一般社団法人 静岡文化財保存活用機構とは
本機構は所有者による、保存管理が厳しい状況にある文化的価値のある建造物などの保存活用を、地域社会の協働によって推進していく団体です。所有者に代わり保存活用を進めるための調査研究、情報収集、その提供を行うとともに、支援また、自ら実践にも取り組みます。
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設立の目的
2018年6月、文化庁は文化財保護法を改正し、所有者に代わる保護活用を推進していくこととしました。その背景には、文化的価値のある地域・建造物群・建造物(未登録文化財を含む)の保存継続が極めて困難であることが挙げられます。所有者による建造物の保存維持の継続は、経済的な負担も大きく、修繕されずに老朽化が進んでいる実態が多く存在し、社会問題となっています。
2020年12月、ユネスコは日本の「伝統建築匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」をユネスコ無形文化遺産としました。我々の先人たちが磨いてきた誇らしい伝統技術の技を、ただ残すだけでなく、それらが社会的価値となって保存活用をさせていくことにより、胸をはって後世に繋いでいきたいと思い、本機構は文化的価値のある建造物の保存活用を目的に、2020年4月に設立しました。
個人会員を募集しています!
●個人会員 年会費6,000円(毎年更新)
●ご入会月に関わらず年額の全額とします。
●会員登録機関 1月1日~12月31日
●毎年更新(退会はいつでも可能です)
●規約はこちら
本機構では、皆さまの暮らしに文化的機価値のある建造物と関わる機会を創出し、先人たちが築いてきた建造物を地域社会に生かす取り組みを行っています。文化的価値のある建造物の存在は、その景観も含め、心豊かな暮らしを示す文化資源となるものです。だからこそ、皆さまとともに、保存活用の調査研究、情報収集、その提供、支援および実践を進めて参りたい所存です。
多くの皆様のご賛同をお待ちしています。
県外在住の会員様も歓迎です。
一般社団法人 静岡文化財保存活用機構
代表理事 田中豊稲
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会費の使い道について
本機構の運営は、皆さまの会費、ご寄付で成り立っています。
皆様のあたたかいご支援をお願い申し上げま。
本機構では目的を達成するために以下の事業を行います。
1)文化的価値のある建造物の保存活用に関する調査研究
2)文化的価値のある建造物の保存活用に関する情報の収集
3)文化的価値のある建造物の保存活用の当たらな手法の開発およびその手法の社会への普及
4)文化的価値のある建造物の保存活用に関する事業・取り組みへの支援、および言及
5)文化的価値のある建造物の保存活用事業・取り組みの実施
6)文化的価値のある建造物の保存活用の推進や社会への普及に必要な出版等の関連事業
7)前各号の関連する事業のほか、この法人の目的を達成するために必要な事業