NPO法人 咲桃虎(さくもんと)とは
DOG RUN&ANIMAL RESCUE 咲桃虎は、2018年9月に登記完了し、NPO法人 咲桃虎(さくもんと)なりました。
咲桃虎は、宮崎県の高原町を拠点に活動しているNPO法人です。
当団体は大きく分けて
・犬猫のレスキュー活動
・地域猫・野良猫TNR活動
・啓蒙活動
の3つの活動を行っています。
活動内容、各種イベント、家族募集中の犬猫の様子等の詳細は、当ページの咲桃虎アイコンから咲桃虎HPや、咲桃虎ブログ(代表山下のAmeba blog)を御覧ください。
犬猫のレスキュー(保護)活動について
NPO法人咲桃虎では、以下のような犬猫のレスキュー(保護)活動を行っています。
・県内の保健所、愛護センターで保護された犬猫
・宮崎県外の保護団体からの協力要請による犬猫
・行政より多頭飼育崩壊の保護協力要請があった場合
・劣悪環境のブリーダーからの犬猫
・個人の飼育放棄、ネグレクトの犬猫
・ブリーダーより繁殖引退犬の受け入れ など
2018年の発足以来、2021年度末までに、犬約1300頭、猫約700匹を保護してきました。
※個人の身勝手な飼育放棄等が理由であったり、全て団体丸投げの引き取りはお断りしています。
※NPO咲桃虎保護施設への犬猫の遺棄等は、全て警察へ届け出をしています。
そして保護した犬猫に医療ケア、ワクチン接種、不妊手術を行い、新しい保護主さんにお渡しするまで、責任を持って咲桃虎施設、または預かりボランティアスタッフの家でお預かりしています。
発足から2021年度末までに、犬約1100頭、猫約400匹を新しい家族の元へ譲渡することができました。
また、新しい家族へ譲渡した後も、犬猫達が人と幸せに過ごせるよう、飼育環境を自宅まで確認させていただくことを義務化しています。その後も定期的に様子を報告していただくことで、譲渡後のアフターケアにも力を入れています。
犬猫を取り巻く現状と咲桃虎の活動
NPO法人咲桃虎は、今目の前にある生命を第一に考え活動しています。もちろん、根本を断つための地域猫・野良猫のTNR活動や啓蒙活動も行っていますが、レスキュー活動が多いのが現状です。
保健所が満杯で殺処分が迫っている子達、ブリーダーからレスキューする子達、多頭崩壊からの子達をレスキューするとなると、咲桃虎で受け入れるキャパシティがない場合もあります。
特にブリーダーレスキューでは、一回につき平均10匹以上保護することになります。過去には1つの施設から約200匹の犬をレスキューした事例もあり、咲桃虎だけで全頭の居場所の確保や医療費などの関係で受け入れが難しい場合もあります。
そんなときは、信頼している他の愛護団体様や個人で活動されてる方と連絡を取り合い、託しております。
また、劣悪な環境からレスキューした子たちの多くは医療ケアが必要となります。ブリーダーの元にいた子たちの中にも、必要な医療がかけられておらず、状態の悪い子もいるのが現状です。医療費もかさみますが、今目の前で必死に生きている子たちに、できるだけのケアをしてあげたいと咲桃虎は考えています。
地域猫・野良猫のTNR活動のため、NPO法人咲桃虎では、定期的にTNRを行なえるよう、2018年10月「咲桃虎TNRクリニック」を施設内に開院しました。TNRを行う期間のみ、ご尽力くださる先生に来て頂き不妊手術を行っています。
開院以来、咲桃虎が不妊手術に関わった猫は、2021年度末までで約5000頭となりました。
現在も毎月2日間のペースで開院し、行政や地域の方と連携しながら、不幸な命の連鎖が生まれないよう活動を続けています。
ご支援の使い道
咲桃虎では、犬猫合わせて常時約150頭以上の犬猫が集団生活をし、また預かりボランティアさんのお宅で人との関わりを学びながら、新しい家族とのご縁が見つかるまで、大切にお預かりしています。
譲渡までに数年を要する場合もあれば、最期の時まで咲桃虎で過ごし、看取る場合もあります。
生きる場所を失い、不幸な環境にいる犬猫を一頭でも多く救い、幸せにしてくださるご家族へと繋ぐために、
そして人と動物がともに幸せになれる環境を目指すために、咲桃虎はこれからも活動を続けていきます。
頂いたご支援は、犬猫達のご飯代・医療費・衛生用品代などに使わせていただきます。
ご支援の使い道については、咲桃虎HPやブログ・SNSでも発信しています。
皆様の温かいご支援をお願い致します。
NPO法人咲桃虎 代表 山下香織