Sangoに生きる私たち
私たちは発達障害・HSP・エンパスなど、様々な気質を持っています。その気質ゆえに、社会に馴染むことができず、苦しんできたという経験をした人もいます。
そんな私たちは沖縄やんばる地域の自然の中で、お互いを肯定することができる仲間と、一緒に生活を営み、創造していく中で、自分の気質や、敏感にキャッチする見えない世界について、学び合い、理解を深めています。
生きづらさを抱えて生きてきた私たちが、「生きていていいんだ」という安心と喜びを育めている。
その経験とこの場所を多くの人と分かち合いたいという想いで、自分たちなりのペースで少しずつ活動の輪を広げ、国内外から人々が訪れるようになりました。
地球につながる自然再生
Sangoが本拠地とする沖縄県東村慶佐次にある”お山”。
ここはかつて農地にするために、人の手で森が一度崩されてしまった場所です。この森の自然と向き合い、再生していくことは、私たちの大きなテーマの1つ。
木を植え、草を刈り、水の道を整え、大地が呼吸できるように。
自分たちが足を置くこの”お山”の自然再生が、沖縄、日本、地球の再生につながることを信じ、日々の暮らしの中で環境整備に取り組んでいます。
暮らしを通じて、共に学び、成長する場。
Sangoはコミュニティとしてのあり方や暮らしに関心を持つ人を様々な形で受け入れています。
家事や大工、森の整備、畑仕事などを通じて、知恵や経験、エネルギーを交換し合うことで、様々な気づきが生まれ、お互いの成長につながっています。
おかげさまで、国内外問わず多くの人々が訪れるようになり、世界中に仲間が増えています。受け入れの形式も生活体験だけでなく、ボランティアや研修など少しずつ広がりを見せており、多くの人とSangoでの”経験”を通じた学びを分かち合えている今があります。
一歩一歩、地域に根ざした活動を
最初は右も左もわからず自分のことで精一杯だった私たちも、地域の方々の温かさに触れ、安心を覚える中、おかげさまで地域に根ざした活動も着実にできてきました。
駅伝や清掃などの地域行事に参加し、地域の方と交流させていただいたり、グループ団体のFamily(やーにんじゅ)を通じて、東村内で民宿やお弁当・お惣菜屋さんなども行なっています。また、“自然”をテーマにした上映会を地域で主催するなど、やんばる東村の豊かな自然を守り、つないでいく活動もはじめました。
自分たちを受け入れてくれているこの地域に恩返しできるように少しずつ活動の幅を広げています。
ご支援の使い道
いただいたご寄付はコミュニティの運営費やお山の自然再生、滞在者の受け入れ環境の拡充、東村の自然環境保全などに活用させていただきます。
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