一般社団法人さとのわ
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「未来宣言『さとのわ』 古民家改修で10年先も子どもと大人の居場所に」

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支援総額
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目標金額 360,000
サポーター
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募集開始前
2025年11月04日 14時00分 から
未来宣言「さとのわ」。 ここは学校や家庭に居場所を見つけにくい子どもや若者、そして大人までが安心して集える第三の居場所です。 2020年にスタートした「オルタナティブスクールさとのわ」では、築50年の古民家を拠点に、子どもたちが自分らしく過ごせる環境を整えてきました。田んぼや畑で自然と関わりながら学ぶ活動、焚き火を囲んで語り合う時間、ドローンやプログラミングなどの特別授業。これまでに5年間で100人近い子どもたちが通っており、現在も6人が通っています。卒業生は、高校に進学しながら、行事のたびに「ふるさと」のように戻ってきてくれる存在です。 しかし、活動の拠点である古民家は築年数が経ち、天井やキッチン、トイレの改修が必要となっています。子どもたちが安心して学び、集える場所を守るため、今回のクラウドファンディングでは修繕費を中心に支援を募ります。 ご支援いただいた資金は、古民家修繕のほか、自然体験や特別授業に必要な備品の購入、子どもやボランティアの交通費補助などにも充てられます。まずは目標金額36万円を集め、最低限の環境を整えることを目指します。

活動・ 団体紹介


一般社団法人さとのわは、2020年に神戸市西区で立ち上がりました。
「みんなのふるさとのわ」をコンセプトに、子どもから若者、大人までが安心して集える居場所をつくっています。

主な活動は「オルタナティブスクールさとのわ」の運営です。ここでは、学校に行きづらい子どもたちが自然の中で仲間と出会い、自分らしい学びを重ねています。田んぼでのお米作り、畑での活動、焚き火を囲んでの語らい、ドローンやプログラミングなど、多様な学びを体験できる場です。
また授業の一環として外部講師を招き、養蜂授業を行うこともあります。

さらにスクールだけでなく、地域や世代を超えた取り組みも広げています。

  • 子ども食堂:地域の子どもと親子が安心して食卓を囲める場所
  • 20代・30代の若者の居場所づくり:農作業や地域活動を通じて仲間とつながれる場
  • 自然環境保護活動:田んぼや里山の再生を通して、自然と人の暮らしを未来へつなぐ

活動の背景、社会課題について


本来、学びや生き方はもっと多様であっていいはずです。だからこそ、公的な制度では受け止めきれていない部分を補う「もうひとつの居場所」が必要です。

近年は全国で、フリースクールに通う家庭の経済的負担を軽減する取り組みが広がっています。兵庫県でも「ひょうご不登校対策プロジェクト」が始まり、姫路市や明石市などでは利用料の一部を補助する制度が導入されました。
しかし、神戸市にはまだそうした仕組みがなく、保護者の負担はそのままです。制度は整いつつあるのに、現場には届かない——この「制度のはざま」こそが私たちの最大の課題です。

教育機会均等法ではフリースクールの存在は認められているものの、最も大切な運営費への支援はありません。実際には、不登校の子どもは必ず公立学校に籍を置いておりますが、通っているフリースクールには回ってこないのです。
本来なら、その一部でもフリースクールに届く仕組みがあってこそ「教育機会の均等」が実現するはずです。

だからこそ、寄付による支援が子どもたちの学び場を守る大きな力となります。


活動内容と実績

一般社団法人さとのわでは、子どもから若者、大人までが自然と共に学び合える場づくりを続けています。

  • オルタナティブスクール
     学校に行きづらい子どもたちが、安心して自分らしい学びを進められる場所です。田んぼでの米作り、畑での活動、焚き火を囲んでの語らい、ドローンやプログラミングなど、多様な学びを体験しています。
  • 子ども食堂
     地域の子どもや親子が集まり、温かい食事を分かち合える場を提供。食を通じて人と人がつながり、安心できるコミュニティを広げています。
  • 若者世代の居場所づくり
     20代・30代の生きづらさを抱える世代と共に、農作業や地域活動を通して仲間とつながり、安心できる場所をつくっています。
  • 自然環境保護活動
     田んぼや里山の再生を通して、自然と人の暮らしを未来へとつなげています。

これまでの5年間で、延べ100人近い子どもたちが「さとのわ」に通ってきました
現在は6人のスクール生が在籍し、これまでに5人の卒業生がそれぞれ自分で選んだ高校に進学しています。卒業生は行事やイベントのたびに顔を出し、「さとのわ」が子どもたちにとってふるさとのような場所になっていることを実感させてくれます。


代表者メッセージ

私自身、子どもが学校に行けなくなった経験があります。最初は戸惑い、不安もありました。けれども自然の中で仲間と過ごすうちに、子どもが少しずつ笑顔を取り戻していく姿を見て、「こうした居場所が必要だ」と強く感じました。

「不登校」という言葉は好きではありません。それはまるで子どもが悪いことをしているように響いてしまうからです。
コロナ禍を経て社会は大きく変わり、今では幼い子どもでもスマホやインターネットで世界中の情報に触れる時代になりました。真実も誤情報もあふれるなか、本来ならネットリテラシーを学んでから情報と出会うべきですが、親も忙しく十分に支えられない現実があります。

昭和の時代は大量生産・大量消費が社会を回し、一斉授業もその仕組みに合っていました。時代は変わったのに、教育の形は大きく変わらないままです。
だからこそ、一斉授業が苦手な子には「個別の学び」を提供することが絶対に必要だと考えています。

「さとのわ」は、ただの居場所ではありません。子どもたちが自分らしく過ごし、仲間と出会い、未来を描けるようになるための「種まきの場」です。
これまでに5年で100人近い子どもたちが関わり、現在も6人が学びを続けています。卒業生はそれぞれ自分で選んだ高校に進学し、今では行事やイベントで「ふるさと」のように戻ってきてくれます。

子どもたちの笑顔と未来を守り続けるために、どうかあなたの力を貸してください。
一緒に「自然と共に育つ、未来の学び場」を育んでいけたら嬉しいです。


寄付金の使い道

今回のクラウドファンディングでは 36万円 を目標にします。
ご支援は以下のように活用させていただきます。

  • 古民家修繕費:約18万円
     天井の塗り替え、キッチン・トイレの改修など、安全で快適な環境を整えるための工事費用。
  • 授業・体験運営費:約10万円
     田んぼや畑での活動、焚き火や野外活動、ドローンやプログラミングなど特別授業の教材・備品費。
  • 交通費補助:約5万円
     通ってくる子どもやボランティアスタッフの移動を支援するための費用。
  • 予備費:約3万円
     想定外の修繕や教材購入など、子どもたちの安全や学びを守るために備えます。

このプロジェクトは「ゆめ・まち クラウドファンディング」の認定プロジェクトです。

「ゆめ・まち クラウドファンディング」では、寄付決済手数料を阪急阪神ホールディングスが負担し、広報PR等を支援することで、社会課題の解決に取り組む市民団体の資金調達を応援します。阪急阪神ホールディングスは本プロジェクト等を通じて、ステークホルダーと協働しながら、持続可能な社会の実現に向けて地域社会の発展に貢献してまいります。

▽ゆめ・まち クラウドファンディング特設サイトはこちら
https://congrant.com/jp/corp/h...

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コングラント」で作成されています。
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