ホスピスとは、肉体的な苦痛を取り除くための治療をするだけでなく、精神的な苦痛、孤独、不安などを軽減し、患者さんやご家族とともに、生命の意義を考えつつ、最後まで人間らしく、尊厳を持って生きぬくことができるように援助していくところです。
活動内容・活動実績
1981年、聖隷三方原病院に日本で初めて緩和ケア専用の病棟が聖隷ホスピスとして整備されました。現在も病院内に独立型のホスピス病棟として運用しています(27床:2022年2月時点)。聖隷ホスピスは、総合病院内にあるという特色を活かして、それぞれの方に最も適した治療をご本人およびご家族の同意のもとに進め、生活面では患者さん一人ひとりの意思や生活パターンを尊重しています。病室はすべて個室で起床・就寝の時間は自由、面会も24時間可能。ご家族との充実したふれあいの時間をお過ごしいただけるようお手伝いします。
寄付の利用用途
ホスピスの日用品や環境整備など、運営の下支えや日々の生活に彩りを添えるものに使用します。
使用例(一部) ※詳しくはこちら(聖隷福祉事業団ホームページ「ホスピス基金によって支援された主な内容」に移動します)
介助浴槽の修理、机や椅子の購入、ナースコール設備修理、ストレッチャー修理、園芸や水槽のメンテナンス、納涼祭など
患者さんのために必要かをよく検討し、大切に活用させていただきます。