株式会社レクサリンク

ホタテ貝殻から未来へ紡ぐ。人と地球に優しい洗浄剤「強アルカリイオン電解水」をつくりたい!

支援総額
10,000
0%
目標金額 7,000,000
サポーター
1
残り
80
2024年10月15日 21時00分 まで
(株)レクサリンクは北海道で、環境保全と循環型社会の理念に基づき、持続可能な事業を展開します。私たちの新しいプロジェクトでは、大量に廃棄されるホタテの貝殻を再活用し、江別市に新設予定の工場でその加工を行い、優れた除菌・洗浄効果を持つ「強アルカリイオン電解水」を製造します。 この製品は現在の感染症対策やSDGsに貢献するだけでなく、循環型社会のニーズにも応え得る製品です。さらに、地域活性化にも大いに貢献できる可能性を秘めたプロジェクトです。 皆様からの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

自己紹介

はじめまして。

数あるプロジェクトの中で私たちのページに目を留めていただきありがとうございます。

株式会社レクサリンク代表取締役の石川と申します。

私は若い頃から通信事業界に従事しており、2017年に会社を設立してからはプロジェクトマネージメント会社として通信事業者向けのネットワーク設計・オペレーション業務に携わり全国規模の通信基幹網の構築を多数行ってきました。

この度、SDGsに貢献できる新たな事業としてホタテ貝殻から生まれる人と環境に優しいアルカリイオン電解水の製造にチャレンジすることにしました!

プロジェクト立上げのきっかけ

私がプロジェクトマネージメント会社を設立した当初から、自然環境と工業が共存できる製造業に挑戦したいという思いがありました。

出身地でもある北海道は海産物の宝庫であり、国内外から多くの人々が海の幸を楽しむために訪れます。

この賑わいの中で「これだけ多くの人が食べるカニや貝の殻はどれほどの量になるのだろうか?」 飲食店だけでなく、貝類の加工品でも貝殻は廃棄されているはず。これが合わさると相当な量になるのではないかと。

そういったきっかけから、北海道の海産物に関する廃棄の現状について調べたところ、道内の役場水産課の方から、ホタテ貝殻にまつわる課題について興味深い話を聞くことができました。

海に囲まれた日本の中でも、北海道は唯一3つの海に囲まれた都道府県です。その豊富な水産資源に支えられており、その中でもホタテ貝の漁獲・生産量は日本一でそのシェアのほぼ100%を占めており、北海道漁業の中核を担っています。

しかしながら、多くの方に好まれて食される一方で、年間20万トンもの貝殻が廃棄されており、これが地域にとって課題となっているそうです。

<ホタテの貝殻に関する課題>

✓堆積場所の確保

✓地上保管による塩分の地中への流入による環境汚染と悪臭問題

✓ 貝殻の保管と管理に多額の税金と、手間・時間がかけられている。

✓中国へ水産物の輸出が全面禁止され、北海道産のホタテが行き場を失っている

そこで、私たちは、SDGs分野への挑戦への取り組みの第1歩に、ホタテの貝殻の再利用にチャレンジしたいと考え、このプロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトの具体的内容

今回、私たちは、ホタテの貝殻を使って「強アルカリイオン電解水」の製造に挑戦したいと考えています。

>ホタテの貝殻を使った強アルカリイオン電解水って何??
水なのに洗剤のような洗浄力を持った、 「ホタテ貝殻」と「水」のみからなる、まさに「天然由来」の除菌・洗浄剤です。界面活性剤などの化学物質が一切含まれていないため、人や動物、環境に優しく、そして除菌・洗浄・消臭効果を発揮します。

>アルカリイオン電解水が出来るまで
このホタテの貝殻を使った強アルカリイオン電解水は、道内から廃棄予定のホタテ貝殻を購入し、江別市に新設予定の工場で製造を行います。
ホタテ貝殻の主成分である炭酸カルシウムを、高温焼成により酸化カルシウムに変化させ、それを水と組み合わせて電気分解することで、誕生します。

