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若者チャレンジ100募金:アジアの若者たちと共にチャレンジする社会へ
認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21
支援総額
1,280,207
64%
目標金額 2,000,000
サポーター
105
終了しました
2024年01月31日 23時59分 まで
認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)は、2005年の設立以来、アジア13か国の現地団体とのネットワークを基盤に、貧困や災害に苦しむ人々が知識や技術、能力を高め、自立するための支援を行ってきました。 いま世界では、新型コロナ、気候変動、戦争・テロ等などが次々と起き、健康や経済面だけでなく、平和な日常が突然失われることへの不安を感じることが増えました。 希望ある、平和な未来にするためには、未来を担うアジアの若者たちが協力し合って社会課題にチャレンジするのをサポートすることが大切です。ACC21は、日本を含むアジアの若者たちと協働して、2030年が最終年であるSDGsの基本理念「誰一人取り残さない」を実践すべく、これまで培ったアジアの人たちやNGOとのつながりを、未来をつくる力にしていきます。どうぞ、平和で公正なアジアの社会づくりの仲間になってください!

未使用の郵便切手や書き損じはがきなどの物品の寄贈による寄付も募集しています。
詳しくはこちらをご覧ください。

アジアのつながりを、未来の力に。

20年のつながりと経験を、未来へ

こんにちは。認定NPO法人・アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)です。

私たちACC21は2005年の設立以来、アジア13カ国の100以上の団体とネットワークを築きながら、貧困や不公正などの社会課題の解決に取り組んできました。

例えば、フィリピンでは路上で暮らす若者たちの自立を支援し、ストリートチルドレンがゼロになる未来を目指し活動しています。また、スリランカでは女性たちが共同ビジネスを通じて経済力を身につけ、家庭や社会で力を発揮して生きてゆけるように支援をしました。

研修の修了証を手にするフィリピンの路上出身の若者たち

さらに、日韓みらい若者支援として、日本と韓国の若者たちが共通の歴史観をもち、新しい関係をつくっていくための学びの機会を提供しています。

日韓関係や歴史について学び、交流するフォーラムのようす

私たちが20年近くの活動で培ったアジア各国の団体や人々とのつながりと、経験を未来につなぎ、人々が支え合うコミュニティにあふれた世界にしていくことを目指したい。そのような考えをもとに、2023年、ACC21は新たなビジョンを掲げました。

そして、このビジョンを実現するために、私たちは2030年までに未来の担い手である若者たちと共に、チャレンジします。また、そのために、あらゆる世代や様々なコミュニティと協働し、若者たちがこれからの社会を作っていくための環境を作ります。

そのスタートにあたり、2024年の活動のために、まずは200万円を第一の目標として、「若者チャレンジ100募金」と題し、多くの方々からのご寄付を募っています。

若者たちの100のチャレンジとは?

私たちは、フィリピンのストリートチルドレン支援や日韓の若者支援の活動を通じてさまざまな若者と出会い、「こういうことにチャレンジしたい」という強い思いを聞いてきました。

ACC21が2030年までの中期ビジョンに『若者たちとの100のチャレンジ』を掲げた背景には、このような若者たちの希望や夢を実現するための環境を、私たちの事業を通じてつくっていこうという強い思いがあります。

フィリピン・ストリートチルドレン事業では、次のようなチャレンジを支えていきます。

日韓みらい若者支援では、次のようなチャレンジを支えます。

ポスト・コロナのアジアのいま

今、世界では、イスラエルとパレスチナ・ガザの戦闘行為やロシアのウクライナ侵攻などで、人々の生命が危険にさらされています。ここ日本の周辺地域でも、朝鮮半島、東シナ海や南沙諸島での軍事的緊張は高まっています。このほかにも、過度な消費を元凶とした資源の枯渇と地球温暖化、それに伴う自然災害の多発など、様々な課題が山積しています。

