NPO法人 子どもの育ちを支える会 さくらネット小山

【継続寄付】 虐待・貧困・不登校・障害・外国籍等、さまざまな困難を抱える子どもたちの未来を支えたい

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NPO法人 子どもの育ちを支える会 さくらネット小山にご興味をもってくださりありがとうございます。 私たちは、栃木県小山市を拠点に、虐待・貧困・不登校・障害・外国籍等、さまざまな困難を抱えて地域で生活している子どもたちの育ちを支える活動を行っています。 ご支援くださいました寄付金については、日々の子どもたちの生活のために大切に使わせていただきます。 ぜひ、私たちの活動にご援助、ご支援くださいますようお願い申し上げます。 ★ご寄付の方法について★ ① Amazonほしい物リストからご選択 ② クレジットカード決済 ③ 金融機関からのお振込み ④ 食料品・日用品・物品・ご寄贈品は事前に画像等によりご連絡くださいますと助かります ⑤ その他、遺贈・生前贈与につきましても事前にご相談くださいませ。

活動・団体の紹介

NPO法人 子どもの育ちを支える会 さくらネット小山は、虐待・貧困・不登校・障害・外国籍等、さまざまな困難を抱える地域で生活している子どもたちの育ちを支える活動を行っています

活動の背景、社会課題について

私が勤務していた児童相談所管内の小山市で、2004年9月、3歳と4歳の幼い兄弟が同居人から虐待を受けた末に橋の上から川に投げ込まれ、亡くなるという痛ましい事件が起きた。それから20年がたとうとしている。事件後も児童虐待の通告件数は増え続け、子どもがなくなる事件も後を絶たない。

児童虐待対応の専門機関である児童相談所にはさまざまな権限が付与されて対策が行われているが、虐待が重篤化する前の虐待予防こそが重要であり、困難な生活課題を抱えた保護者の子育てを地域でいかに助けられるかがカギを握っている。児童虐待防止のため、地域で出来ることをみんなで考えていかなければならない。

小山事件は、父子家庭を支援する制度が地域にほとんどない中、幼い子どもを育てる2組の父子家庭が不安定な同居生活を続けていた末に起こった。事件後、子どもの命を守るために児童相談所の権限は強化されたが、父子家庭への支援制度は私が想像したほどには充実しなかった。

私が児童相談所で出会った他の保護者たちも、生活困窮や病気、障害、自らも虐待経験がある等で子育てに支援を必要としている人が多かった。しかし支援を受けずに抱え込み、重篤な虐待に発展してしまったケースも多い。

子どもの虐待事件はその凄惨さから、マスコミ等で保護者の残忍性ばかりが強調されているように思う。実際の保護者はさまざまな生活課題を抱え、相談窓口に行ったり、自ら福祉サービスの利用を申請したりすることが難しい人が多い。加えて、その保護者を支援する制度やサービスもまだまだ少ないのが実情である。

私は子どもと保護者を地域で支援するため、2016年にNPO法人を設立した。放課後に子どもを預かり、食事や入浴等の支援を行う「子どもの居場所」を拠点に、困難を抱えた保護者の子育てを助ける活動を行っている。

主な内容は、子どもを宿泊で預かるショートステイ、保護者が集まって食事を作り会食をする保護者クッキング、生活に困った際の食品や日用品の提供、子どもと一緒に日帰り温泉を楽しめる入浴券と食事券の配布、子育て相談、ゴミの片付け、引っ越しの手伝い、保育所へのお迎え、子どもの一時預かりなどである。

最近は子育ての相談ばかりではなく、困りごとの相談も増えてきた。活動を通じて、さまざまな困難を抱えた保護者の子育てを助けることが、虐待の予防につながっていると実感している。

午後7時、スタッフの送迎で居場所から自宅に帰る子どもたちを見送った後、小山事件で亡くなった兄弟のことを考える。保護者の子育てを助ける「子どもの居場所」があったら、子どもたちの命を守ることができたのではないかと。

自治体において、困難を抱える保護者を支援する制度やサービスを増やすとともに、保護者を助ける活動が地域に広がっていくことが望まれる。

活動内容の詳細、実績について

2015年法人設立準備会発足
2016年NPО法人
子どもの育ちを支える会 さくらネット小山 設立

要支援児童生活応援事業(小山市受託事業)
子どもの居場所「おひさま」の運営開始
2020年虐待・貧困家庭昼食支援事業(小山市受託事業)
おひさま通信 第3号 発行
2022年子どもの居場所担い手育成事業(栃木県受託事業)
おひさま通信 第4号 発行
2023年自立援助ホーム「さくらの家」を開設(児童自立生活援助事業)
子育て短期支援事業(小山市受託事業)
おひさま通信 第5号 発行

代表者メッセージ

【子どもたちから出されている宿題】

「大学に行きたい」
「私の家族が幸せであるように」

子どもの居場所「おひさま」を利用していた小学校3年生の女の子は、家族の幸せと自分の進学の夢を七夕の短冊に願いを込めて書きました。

 お母さんと一緒に他県に引っ越してしまったので女の子の夢に寄り添うことは出来ませんでしたが、女の子が願っていた「当たり前の暮らし」は、子どもの居場所を利用する子どもたちみんなの願いだと思うのです。

 子どもたちから出されている宿題~さまざまな困難を抱えた子どもたちが、当たり前の暮らしが出来る社会~を実現するために、私たち大人は考え続けなければいけないと思うのです。

 私たちのNPО法人は、虐待、貧困、不登校、障害、外国籍等、さまざまな困難を抱えて地域で生活している子どもたちの育ちを支える活動を行っています。

私たちの活動をご支援くださるようお願い申し上げます。

寄付金の使い道について

① 子どもたちへ栄養バランスのが整った食事の提供をするための食材費

② 入浴・洗濯、着替え、靴、日用品等を提供するための費用

③ 子どもたちの学習支援のための教材、辞書、文房具、通学用自転車(ヘルメット)等を提供するための学用品費

④ 子どもたちへのお菓子代や飲料代

⑤ 子どもたちで遊べるボードゲーム等の購入費

⑥ 子どもたちの成長期に必要な体験や知見を養うための活動費用

⑦ 子どもたちが安心・安全・快適に過ごせるための居場所環境づくり費用(エアコン工事等)

⑧ 子どもたちの育ちを支えるためのスタッフ人件費および、施設運営費用 など

団体情報
NPO法人 子どもの育ちを支える会 さくらネット小山
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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