支援活動を行なっています。また、平常時には防災や減災、技術的な講習会などを行い、災害に備える活動も行っています。皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。
令和5年(2023年)主な被災地活動内容
・石川県能登半島沖地震(石川県珠洲市) 屋根のブルーシート張りなど
・台風2号(静岡県磐田市・沼津市、奈良県明日香市) 浸水被害住宅への床下作業など
・7~8月豪雨災害(秋田県五城目町) 災害廃棄物の受入調整・重機による土砂撤去など
・台風15号(千葉県茂原市、福島県いわき市) 床下作業、重機活動など
寄付金の使いみち
皆様からいただいたご寄付は、令和6年 能登半島地震で被災し、支援を必要している方々の活動に大切に使わせていただきます。
余剰金が出た場合は次の災害に繰り越して利用させていただきます。
〈支援活動内容〉
・避難所運営
・聞き取り調査による適材適所な物資管理と移送
・珠洲市社会福祉協議会と提携した被災者への情報の提供
・高所作業車を導入した屋根の応急処置
・重機を利用した土砂の撤去
・生活空間を守るための室内の応急処置
・連携団体やボランティア希望者の調整・コーディネート
・その他被災地において必要とされる事項
領収書について
ご希望の方には領収書の発行が可能です。認定団体ではありませんので税制上の優遇措置は適用されません。予めご了承ください。
年度ごとに発行している活動報告書にお名前を記載させていただきます。ご希望でない方はお申し出ください。
日々の活動報告は各SNSでご確認できます。
SNSをフォローしていただき、皆さまのご支援が被災地でどのように活用されているのかご確認ください。
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