>アルカリイオン電解水の効果

■強力な洗浄力
油脂やタンパク質などの酸性の汚れに強く、通常の化学合成洗剤と同等の洗浄効果を発揮します

■除菌・抗菌・消臭効果
pH12.5以上の環境では微生物が生息できないため、食中毒菌などの除菌・抗菌効果があります

■手間いらずのスピーディーな使用
汚れを落とした後は通常の水に戻るため、煩わしいすすぎ作業が不要です

■食材のクリーンな洗浄
野菜や果物を洗浄すると、農薬や菌などの不純物を効果的に取り除きます。これにより、食材本来の味わいがよみがえる効果があると言われています

■災害時の頼れる味方
通常の水に戻りすすぎが不要となる特徴があるため、災害などで水が必要とされる状況でも、手軽に衛生的な場を提供できます。

>アルカリイオン電解水の用途

製造したアルカリイオン電解水はまず、不特定多数の方が多く利用する病院や施設、そして農業・畜産・水産業などの第一産業への提供を考えています。

また、製造過程では、発熱剤・pH中和剤・肥料などの副産物が生まれます。これらについても、有効活用すべく、今後の取り組みを視野に入れています。

本プロジェクトを通して、貢献したいこと

ホタテ貝殻の再利用による環境負荷軽減
ホタテ貝殻は通常、埋め立て処理されます。この過程で土壌に塩分が浸透し、生態系や土壌汚染の原因となります。今回、廃棄される貝殻を再利用して「強アルカリイオン電解水」を生成し、埋め立て処理される廃棄量を減らすことで、生態系や土壌汚染への影響を緩和させることができます。さらに、一般的な洗剤に含まれる環境への影響が懸念される化学物質とは異なり、この電解水は天然由来の成分であるため、排水処理の負担の軽減にもつなげる事ができます。

地球に配慮しながらも、安心安全な使用を様々なところで。
強アルカリイオン電解水は、使用後に残る洗剤成分が一切なく、「すすぎ」や「水拭き」の手間が不要です。
これにより、手軽で素早く除菌・洗浄ができます。病院や施設など、多くの人が触れる場所だけでなく、農業や畜産、水産業においても、野菜の洗浄や、畜舎・加工場の清掃・除菌に効果的に活用できます。これにより食の提供においても「安心・安全」を確保できる環境を築けます

雇用創出で地域を元気に!
少子高齢化が進むなか、将来的には労働力不足が懸念されています。私たちはこの課題に前向きに取り組み、活力ある高齢者の雇用を積極的に行います。元気で仕事に意欲的なシニアの方々をサポートし、そこから生まれる活気あるコミュニティが地域全体の活性化に繋がると信じています。

本プロジェクトはSDGsにおける以下7つのカテゴリーのゴール実現にも貢献します。

ご支援金の使い道

今回クラウドファンディングでご支援いただいた資金は、
・工場設置費
・機械購入費
・原料、資材などに係る経費
として大切に活用させていただきます。工場設置場所については経費を抑えるため最初は私有地内に必要最低限の広さで設置、将来的に大きくしていく予定です。
必要金額のうち一部は北海道からの補助金(500万)、一部は自己資金(200万)で賄う予定で、足りない部分を支援金で補填させて頂きたいと考えております。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます。

社会に貢献できる事業がしたい!という強い想いが設立当初からありました。

まずは身の回りをよく見て課題を探し、大それたことではなく自分にできることから始めてみようと、現在の事業の合間に少しずつ準備を進めてやっと今に至ります。

このプロジェクトを通じてSDGsに貢献するだけでなく、私の出身地である北海道の社会課題にも取り組み、将来的には地元で雇用を生み出し、雇用促進に貢献したいと考えています。

現在の事業と並行でコツコツと進めていた為、思い通りのスケジュールで進めることが難しかったですが、何とか試作品の制作までこぎつけました。現在、プロジェクトは最終段階に差し掛かっています。最後の一歩を踏み出すために、皆様の温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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