譲渡型保護猫カフェ しあわせにゃん家
こちらは継続寄付になります
福井県福井市にある、”譲渡型保護猫カフェ”当店は2018年7月7日にOPENしました。
県内外から殺処分の期日が付いた猫を引取り 幸せにしてくれる里親さんを探す場所。
それと共に、未来を築いていく子供達に”命”の大切さ。を伝える場所として運営しています。
”命”は一度しかありません。
そこにただ生きている命を、人間の都合で消していいのでしょうか。
”邪魔”それだけの理由で。
処分目的で持ち込まれる子猫。
自分がこの後どうなるのかさえわからず
ただただ震えています。
殺そうとするのが人間なのであれば
救う事が出来るのも人間。
一度収容された子は、自分の力で外に出る事はできません。
二度とお外の世界を見る事は出来ないのです。
数日後にやってくる”死”を何もわからないで待つだけです。
こんな悲しい事はありません。
助けたいただそれだけです。
私一人では限界があります。
ご賛同して下さる方と共に 一匹でも多くの子を救いたい。
その想いでいっぱいです。
運営者について
譲渡型保護猫カフェしあわせにゃん家を運営しています
渡辺 七花と申します。本業はエステティシャンです。
エステの仕事をしながら譲渡型保護猫カフェの運営をしています。
私自身元々動物が大好きです。
そんな私も数年前までは、頭のどこかに”殺処分”という現実を知りながらも知らないふりをしてきました。
たまにネットであがってくる殺処分や虐待等を”悲しくなる”という理由で見ないようにしていたのだと思います。
正直なところ、見たくなかった。知りたくなかった。それが以前の私です。
我が家の一番上の子(猫)は保護猫です。子猫で死にそうになっていたのを保護しました。
1年後、殺処分の事など頭の隅にもなかった頃ペットショップから1匹の子猫を迎えました。
1週間後。動物の殺処分についてのドキュメンタリー番組を偶然目にしたのです。
殺処分された子達の骨の山。その映像が脳裏から消える事は今もありません。
ペットとして飼われていた子は首輪をつけたまま処分されます。
人間の残酷さ自分勝手さに涙が止まりませんでした。
それと同時に、「どうしてペットショップでお金を出して買ってしまったんだろう。」
自己嫌悪に陥る日々を過ごしました。
それでも、そこにいる我が子(猫)は可愛くて、抱きしめては泣き、抱きしめては泣き…
色んな感情が駆け巡りました。
泣いてたってしょうがない。必ずいつか私も命を救える場所を作る。
そんな強い想いがこみ上げました。
その日から約5年の月日が流れ昨年の、”譲渡型保護猫カフェしあわせにゃん家”OPENとなります。
猫を保護するという事
猫を保護するという事。
大変だという事は運営を決めた時に理解していたつもりでした。
時間の問題、お金の問題、命を預かるという事は休みなんてなくなる。
そんな事は理解し、何度も何度も自分に問いかけました。
「大丈夫?私にできるの?」
何度も問いかけ、それでも命を救いたい。そう強く思って始めた事です。
何の後悔もありません。命を救い続けられるのであれば、自分の生涯をかけたい。
真剣にそう思っています。
それでも大変さは想像の何倍も上でした。
人馴れしていない、威嚇する猫ちゃんを人馴れさせるには、根気がいりました。
病院に連れていくのも一苦労です。
威嚇し、怒りまくり、恐怖のあまりに床をバンバン叩く子もいます。
子猫ちゃんを引取れば夜も数時間おきにミルクをあげないといけません。
保健所から引き取出した子は駆虫、便検査、成猫であれば去勢、避妊手術が必要です。
また、1ヵ月の隔離期間を作らないとウィルス検査をする事が出来ず
ウィルス検査後のカフェデビューです。
更に、子猫の場合は猫風邪や、皮膚病でしばらく通院が必要になる子も多いです。
それでも、威嚇していて全く触れなかった子が里親さんの隣でのんびり幸せそうに眠っている姿を見た時
瀕死の状態でやってきた子猫が大きくなって里親さんと遊んでいる姿を見た時
言葉にはならない温かいものがこみ上げます。
幸せにしてあげたいと思って猫ちゃん達を引取りますが
いつも幸せをもらうのは、私の方です。
一緒に猫ちゃん達を救って下さいませんか
OPENする前は自走型保護猫カフェとして運営したい。と強く思っていました。
1年半経過した今、お恥ずかしい話皆様のご協力なく運営していくのが困難であると感じています。
現在、土地、建物の地代、光熱費(電気、ガス、水道)、通信費等は自費で運営しています。
また、自宅にも療養部屋を設けています。
常時、3匹~10匹の猫カフェの子が自宅で生活しています。
猫カフェの子がいる二部屋は、ほぼエアコンはつけっぱなしとなり
自宅の電気代も大幅に上がります。
自費で負担している分として
土地、建物の地代:約130,000円(二階エステサロン分は除く)
電気代:25,000円~70,000円(季節により変動)
水道、ガス:10,000円
+ 自宅療養部屋費用(電気、灯油等光熱費)
+ 赤字補填分
売り上げからの支出
人件費:500,000円
医療費:150,000円~300,000円(変動有)
猫にかかる消耗品:50,000円~100,000円(変動有)
カフェ運営仕入れ:70,000円
医療費が多くかかる月は赤字となり自費での支出になるので厳しい状況に陥ります。
皆様のご協力を頂けませんでしょうか。
1匹でも多くの子を救いたいという想いはありますが
資金面で困難です。
少し余裕が出た時に引き取りをしていますが
ちょっと医療費が通常よりかかってしまうと、通帳とにらめっこする日々になり
毎日不安との戦いです。
少しずつでもお金を貯めて
風邪や、皮膚病等、完全に隔離できるようにとシェルターを作りたいとも考えていますが
今の状態では非常に難しいです。
皆様のご協力で救える命が増えます。
私一人では難しい事も、救いたいという沢山の温かい想いで幸せな猫生を送れる子は確実に増えます。
是非ご協力をお願いいたします。