
「独立」というスタートラインに立つまで
本日5月20日、東ティモールは独立から23年を迎えました。
長くポルトガルの植民地支配を受け、1975年からはインドネシアによる占領と弾圧の時代。多くの命が犠牲となり、2002年、ようやく「アジアで最も新しい独立国家」としての一歩を踏み出しました。
でも、独立すればすべてが整うわけではありません。医療や教育、特に子どもたちへの保健教育は、今も大きな課題です。
傷を抱えながらも、前を向いて生きる人たち
私はこの国と10年以上関わっています。若い頃に出会った現地の人たちと再会すると、「お互い歳とったね〜」と笑い合いながら、白髪やしわの数を数えたりします。
表面には出さないけれど、心に深い傷を抱えて生きる人もたくさんいます。家族が突然行方不明になり、いまも遺体に会えない人。学生運動に参加して捕まり、拷問を受けた人。そんな過去を抱えながらも、人々は日々を生きています。
彼らに会うたび、「生きていてくれて、ありがとう」と思わずにはいられません。
「自分たちの時代は大変だったけど、平和になって本当に良かった」と微笑む友人たち。子どもたちの未来を信じて活動に取り組む先生やナショナルスタッフたち。私は、そんな彼らに何度も励まされ、力をもらってきました。
「未来につながる日」に、あなたと一緒に。
東ティモールの歩みは、決して平坦ではないけれど、少しずつ前に進んでいます。
東ティモールの人々と子どもたちの健康と笑顔を守るために。
この23年目の独立記念日を「未来につながる日」にしたいと思います。
どうかあなたの温かいご支援をよろしくお願いします。
本日5月20日(火)19時からオンラインイベント開催!
🎉劇・歌・紙芝居で学ぶ!東ティモールの保健教育のいま
~「どんな国?」から始める独立記念日トーク~🎶
劇や歌、紙芝居を使ったユニークな保健教育、電気も水も不安定な中で力強く生きる子どもたちの日常、そして国際協力の最前線で活動する人たちのリアルな体験──独立から23年目の「東ティモールの今」を、10年以上現地で活動してきたNGOスタッフが、熱く、楽しく、そして少し「ほっこり」しながらお届けします。
保健室も保健の先生もいない学校で、子どもたちが生きる力をどう学んでいるのか?日本ではなかなか知ることのできない教育や医療の課題と希望を、現地の声とともに体感してみませんか?
📅 日時:2025年5月20日(火)19:00~20:30
📍 場所:オンライン(Zoom予定)
💰 参加費:無料
📩 お申し込み:こちらからご登録ください
シェア=国際保健協力市民の会
東ティモール事務所 深堀夢衣

金額10,000円 |

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