不安定な世界情勢や物価高騰などの影響で、アジアの開発途上国では、もともと苦しい生活を送っていた人たちはますます困窮しています。そして、皆さんも実感されているように、日本で暮らす私たちの生活にも大きな影響を及ぼしています。

私たちが活動するフィリピンでは、経済発展の陰で、少なくとも37万人の子どもたちが路上生活を余儀なくされています。21歳のベンジャミンさんは、10歳のころに家族が離れ離れになり、それから一人で路上に段ボールを敷いて、危険と隣り合わせで寝泊まりをする生活を続けています。ベンジャミンさんのような子ども時代を過ごす“ストリートチルドレン”は、コロナ禍や物価の高騰でさらに苦しい生活を強いられています。

路上に段ボールを敷いて眠る子ども(ベンジャミンさんではありません)

また、日本と韓国の関係においては、国と国との間の対立や、東アジア地域全体の情勢の緊迫が、市民間の関係にも影を落としています。2022年にACC21とパートナー団体が実施した「日韓みらい若者支援事業」の学習会では、在日コリアンの学生や韓国からの留学生たちが、深刻な差別を受けていることが報告され、多様なバックグラウンドが認められずに苦しんでいる人たちの現状が明らかになりました。

フォーラムで日韓に関する学びを発表する参加者

私たちが応援する若者のチャレンジ

#1:フィリピンのベンジャミンさん

21歳のベンジャミンさんは、10歳のころに家族が離れ離れになり、それ以来一人で路上に段ボールを敷いて寝泊まりをする生活を続けています。ACC21の現地パートナー団体「チャイルドホープ・フィリピン財団」から奨学支援を受けて、勉強を続けてきました。

高校に通いながら、ACC21とチャイルドホープが共同で実施する「Project Bamboo:路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」で、就職や起業に必要な職業技術や知識を学びました。現在は高校に通いながら、プロジェクトで学んだことを生かして、ミニ・ドーナツをオンラインで販売しています。毎日の収入は500円から1,000円と決して多くはありませんが、生活費を切り詰めて貯金しています。一人で日々を生き抜いているベンジャミンさんの原動力は何でしょうか。

それは、「大学進学資金を貯め、ソーシャルワーカーになって路上の子どもたちに“君たちには権利があるんだよ”と教えてあげること」。これが、ベンジャミンさんがチャレンジしたいことです。

ACC21はチャイルドホープと協力して、ベンジャミンさんの夢が現実になるように、サポートを行っていきます。また、「船員」「シェフ」「政治家」などさまざまな夢を持つ路上の若者たちがチャレンジできる機会を得られるように、支援を行っていきます。

#2:日韓の歴史について学ぶある学生

日韓の歴史について学ぶ「学習会」に参加したある学生は、小学生のときに韓国語が話せるようになり、韓国人の友達がいます。しかし『日本人と韓国人が仲良くなっても、タブーの話題はある』と聞いたことがあり、日韓の人々の間の距離が近づいていくといいと考えています。

大学に進学したら、日韓のことをもっと深く学び、自分にできることを考えたい。

この学生は、そのチャレンジに向かって、日韓みらい若者支援事業の学習会などに参加して考えを深めながら、大学受験に向かって努力をしています。ACC21は、これからもUさんのような若い方々が日韓の関係や歴史に関心を持ち、学び、日韓のこれからの関係をつくっていくのを支援していきます。

つなごう、彩ろう、世界を。

私たちが活動を始めた約20年前から、アジアと世界を取り巻く環境は大きく変わりました。アジアの国々は目を見張る経済発展を遂げ、日本がリーダーシップをとる時代から、アジアの諸国とはより対等なパートナーシップのもと共に成長する時代に変わりつつあります。しかし残念ながら、世界のグローバル化の中で進んだ経済成長とともに、むしろ格差は広がり、他者への思いやりやコミュニティ意識は希薄になり、”自分さえ良ければよい“という考えが広がりつつあります。

