産の森学舎
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《100人いれば100通り》 子どもたちが自分らしくいられる学びの場を支えてくださるマンスリーサポーターを募集します。

産の森学舎は、「くらし」と「あそび」と「学び」をひとつながりで見つめ直すことからうまれた、ちいさな学校(フリースクール)です。

家族が学校をつくる

子どもたちが多様であるように、私たちの社会や生き方が多様であるように、学ぶ場も多様であったら。 

自分らしくあること、自分の意見を持つこと、自分の力を発揮することへの情熱を持ち続けて過ごせる場があったら。 

子どもたちにどんな子ども時代をプレゼントしたいか、二組の夫婦が真剣に考えてカタチにしたら、こんな学校ができました。 

産の森学舎の主な取り組み

産の森学舎の主な事業は、小中学生対象フリースクールの運営です。 平成30年9月現在、築60余年の元牛舎を改装した校舎で22名の小中学生が学んでいます。 

■小学部 
『ありのままに くらす よろこび/ありのままに いきる ちから』 

小学部では、学びに関する《5つの基本コンセプト》をもとに授業や一日の流れを組み立てています。 
①からだ全体で学ぶ
②じっくり丁寧に学ぶ
③湧きあがってくるものを大切にする
④あそび、くらす中で学ぶ
⑤お互いに学び合う

大きな特色として、地元の無農薬農家から直接届く旬の野菜と伝統的な製法でつくられた調味料を使って、当番の子どもたちが昼食の支度をします。 その日ある食材を見て献立を考えるところからスタートします。 

■中学部 
『好き を通じて 自分と向き合う/好き を使って 世界とつながる』 

中学部では《5つの基本コンセプト》に加えて、 学びのサイクルをインプット(知識を得ること)ではなくアウトプット(知識を使うこと)から始めるための 《6つのアウトプット》を意識して、 興味・関心のある事柄を自ら探究できる「自立した学び手」を目指します。 
①問いを立てる
②対話する
③デザインする
④探究する
⑤協働する
⑥表現する

中学部の中心的な活動となるのが『プロジェクト』と呼んでいる探究学習。 問いを立て、それについて様々な手法で探究・発表し、 振り返りを次に生かすというサイクルですすめます。 最初はスタッフの設定したテーマからはじめて、徐々により自由度の高いテーマに移行していきます。 大人は内容についての細かい指導はせず、対話を通じて生徒が自分自身と向き合うための手助けをします。 プロジェクトを進行するため、制作・発表に向けた進捗や課題等を生徒自身が毎日ジャーナルに記録していきます。 

■その他の取り組み 
フリースクール開校当初から、様々な形で広く一般向けの企画・イベントも定期的に行っています。 

・さんのもり文庫: 数人の出展者が持ち寄ったとっておきの本を中心に、教育や文化活動について感じ合い、語り合い、学び合える「広場」を作る取り組み。毎月4日間開催。 
・ツキイチワークショップ: 産の森学舎が取り組んでいる学びの場づくりを広く体験してもらうために開催する主に小学生対象のワークショップ。 参加者数はのべ約330人。現在休講中2015年~2018年7月まで、毎月「美術」と「かず」を交互に開催。
・大人のさんのもり: テーマや題材を絞って開催する、中学生以上対象の勉強会。 2018年9月~12月までの連続企画《学校のカタチ展》では、世界のさまざまな学校の取り組みを紹介し、 その後参加者で学校や教育・子育てについて自由に語り合う会を実施。 
その他不定期に、勉強会や音楽イベントなどを開催しています。

