2019年2月 | 任意団体、埼玉フードパントリーネットワーク設立、同月より活動開始(4団体) |
2020年9月 | NPO法人設立準備会(発起人会)を実施。 |
2020年11月 | 設立総会の開催(37団体) |
2020年12月 | 埼玉県より特定非営利活動法人として認証をうける(41団体) |
2021年6月 | 2021年度通常総会(52団体) |
2024年3月 現在 | 30市町、76団体が加盟。 |
社会全体で子どもを育むことが当たり前になる社会を目指して
※大宮ソニックシティでのフードドライブ贈呈式の様子。埼玉フードパントリーネットワークの草場理事長。
20年近く地域で子どもと関わった活動を続けてきました。残念ながら現在の子どもを取り巻く環境は決して良いとは言えません。貧困のためにクラブ活動を断念した、修学旅行に行けなかった、
せっかく合格した県立高校を辞めざるを得なくなった、精神的な病を抱える親御さんの代わりに家事や幼い兄弟の世話をしている―そんな子供たちが地域にはいます。そして、そういった子ども達は自ら「助けて」とは言えずに、「助けを求めてもいい」とも知らずに地域に埋もれています。
そのような子ども達とつながる手立ての一つが「子育て応援フードパントリー」ではないかと考えています。食料品の無料配付活動である「子育て応援フードパントリー」は、ひとり親家庭等子育て中の生活困窮家庭のニーズが高く、家庭とつながる力があります。
埼玉フードパントリーネットワークでは、2019年の2月に4団体だった加盟団体が3年強で60団体になるほど急激に広がっています。食料品の配付総世帯数は3,500世帯を超えました。この急激な広がりこそがこの活動の必要性を示しているのではないかと思います。
現在、埼玉フードパントリーネットワークでは、食品会社の余剰生産や印字ミスなどで商品として売ることのできないもったいない食品の提供を受けて、必要な家庭に配付しています。「食品ロスの解消」と「貧困をなくす」というSDGsの目標に寄与しています。
もったいない食品を必要な家庭に配付するためには、一括で寄贈品を受領し、食品を運搬し、一時保管し、団体に分配する必要があり、そこに多大なエネルギーと労力が要ります。埼玉フードパントリーネットワークでは、埼玉県内のフードパントリー活動が円滑に行われるように、それらの活動を担いパントリー運営団体をサポートしています。
つながった家庭や子ども達とのつながりを途絶えさせないために、県内で広がった「子育て応援フードパントリー活動」が地域で持続可能な形で根付くために、中間支援組織として多くの団体の活動を支えている埼玉フードパントリーネットワークにご支援いただきますようお願いいたします。
NPO法人埼玉フードパントリーネットワーク
理事長 草場 澄江
賛助会費の使途
たとえば、中間拠点の維持費として…
埼玉フードパントリーネットワークでは、寄贈品のお申し出・加盟団体数・支援世帯数が増え続けていることから、埼玉県内各地に中間拠点(寄贈食品等の一括荷受け・一時保管を行うための場所)等の整備を進めています。
全ての中間拠点に冷蔵・冷凍設備を整備する場合、 毎月平均76,400円の維持費が必要となります。
※中間拠点8ヶ所分の維持費9,550円×8=76,400円で3500世帯を支援するとして1日あたりの維持費を算出。76,400円÷30日(※1ヶ月)÷3500世帯=1世帯1日あたり0.73円、0.73円×60日(※2ヶ月分)=43.8円。
【冷凍食品・冷蔵食品を取り扱う拠点の維持費】
・電気代
食品を適切な温度で安全に保管するための冷蔵庫や冷凍庫の電気代。
・運搬交通費
中間拠点には「ロジ拠点」と「ハブ拠点」があります。大型トラックが敷地内に入れて大量の寄贈品を一括で受け入れたり保管することが可能な中間拠点を「ロジ拠点」、それ以外の中間拠点を「ハブ拠点」として運用しています。そのような理由から、ロジ拠点からハブ拠点に寄贈品を運搬するための運搬交通費がかかります。
※建物及び敷地使用料はオーナー様のご厚意で無償としていただいています
【よくある質問】
税制優遇は受けられますか?
寄付金の場合、NPO法人の限度内で税制優遇を受けることができます。
活動報告はどのようにしていますか?
日々の活動は、公式ホームページやFacebook等でご報告させていただいております。
領収書について
領収書は申込者様のご希望の方法で発行させていただいております。
なお、領収日付は各決済代行会社から当団体に入金された日付となります。