私たちは、ベンジャミンさんや日韓について学ぶ学生の方のような若者たちが、自分自身のためだけでなく、よりよい社会づくりに貢献する存在となろうと、チャレンジを積み重ねることができれば、彼らが将来の日本、アジア、世界をけん引する存在になると信じています。私たちとアジアの若者たち、そして支援者の皆さまとのつながりが、未来の力となります。ぜひ、私たちと一緒に、平和な未来をつくっていくために、私たちの活動にご参加いただきお力を貸してください。

ご支援の使い道

いただいたご寄付は、フィリピンで自立を目指す若者たちの学びや就職・起業のためのサポートや、日韓関係をより良くしていくための若者たちの学び合いの活動など、ACC21の活動全般に活用させていただきます。詳しくはこちらをご覧ください。

※なお、フィリピン・ストリートチルドレン支援事業に配分するご寄付金の一部は、ACC21を通じて現地パートナー団体・チャイルドホープに送金し、現地で活用いたします。


ACC21の主な活動

■ストリートチルドレン支援

フィリピンには、貧困のために路上での生活を余儀なくされた子どもたち、“ストリートチルドレン”が約37万人いると言われています。ACC21は、フィリピンのパートナー団体「チャイルドホープ」らと協働し、路上で暮らす若者たちが知識や技術を身につけ、社会の一員となって自立し、路上から抜け出せるように支援を行っています。2024年度は、年間30人の若者たちに研修を提供するほか、過去に研修を修了した20人の若者たちが起業するために相互に学び合う環境づくりを支援します。

そして、2030年までに“フィリピンのストリートチルドレンをゼロにする”ことを大きな目標に掲げ、2023年度から「(一社)アジア宗教者平和会議東京」と共にキャンペーンを共催し、日本やフィリピンの関連団体との連携に取り組んでいます。

コーヒーを淹れる専門技術を学ぶ路上出身の若者たち

■日韓みらい若者支援

日本と韓国の間では、植民地や戦後の処理問題を巡って対立が繰り返されてきました。とくに近年は政府間の関係が急速に悪化し、市民の間にも暗い影を落としています。 私たちACC21は、日中韓の市民活動家や在日外国人との交流に取り組む「(特活)AsiaCommons 亜洲市民之道」と協働し、日本と、朝鮮半島(韓国・北朝鮮)にルーツをもつ若者たちが共通の歴史認識を持てるよう、それぞれ歴史を学び合い、共に未来を創ってゆくのを支援しています。

2024年2月には、日本と韓国の若者たちが交流し、共に学び合う韓国スタディツアーを開催します。また、2024年度は年間150人を対象に、日韓関係について学び、交流する機会を提供する予定です。

日韓関係や歴史について学び、交流するフォーラムのようす

■アジアの今を伝える活動

日本で暮らす人たちが、アジアの人々の現状、特に支援をする人々の暮らしや課題などについて知ることができるように、イベントやセミナー、シンポジウムを開催するほか、大学の講義や外部のセミナーへの講師の派遣を行っています 。

大学で講演するACC21職員

■公益信託ACTの事務局活動

ACC21は設立以来、日本初の募金型「公益信託アジア・コミュニティ・トラスト(ACT)」(1979年設定)、「公益信託川上甚蔵記念国際文化教育振興基金」(1978年設定)の事務局を担い、アジア現地NGOが実施するプロジェクトへの助成活動を支えています。ACC21のスタッフはプロジェクトを調査・発掘し、運営委員会で助成先が決定した後にはアジア各国のプロジェクト現場を訪問し、その進捗確認、評価を行っています。

このほか、日本の団体がアジアで実施する事業に助成する「公益信託今井記念海外協力基金」の事務局も担っています。これら3つの公益信託の事務局活動により、2022年度は9か国の36件のプロジェクトに総額3,282.1万円の助成金が活用されました。
(本事務局経費は受託費で賄われています。)

フィリピンで実施されたACT助成事業を視察するACC21職員(中央、エンジ色の服)

