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こんにちは!早いもので、今日は大晦日ですね。皆さま、良い年を迎えられそうでしょうか?
この一年、たくさんの方々に、さまざまな形でACC21の活動にご支援、ご協力、ご参加をいただきました。今年の主な活動を振り返り、写真とともにご報告したいと思います。少し長くなりますが、ぜひ最後までお読みいただけたら幸いです。
《新しいビジョン・ミッション》
今年、ACC21は団体の設立以来取り組んできた活動や大切にしてきた思いを受け継ぎながら、これからの社会でさらに価値を発揮していくことを目指して、新しいビジョン・ミッションを掲げました。
そして、2030年までにめざすこととして次の3つチャレンジを掲げ、あらゆる世代や様々なコミュニティと協働して若者たちがこれからの社会を作っていくための環境を作ることを決意しました。(詳しくは、HOMEをご覧ください)
《フィリピン・ストリートチルドレン支援》
2023年4月から9月までの半年間で、14人の若者が「Project Bamboo:路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」で学び、修了しました。
(2023年9月の修了式のようす)
若者たちは就職や起業のための職業技術や知識を身につけただけでなく、「自分には夢をかなえる力がある」という自信をつけることができました。修了した若者は、のべ135人となり、このうち約6割が就職、あるいは自営業をはじめました。
(市場で雑貨販売のビジネスを営むエリックさん(左))
そして、2030年までにフィリピンのストリートチルドレンを“ZERO”にすることを目指す“フィリピンのストリートチルドレンZERO”キャンペーンでは、4月15日に「ストリートチルドレンのための国際デー記念フォーラム」を開催。4月12日から5月31日まで呼び掛けたクラウドファンディングでは、225万6,000円のご寄付をいただき、関連の活動に活用しました。[詳細]。
2024年も、このキャンペーンを推進するとともに、一人ひとりの若者が夢を実現するためチャレンジできるよう、支援していきます。
※“フィリピンのストリートチルドレンZERO”キャンペーン事業は、(一社)アジア宗教者平和会議東京との共同事業です。
《日韓みらい若者支援》
4月、「フォーラム」を対面とオンラインのハイブリット形式で開催しました。
(フォーラム「元 Jリーガー安英学さんと語る・日韓の若者と私たちが描く未来」のようす)
また、2021年度までの3年間に開催した学習会や“語り場”活動の学びと成果についてまとめた小冊子「日韓みらい若者支援事業2019~21年度活動報告書~日韓のよりよい未来に向けた、私たちの学びの共有~」を発行しました。10月には、日本国内で活動する日韓関係団体についてまとめた「日韓関係ダイレクトリー」第2版を発行しました。いずれもPDF版をウェブサイトに掲載していますので、ぜひご覧ください。
▷小冊子PDF版:https://acc21.org/pdf/nikkanmirai_report2019-2021.pdf
▷ ダイレクトリーPDF版:https://acc21.org/pdf/NikkanDirectoryFY2022_jkmirai.pdf
2023年度はこれまでに学習会を3回、“語り場”活動を3グループで行い、朝鮮半島の歴史と現在、韓国の市民活動などについて学びを深めました。
(100年前の関東大震災で起きた「朝鮮人虐殺」についての学習会(高麗博物館にて、2023年10月)
2024年も、学習会や語り場、スタディツアーなどの学びの場を提供しながら、若い人たちがこれからの日韓関係を作っていくのを支援していきます。
※日韓みらい若者支援事業は、(特活)AsiaCommons亜洲市民之道との共同事業です。
アジアの若者たちと共にチャレンジする社会のために、
共に歩むお仲間として、力を貸していただけませんか。
ACC21では、2024年もこれらの活動を推進し、若者たちがチャレンジできる環境をつくっていくために、「若者チャレンジ100募金」へのご協力を呼び掛けています。ぜひ、ご協力をいただけると幸いです。
改めまして、本年もACC21の活動にご支援・ご協力いただき、ありがとうございました。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします!