ご挨拶
皆さま、はじめまして。私は、大阪北部、千里エリアの価値維持向上を目指す団体『せんりプラットフォーム』の共同代表をしています野村仁志(のむら ひとし)と申します。
今回、地域が主役の『まちづくりプロジェクト』を大阪・千里ではじめるにあたり、
この活動を、共感していただける1人でも多くの方と支え、次の世代につないで行きたいと考え
・地域の魅力をつなげるイベント:『千里祭り2023』の開催
・地域をつなぎ、育むWEBサイト:『せんりプラットフォーム』のリニューアル
に向けた『#千里まちを育むクラウドファンディング2023』を実施させていただきます。
末尾には、クラウドファンディングの具体的な内容や、ささやかながらご支援いただいた際の御礼についても記載しています。最後までお読みいただけますと幸いです。ご支援宜しくお願いいたします。
せんりプラットフォームとは
わたしたち『せんりプラットフォーム』は、昨年、千里ニュータウンがまちびらき60年を迎えたことをきっかけに設立した非営利の公益活動団体です。
大学教授や地元企業、市民団体や地域メディア、市民など、千里地域の複数の行政にまたがって存在する産学民が主体となり、北大阪住民の生活文化圏とも言える『千里エリア』の持続的な価値維持向上を目指しています。
『せんりプラットフォーム』活動の背景
わたしたちは、今後の地域の問題解決や活性化、まちづくりについて2つの課題を感じて活動をはじめました。
背景1:地域をつなぎ、育む『場』づくり
1つ目は、従来型地域コミュニティが衰退する中で、地域の情報や活動が地域住民に届きにくくなっていることから、地域の情報拠点や地域の活動拠点となるような地域がつながる『場』が必要と感じたからです。
子育て世代が増え続けるまち『千里』
わたしたちが活動する大阪北部にある千里地域は日本が少子高齢化する中で、人口の増加、子育て世代の増加がいちじるしい地域です。
特に、その中にある住宅地『千里ニュータウン』は、直近の10年で住民が約9千人増加し、総人口も10万人に達しました。
中でも、子育て世代(親30代~40代、子10代)の割合が増加人数の86.5%を占めるなど、まちの新陳代謝が活発化しています。
地域の情報が届きにくいまち『千里』
一方で、千里地域は、吹田市、豊中市、箕面市など、複数の行政にまたがることや、明確な地理的な境界が無いため、『千里』の地域情報が住民に届きにくい状態にありました。
さらに、コロナ禍において地域の交流の場が激減したことから、新規住民、特に子育て世代の地域情報の不足感が浮彫となっています。
子育て世代の他、転勤族にも人気エリアである千里は、転入者に地域の情報を迅速に届ける必要もありますが、今は千里の情報を得られる『場』がありません。
地域の活動が伝わりにくいまち『千里』
地域の事業者から見ても、そのような土地柄のため、新しい住民に効率的に情報を伝える必要があります。
これは、市民団体等も同様ですが、現状、自分たちの活動を伝える『場』がありません。
地域の情報を知りたい住民と、活動を伝えたい団体がつながる『場(プラットフォーム)』
このような状況から、地域住民と地元企業や団体が円滑なコミュニケーションを行う『地域プラットフォーム』の形成は千里地域の課題であり、その背景から『せんりプラットフォーム』は生まれました。
地域の情報や魅力が伝わることで、地域住民の暮らしがより快適に、豊かになり、そして、地域の団体の活動がより活性化するために、『せんりプラットフォーム』は、地域情報が得られる『場』、地域交流が生まれる『場』、地域活動が成長する『場』づくりの活動を行っています。
背景2:地域が主体の持続可能な『シクミ』作り
「これからの地域課題は、できれば地域の皆さまの力でなんとかしていただきたい。」
2020年某日、大阪のとあるまちを舞台に地域課題を解決するためのプログラムが開催され、企業の担当者や事業者、学生などが多数参加しました。
冒頭の言葉は、プログラムに先立ち行われたオリエンテーションで市長が参加者に語った言葉です。
国や行政もコロナによる影響から財政的にも人員的にも厳しい状況にあります。
現場の職員は必死で頑張っているものの業務過多や人員削減の影響から、以前のような手厚い支援ができにくい状況になりつつあります。
自分たちのまちを自分たちで守り、そして、育む時代
わたしたち、『せんりプラットフォーム』の特徴は、地域問題の解決や地域活性化、まちづくりを誰かにお任せするのではなく、地域で活動するメンバーで支え合う地域のためのプラットフォームを目指していること。
地域課題=自課題と捉える産学民のメンバーが、それぞれの特徴を活かしながら、地域が共存共栄する持続可能な『まちづくり』を目指しています。
『せんりプラットフォーム』のこれまでの活動
『せんりプラットフォーム』は、主催するイベントや発信するメディア等を通じて、住民と団体はもちろん、住民同士や団体同士がつながりあい、育み合える『場』づくりを行うことを目的としています。
活動1:地域の魅力をつなぎ、育むイベント『千里祭り』
わたしたちの目指す千里地域の活性化と関係性強化の第一歩として、昨年、千里ファミリーをターゲットに地元の企業や団体が集いワークショップやお仕事体験等を展開するイベント『千里祭り2022』を開催。多くの交流が生まれました。
『このまちと、学ぼう!遊ぼう!!』
をコンセプトに、千里地域の絆を育み、そして、子どもたちのカラダ、ココロ、ミライを育むイベントを2022年11月の1か月間にわたり実施いたしました。
新たなイベントを作るのではなく、今ある地域の魅力をつなぎ、育むことを目的とした千里祭りは、急増している子育て世代が地域に関わるきっかけとなり、また、参加団体同士でコラボレーションが生まれるなど、地域の活性化にもつながりました。
千里祭りは多くの方々にご参加いただくと共に、地域住民と地域の団体がつながる『場』、そして、同じ関心を持った住民同士や、同じ『想い』を持った団体同士がつながる『場』となりました。
活動2:地域資源の活用と地域課題を楽しみながら考えるイベント『ひがしまち❤マルシェ』/『千里まちあそびDay@東町』
千里祭りがきっかけとなり、豊中市様から豊中市の『千里東町公園』を活用するイベント『ひがしまち❤マルシェ』の企画運営ならびに、豊中市様が主催する『千里まちあそびDay』の全体構想の立案に協力させていただきました。
当日は、地域の住民や事業者がワークショップや発表、出店などをする他、地元の小学校や千里祭りにご参加いただいた事業者様にもご協力いただき、多くの地域交流が生まれました。
また、『千里まちあそびDay@東町』ならび『ひがしまち❤マルシェ』は、産官学民が『東町地域の活性化、千里の活性化』という共通目的の元に地域資源の活用を考えるイベントとなり、新しいカタチの『まちづくり』を感じさせるものになりました。
活動3:千里の魅力を届けるまちびらき60年記念媒体『せんりプラットフォーム タブロイド版』
千里まちびらき60年を記念して作成した地域メディア『せんりプラットフォーム』を2022年9月に発行。吹田市様、豊中市様のご協力のもと、千里ニュータウンエリアの小学校約10,000名の生徒に配布した他、千里エリアの商業施設や駅、公民館や図書館などの公共施設にも設置されました。
紙面では千里ニュータウンの60年の歴史や魅力的なスポット、そして、魅力的な人々を紹介。千里ニュータウンに住み始めた新規住民が、地域の歴史や魅力的な場所、人を知り、また、既存住民が地域の魅力を再認識する機会となりました。
『ただの景色が、私の景色になった。』
昨年、千里祭りのプログラム『千里祭りデザインシンキング!』に参加してくださった小学生の言葉です。それまでは、ただの景色だった地域の自然や街も、関わることで私の景色になる。どんな形でも地域に関わっていくことで愛着が増し、そして、地域に目を向けるきっかけになります。
わたしたちが目指しているのは地域の『つながり』を作ること。
新しい何かを作るのではなく、地域の魅力をつないで、住民の皆さまに届けること、そして、地域の魅力を通じて、住民と団体、住民同士、そして、地域の団体同志が交流し、地域が1つのコミュニティとなっていくこと。
『千里祭り』や『ひがしまち❤マルシェ』をきっかけに、地域の自治会のイベントや地域のボランティア団体に参加する住民が現れました。
また、参加団体の中にも、継続的な交流を続けられる団体や、一緒に事業をはじめた団体も見られるようになるなど、『せんりプラットフォーム』の活動は、住民や団体の地域交流やコミュニティ形成のきっかけとなりました。
みんなの『想い』で、地域を『未来』へつなげるために、クラウドファンディングを実施いたします。
今、求められるソフト面の『つながり』
千里ニュータウンと同じ1960年代にまちびらきを行った郊外型ニュータウンでは、団地の建替え等ハード面の整備が進んでいます。
一方で、コロナの影響などから、地域交流の『場』は失われつつあります。
閑静な住宅地であり、自然も多く、地域との距離感も適度にある大都市郊外のニュータウンは、その環境がマイナス面にはたらくと、高齢者の孤独死や、子育て世代の孤立化を招く危険性もあります。
地震や大雨などの自然災害が起こった時に、地域コミュニティのある、無しが、災害時の被害や、その後の復興に影響することもわかってきました。
コロナ禍を経て、今、ソフト面の整備、地域の『つながり』が求められています。
地域が主役の『まちづくり』を目指して。
わたしたちの活動は、新たな『まちづくり』の取組みとしてテレビや新聞、地域のメディアにも取り上げられましたが、大きな投資をかけて派手なことをしているわけでも、今までにない画期的なことをしているわけでもありません。
むしろ、大切にしているのは、地味でも地域が主体的に、そして、継続的につながり続け、育み続けられる『シクミ』を作ること。そして、次の世代に引き継ぐこと。
『せんりプラットフォーム』の活動は、伝統的な地縁型コミュニティが衰退し、地域のつながりが希薄になった時代において、これからの地域交流や地域コミュニティ形成のヒントになるかもしれません。
地域がつながり続け、そして、共存共栄し続ける、新しい『まちづくり』を目指して、『千里祭り2023』を開催し、『せんりプラットフォーム』のホームページをリニューアルいたします。
今回のクラウドファンディングで実施すること
プロジェクト1:地域の魅力をつなげるイベント『千里祭り2023』の実施
今年は子どもも大人も!学生も!!『このまちと学ぼう!遊ぼう!!』
子どもたちのカラダ、ココロ、ミライを育む、そして、大人や中高生の皆さまも楽しめるイベントを千里地域の大学や地元企業、市民団体などと実施いたします。
【運営体制】
・主催:せんりプラットフォーム
・運営協力:株式会社シティライフNEW、一般財団法人千里パブリックデザイン、NPO法人市民ネットすいた、千里ニュータウンFM放送株式会社 ほか
・アートディレクション:有限会社フジワキデザイン
昨年の『千里祭り』をきっかけに、わたしたちの活動に共感し、そして、一緒に活動してくれる『なかま』が増えました。皆さま、地域課題=自分たちの課題と思い、千里地域で子育て支援や子ども教室、福祉、メディアのスペシャリストとして大活躍されているステキな方々です。
まちが学びのテーマパークになる!
昨年ご好評をいただいた団体のワークショップやお仕事体験などは継続しながら、今年は、大学病院や介護団体、薬剤師など、ソーシャルワークを感じていただくイベントや、中高生以上の子どもたちに性について学んでいただく企画や「まちづくり」について学ぶイベントなども実施いたします。
拠点会場も、昨年と同様、北部は千里金蘭大学、中央はせんちゅうパル、南部は無印良品トナリエ南千里アネックスを会場に実施する他、千里の玄関口江坂にある江坂公園や千里ニュータウン内の近隣センターなどでも実施予定です。
地域をアートで彩ろう!