認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)

ACC21 はアジア13か国の100を超える現地NGOとのネットワークを基盤に、2005年からアジアの貧困削減や社会課題の解決に取り組む国際協力NGOです。路上で暮らす子ども・若者の支援(フィリピン)、日韓みらい若者支援事業、企業・現地NGOとの三者連携事業(インドネシア)、公益信託事務局活動(アジア9か国)などに取り組んでいます。

詳しくは: ウェブサイトFacebook | TwitterInstagram


皆さまのご寄付について

クラウドファンディングの目標金額を達成した場合、終了後にコングラント株式会社よりご案内が届きます。目標金額を達成しなかった場合でも、集まったご支援金は全額ACC21に支払われます。

■ ご寄付への税制上の優遇措置について

本キャンペーンへのご寄付は、認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)が適切に管理します。ご寄付は税制上の優遇措置を受けることができます。詳しくは、こちら(ACC21ウェブサイト内)をご覧ください。

■ ご寄付の領収書について

<個人の方からのご寄付の場合>

  • 2023年12月29日(金)までに郵便振込/銀行振込でご寄付をいただいた場合:
    2023年1月1日から12月31日までにACC21にいただいたご寄付を合算した「寄付金受領証明書」を、2024年1月末までに、郵送させていただきます。領収書は当団体への入金が確認できた日付で発行いたします。
  • クレジットカード決済でご寄付をいただいた場合:
    クレジットカードでご寄付をいただいた場合、コングラントから当団体に入金された日付がご寄付の入金日なります。2023年12月中にクレジットカードでご寄付のお手続きをされた場合でも、ACC21へのご入金は2024年1月以降となりますので、「寄付金受領証明書」は2025年1月末まで(2024年分の確定申告のとき)にお送りいたします。
  • 2024年1月以降にご寄付をいただいた場合:
    ご寄付の方法にかかわらず、2024年1月1日から12月31日までにいただいたご寄付を合算した「寄付金受領証明書」を、2025年1月末までに郵送させていただきます。領収書日付は当団体に入金が確認できた日付で発行いたします。

※今回のご寄付を含めて2023年分の確定申告を行われる場合は、郵便振替/銀行振込で12月29日(金)までにご入金いただきますようお願いいたします。(銀行等の営業時間にご注意ください)

<法人でのご寄付の場合>

ご寄付の入金が確認でき次第、領収書を郵送させていただきます。


《現地パートナー団体》

■チャイルドホープ・フィリピン財団(チャイルドホープ)

チャイルドホープは、ACC21がフィリピンで実施する事業「Project Bamboo:路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」の現地カウンターパートです。フィリピンの子どもたちのための非政府組織(NGO)で、特に路上で暮らす子どもの福祉を促進し、権利を擁護し、保護するために活動しています。チャイルドホープは1989年に「チャイルドホープ・インターナショナル」のアジア事務所としてマニラに設立され、1995年には「Childhope Asia Philippines, Inc.」としてフィリピン政府証券取引委員会(SEC)に登録し、2013年に現在の団体名称(Childhope Philippines Foundation, Inc.)に変更しました。路上で暮らす子どもたちに教育や保健医療を提供するほか、心理社会的ケアや職業技術などの習得も支援しています。フィリピン社会福祉開発省(DSWD)およびフィリピンNGO認定審議会(Philippine Council for NGO Certification)に登録し、認可、認定を受けています。このたびのキャンペーンにいただいたご寄付の一部は、ACC21を通じてチャイルドホープに送金し、フィリピン・ストリートチルドレン事業に活用いたします。


■お問合せ先

認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21内
電話:03-3945-2615(平日10時~18時)
メール:kifu@acc21.org

※2023年12月29日(金)から2024年1月4日(木)は年末年始のお休みをいただきます。その間はお電話をお受けすることができませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。メールでいただきましたお問い合わせには、1月5日(金)以降にお返事いたします。

団体情報
認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21
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認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21
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