子どもが自分らしくあれる場所

私たちの活動に関心を持ってくださった皆様、ありがとうございます。NPO法人産の森学舎、代表の大松康です。 
自分たちの子どもにどんな子ども時代を過ごしてほしいかを考えたとき、私は子どもの頃夏休みを過ごした祖父の家を思い出していました。 田畑を走る風の匂い、庭で見つけたカブトムシ、祖父の作ってくれた竹馬、美味しい井戸水、自然の恩恵に囲まれた暮らし。 
そんな理想を思い描きながら、首都圏でのサラリーマン生活に終止符を打ち、福岡県糸島市に移住して農的な生活を志したのが2008年、長女が2歳の頃のことです。 
それは、子どもにとっても私たち自身にとっても、思い描いた以上の充実でした。
農業研修先の恩師の世界へのまなざしはどこまでも優しく、畑で触れる生き物の営みは息を呑む美しさで、 すべてが新鮮で、驚きと感動と深い学びに溢れていました。 いままで自分が「勉強」だと思っていたものが何だったのかと省みずにはいられないほどに。 
子育てをモノサシにして暮らし方を変えた私たち夫婦にとって、子どもを預ける保育園や学校を選びたいという発想はごくごく自然なものでした。 食事のこと、自然とのかかわりのこと、遊びと勉強のバランス、子どもと大人の関係作り、気になるポイントはたくさんありました。 世界の国々を見渡せば実に多彩な学びの思想があり、それぞれに様々な試行実践を経た素晴らしい学校がたくさんあることを知りました。 
ところが、肝心の自分たちが住む町に、その選択肢がないのです。 
あきらめる必要はない。 そう思った二組の夫婦が立ち上げた《子どもたちへのプレゼント》がこの産の森学舎です。 
開校当初たった3人だった生徒数は、4年目となった平成30年に20人を超えました。 その過程で、さまざまな経緯を持つ子どもたちに出会いました。皆一様に自分らしくあれる場所を必要としていました。 
平成29年に教育機会確保法が施行され、既成の学校外に学ぶ場があることの重要性を認める考え方が導入されています。 「不登校」の児童に対するアプローチは、これまでの復学ありきの対応ではなくなっていくはずです。 しかし、依然として「不登校」に罪悪感や劣等感を感じている児童や保護者がたくさんいらっしゃいます。 
現在産の森学舎の小学部は定員となっていますが、入学希望の問い合わせは後を絶ちません。 そして、笑顔や意欲を取り戻すような子どもたちの変化を間近で見ながら、子どもが自分らしくあれる場所がいかに大切であるかを日々再確認するのです。 
100人いれば100通り。 それぞれに違っていて当たり前の子どもたちが過ごす『学校』という場所の在り方に、たった一つの正解があるでしょうか。 「選べる」ということがいかに健全なことか。この社会の中で私たちがすでに知っていることのひとつです。 
産の森学舎という《ちいさな学校》をこれからも継続充実させ、同様の取り組みが全国に拡がり認められていく未来への発信拠点となるために、どうか皆様の力を貸してください。 皆様と一緒に、自分に合った学びの場を選択できる《あたらしい学校のカタチ》は作れると信じています。 

NPO法人産の森学舎 
理事長 大松康

《あたらしい学校のカタチ》は作れる

フリースクールの必要性・重要性は広く認められはじめたものの、 その経営は保護者の負担とボランティアスタッフの存在で辛うじて賄われており、採算は度外視、安定とは程遠い現状です。 
いつの日か《教育の選択肢》を国が守り育てる『未来』が来るまで、子どもたちのかけがえのない『今』を支え、 自分に合った学びの場を選択できる《あたらしい学校のカタチ》の可能性・将来性を共創していきましょう。 

▼サポーターの皆様にご提供できるもの
・最新の活動報告書のご送付(年1回)
・産の森学舎ステッカーのお届け
・限定Facebookページへのご招待
・活動成果がわかるイベントや公演情報のご案内 

▼いただいたご寄付でできること
月1,000円のサポートで 生徒ひとり・1ヶ月分の紙・のり・テープなどの消耗性教材を準備提供できます。 月3,000円のサポートで 生徒ひとり・1ヶ月分の昼食の材料(地元産・近隣産無農薬野菜、伝統製法の調味料)を厳選調達できます。 月5,000円のサポートで、外部の講師を招いて生徒が新しい世界と出会う特別授業を1年間通して月1回開催することができます。

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