公益財団法人世界宗教者平和会議日本委員会

日本で勉強するシリア難民留学生支援のためにご寄附をお願いします

(公財)世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会は、2017年から認定NPO法人難民支援協会(JAR)との共同事業で、シリア内戦によって難民となったシリアの青年たちが継続して教育を受けられる機会を提供するために、日本で初めての民間事業としてシリア難民を留学生として受け入れ、進学、就職につなげることを通してシリア難民の方々を支援しています。 皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。

シリアの状況

毎日のように報道されていた爆撃により崩壊した建物も町並みも、大けがをした子供たちの苦痛な表情も、今では少なくなっています。
しかし、それは完全に平和になったから、何も起きなくなったからではありません。
2018年のUNHCRの統計によると、紛争や迫害によって移動を強いられた数が世界で7000万人(うちシリア難民は670万人)を超えたと言われています。シリア難民の多くはトルコやレバノンなどの近隣諸国に逃れています。

シリアはもともと教育レベルが高く、優れた文化や技術を有する国です。しかし、内戦の影響で難民となった青年たちには教育を受ける機会が限られています。

戦争や紛争のときに生まれた「失われた世代」には、とりわけ「教育」がとても大切だと言われています。

「シリア難民の留学生受入れ事業」とは?

■日本初の民間主導の難民受け入れ事業

WCRP日本委員会は、認定NPO法人難民支援協会とともに、2017年よりシリア難民を日本で留学生として受け入れる共同事業を始めました。難民を最も多く受け入れているトルコで、高校卒業資格以上を持ち、さらなる高等教育を受けたいと希望する学習意欲の高いシリア人の青年を公募し、留学生として受け入れるという、日本初の民間主導の難民受け入れ事業です。

この共同事業を通して日本に留学生として来日したシリア難民の青年たちは、語学学校で日本語を学習し、日本での大学進学をめざします。

2017年から2020年まで19人のシリア難民留学生を受け入れ、日本語学校を卒業した留学生は、大学または大学院へ進学、また就職しています。

■生活面と精神的なサポート

WCRP日本委員会では、多くの試練を乗り越え、日本という遠い島国にやっとの思いでたどり着いた難民留学生の支援として、来日時の生活面でのサポート、日本人との交流会やアルバイト機会の提供、居住地における生活情報の提供、定期的なフォローアップなど、留学生の生活がより良いものになるように、個別に柔軟な対応をしています。

ご支援の使い道

シリア難民留学生は自活することを基本としていますが、語学の問題や文化・宗教的な相違から、来日直後にアルバイトを開始することが難しい状況です。そこで、勉強により集中できる環境を整える目的で生活費の一部を支援しています。

皆さまから頂戴した寄附金は、来日直後の生活立ち上げから6か月間、「シリア人日本語学校留学生への生活支援」として毎月お渡しさせて頂きます。

税制優遇のご案内

個人の方がご寄附された場合、税制上の優遇措置(寄附金控除)が受けられます。寄附金控除を受けられる方は、領収書と「税額控除に掛る証明書」を発行致しますので、事務局までご連絡ください。 寄附金控除についての詳細はホームページ(https://www.wcrp.or.jp)をご覧ください。

団体情報
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