また、11月23日(木・祝日)にせんちゅうパルや豊中市千里文化センター[コラボ]で実施させていただく『千里祭り2023in千里中央』では、社会課題解決プログラムとして『千里祭りアートチャレンジ!-千里中央をみんなのアートで彩ろう!-(仮)』を開催予定です。
千里中央にある商業施設は、建設から50年以上を経て建て替えの時期に突入しています。この2023年4月30日(日)にも長年、千里住民に愛されていたオトカリテ(旧大丸ピーコック)が建て替えのため53年の歴史に幕を下ろしました。現在、地下の通路はシャッターで閉鎖されている状態です。
このシャッターを住民の皆さまと一緒にアートで彩る計画を進めており、応援いただいた資金の一部をこちらのプロジェクトにも使わせていただく予定です。
地域をつなぎ、育む。
千里祭りが目指しているのは、新しいイベントを作ることではなく、今ある魅力的な活動を住民の皆さまに届けること。千里で活動する団体の皆さまと一緒に地域の絆を育む、子どもたちのココロ、カラダ、ミライを育む、そして、地域のミライを育む活動を行い、千里がより豊かなまち、ステキな人々がいきいきと活動するまちになることです。
千里祭り2023のイベント実施内容は2023年9月15日㈮から千里祭りのホームページで随時更新していきますのでご確認くださいませ。
【費用項目】
・[千里祭り]イベント実施に係る運営費 100,000円
・[千里祭り]イベント実施に係る販売促進費 100,000円
・[千里祭り]その他経費(運搬費、アート資材購入費他) 100,000円
プロジェクト2:地域をつなぎ、育むWEBサイト『せんりプラットフォーム』のリニューアル
千里地域の魅力が詰まった『情報プラットフォーム』
千里に住み始めた人、住もうとしている人が千里の情報を効率的に得ることができ、千里ライフを楽しむきっかけになるような地域情報のプラットフォームの実現に向け、千里まちびらき60年を記念して作成した『せんりプラットフォーム』のホームページを刷新し、千里地域の情報プラットフォーム化を進めていきます。
具体的には、『知る』、『学ぶ』、『楽しむ』などの目的別で千里の魅力を紹介することで、千里地域に住み始めた方々やこれから住もうとしている方々が、いつでもどこでも千里の魅力を知ることができ、自らも参加してみよう、活動してみようと思えるような情報サイトとして機能する他、千里を離れた方々も今の千里の魅力とつながり続けられる『場』づくりを目指しています。
また、テキストだけでは伝わらない千里の空気感や千里で活動している方々の想いや熱量を動画で紹介するコンテンツ『SENRI COLORS』を作成。千里の魅力を多くの方々に知っていただく活動を進めて行きます。
【費用項目】
・[せんりプラットフォーム]改修・動画コンテンツ作成費 100,000円
・[せんりプラットフォーム]告知媒体作成費 100,000円
地域が主役の『まちづくりプロジェクト』に、ご協力をお願いいたします。
地域みんなで作る『地域共創プラットフォーム』
せんりプラットフォームの活動は、持続可能であることを目指しています。誰かにお任せするのではなく、そして、自分だけが頑張るのでもない。地域みんなで運営し、そして、活用する地域共創プラットフォームです。
『できることを、できる限り』
地域に関わるメンバーが、子どもたちや地域の未来のために『できることを、できる限り』行う、地域が主役の持続的な『まちづくり』の実現を願って。『#千里まちを育むクラウドファンディング!2023』を実施させていただきます。
皆さま、ご協力宜しくお願いいたします。
目標金額
今回のクラウドファンディングでご支援いただいた資金は以上の目的に使用させていただきます。
第3目標を超えた資金は、千里地域の社会課題や地域課題への取組みに使用させていただきます。
御礼:ホームページへのお名前・ロゴ掲載[2024年8月31日迄]
クラウドファンディングにご支援いただいた皆さまには、ささやかですが、『千里祭り』のホームページ、『せんりプラットフォーム』のホームページへの掲載をさせていただきます。参考まで、昨年、初開催時の『千里祭り』ホームページの閲覧状況です。昨年の9月に開設したばかりのため閲覧数がまだまだ少ないですが、今回のご支援をもとに周知活動に努めてまいります。
※団体様のお名前・ロゴ掲載をお選びいただいた場合、貴団体ののホームページorSNSとリンクさせていただきます。リンクをご希望の方はURLを記載くださいませ。
※反社会的団体やその他不適切と思われる場合は、掲載できない事がございます点ご了承ください。
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