公益財団法人たかまつ讃岐てらす財団

「あゆもうともに」こども虐待防止学会アートプロジェクト つながる応援-ばんこっき(万子旗)- ~こどもたちと繋がってくれる大人を増やしたい!~

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支援総額
952,000
95%
目標金額 1,000,000
サポーター
58
終了しました
2024年11月22日 17時00分 まで
日本こども虐待防止学会第30回学術集会かがわ大会が本年11月30日、12月1日に高松サンポートで開催されます。それに合わせて、「つながる応援‒ばんこっき万子旗‒」というアートワークショップを行います。学会に関する費用は本来、参加者の参加費によって賄われるものではありますが、地域開催のために多くの参加者が見込めないことから、アートプロジェクトに関する経費についてのご支援をお願いする次第です。 ※このプロジェクトは、公益財団法人たかまつ讃岐てらす財団が運営する「2024年度プロジェクト指定基金助成プログラム」に採択されたものです。
2024-12-09 12:22
日本子ども虐待防止学会第30回学術集会かがわ大会は無事に終了いたしまた。
クラウドファンディングのご協力いただいた皆様方、本当にありがとうございました。

大会長 木下あゆみ からのお礼のメッセージ

かがわ大会のクラウドファンディングにご協力いただいた皆様、また学会にご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました!プレコングレスも含め3日間のプログラムが無事終了しました。

よい大会だったよーっていろんな方から声をかけていただいて、スタッフ全員とても嬉しかったし、やってよかったーって思いました^ ^この繋がりが香川だけじゃなく全国に広がっていきますように。 みなさま本当にありがとうございました!


ホスピタルアートディレクター 森 合音 さんからのお礼のメッセージ

ご支援いただいた皆様へ

この度は、日本子ども虐待防止学会第30回学術集会香川大会 おもてなしの「ばんこっき」のアートプロジェクトにご支援いただき誠にありがとうございます。

おかげさまで多くの方々からあたたかいご支援をいただき、4ヶ月に渡って香川県内を中心にご縁のあるフィールドでアートワークショップ(添付のポスター・動画をご参照ください)を実施することができました。

大会当日はワークショップで作られた約400枚のばんこっきを会場に飾り、参加される方々をお迎えしました。学会のテーマカラーであるオレンジを基調とした「様々な光」と香川を代表する詩人塔和子氏の「生きた言葉」は無機質になりがちな空間を有機的に彩ってくれました。

大会1日目には当事者ユースWG「みんなの声 聴かせてワーク」に参加された方々にもワークショップを体験いただき、その制作の過程で切実な「声」を聴かせていただきました。その表現からは、当事者の声が届きにくい「学会」という「場」そのものの在り方が問われ、また、社会が抱える見えづらい課題に気づかされました。結果的に虐待という闇の深さを感じることによって、光を届けようとすることの意義、学会の必要性について再認識する機会となりました。

「ばんこっき」のアートワークショップは大会ポスターでも表現されている「子どもも大人もお互いに旗を振り、応援し合う社会の実現」「虐待防止を自分ごとに」という想いを、象徴的に表現したものです。大会が一過性のイベント(点)で終わらないように、大会事務局である四国こどもとおとなの医療センターで、10年間実践してきたホスピタルアートの「これまで」を知っていただき、アートと医療が専門性の枠を超えてつながり、補い合って共に同じ光を目指すことで見えてくる「これから」のケアの可能性を伝えようとしました。また、本大会を出発点として未来へと続く新しい流れやつながりが生まれることを願いました。

参加者からは「自分の光を表現しようとしたら、心の中にある弱さや醜さも一緒に見えてきた」「自分だけでは光れない」「自分も気づかないうちに虐待していたかもしれない」「塔和子さんの言葉が自分の内側にある言葉にならない感情を引き出してくれた」など、様々な感想を頂きました。「ばんこっき」を作る過程でそれぞれが自分の内側にある闇や、弱さと向き合い、そこに差し込む光を探し、虐待防止について考える時間を持ってくださったのだと感じました。

大会終了後、多くの方から「会場がおもてなしの空気で包まれていて優しい気持ちになった」「一つ一つに想いがこもっている」「プロラムも素晴らしかったけれどスタッフの丁寧な対応が素晴らしい」など嬉しいお言葉をかけていただきました。実行委員の私たちとしましても見えない場所で心を込めて準備してきたことが、参加者の皆様の心に届き感無量でした。

「希望」とは「痛み」からかけ離れたところにあるのではなく、より良くなろうとする切実な表現(創意工夫)によって「痛み」が変容したものであると私は思います。この学会は虐待という社会の「痛み」を勇敢に見つめようとしてきた先人が、創意工夫と協働によってつないできた「希望」であると感じています。このささやかなアートプロジェクトが1人でも多くの人に虐待を自分ごととして捉えていただくきっかけとなり、虐待防止の輪を広げていく一助となれましたら幸いです。

ホスピタルアートディレクター 森 合音


団体情報
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