私たちしまぬわについて


私たち一般社団法人しまぬわは、「沖縄を世界一、海にやさしい地域に」というビジョンを掲げ、沖縄の美しい海を未来へつなぐ活動を行っています。
“しまぬわ”という名前には、「島(しま)」の“わ”=“和・輪・環”という想いを込め、人と人がつながり、地域がつながり、そして自然と共に生きる“わ”の広がりを目指しています。
単なる「ごみ拾い」ではなく、そこに生きる人々の想いをつなぎ、次世代へ受け継ぐための“共創”を大切にしています。
活動の背景、社会課題について

沖縄は、美しい海に囲まれた島国。車を走らせ、ふと外を見ると、壮大な海が広がっている。海と日々の生活が密に繋がっているのが、この沖縄の特徴かもしれません。
しかし、浜辺を歩くと、そこには世界中から流れ着くごみたち。
プラスチックごみ、漁具、ペットボトル、外国語が書かれた漂着物——。
誰しもが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。もともと沖縄には地形や海流の特性によって、多くの漂着ごみが流れ着くのです。

特に、38島ある沖縄の有人離島は、島内だけでは処理できないほどのごみの量によって、たとえ回収ができたとしても、本島に運搬するなど、ごみの処理に多額の費用と時間を要しています。

少しずつ。いや、着実に。
沖縄だけでなく、世界が抱える、ごみの量は増えています。
なんと2050年には、”ごみの量が魚の量を超える”とも言われているのです。これは他人事などではなく、きっと私たちの暮らしの延長線上にある問題なのではないでしょうか。
だからこそ、私たちしまぬわは、
愛する沖縄の海を、自然を、未来に残していくために。
未来の子供達が、心から”海が綺麗だね”って言えるように。
私たちなりに今できるカタチで、
” 沖縄の美しい自然を未来に残すためのアクション ”を行っています。
私たちのアクション
ここでは、私たちの主なアクションをお伝えします。
🏝️ 離島清掃協力隊


沖縄の離島の海ごみ問題解決に取り組むコミュニティ。
沖縄本島や県外の参加者と共に島へ渡り、清掃活動を行うだけでなく、現地の子どもたちや住民と一緒に活動することで現地の声を聞いたり、その島々ならではの困りごとを自分の目で見る場を作っています。
ただごみを拾うだけでなく、「なぜごみが生まれるのか」「どうしたら減らせるのか」を学び合い、行動につなげる活動です。
オンライン勉強会、プロジェクトメイキングなどごみ拾いだけではない多岐にわたった活動を行っています
具体的な活動はこちらをタップ(離島清掃協力隊Instagram)
🪸 沖縄まるごとゴミ拾い


毎年9月、沖縄県が主催する「みんなでSDGs」の一環として、県内各地で同時に開催される大規模清掃イベントです。しまぬわはその事務局として、他団体や企業と連携し、 “県全体で海にやさしいアクションを起こす日”を生み出しています。
🌈 居場所応援ビーチクリーン

沖縄県内の「こども食堂」や「子どもの居場所」の子どもたちと一緒に、ビーチクリーンやバーベキューなど体験プログラムを実施しています。
ただ海をきれいにするだけではなく、「楽しかった!」「また来たい!」という気持ちが、子どもたちの心に小さな希望の種を残します。
沖縄県ユネスコ協会様、FC琉球女子サッカーチームFC琉球さくらの選手の皆様とも協力してイベントを行い、スポーツや地域の力を掛け合わせた新しい社会活動の形も生まれています。
🤝 その他の活動


他にも、企業様との共同企画や地域の学校への講演など、しまぬわ(島の和・輪・環)をキーワードに、活動団体・企業・行政・教育機関の皆様と一緒に様々な活動を行っています。
これらの活動を通して、毎年のべ1,000人以上が海とつながり、多くの企業や団体と共に“共創の輪”を広げています。
今回の募集に関して


私たちが行っているこの環境活動は、やはりお金が儲かるなどのビジネス事業ではありません。
資金のこともあり、できることには限界があることも何度も痛感してきましたが、それでも自分たちの活動が少しずつでも” 沖縄の未来に繋がっていくなら ”と信じて歩んできました。
そんな中、同じ想いを持ち活動をしている皆さんとの出逢いや、応援してくださる方との出逢い。
沖縄を愛する”仲間の輪”という存在が、私たちにとってどれだけの支えや背中を押す存在となっているのかを身にしみて感じることが何度もありました。
だからこそ今後はさらに、自分たちだけでなく、私たちと同じ想いを持つ方、私たちの想いに共感してくださる方との仲間の輪を広げていきながら、共に力を合わせて歩んで行きたいと考えています。
私たちの想いに共感してくださり、皆さまからいただいた応援は、私たちの活動の幅をより広げ、着実なものとしていくために、大切に使わせていただきます。お時間がある時は、私たちの活動にご一緒いただくことも大歓迎です。むしろとっても嬉しいです。
共に沖縄の未来を繋いでいく活動が続くよう、皆さんの協力や共創の力をいただきたいです。
沖縄、そして自然を愛する私たちで。未来へのバトンを共に繋いでいきませんか。
寄付金の使い道について
皆さまからのご支援は、以下の活動に活用いたします。
・しまぬわ活動の運営(人件費・移動交通費・現地視察費)
・ビーチクリーン等活動で使用する備品(ごみ袋・トング・軍手・その他備品)
・環境問題の啓発、情報発信(動画撮影・編集・サイト運用)
・その他活動資金
支援者の皆さまには定期的に活動レポートをお届けし、支援によってできている活動を「見える化」します。
最後に:代表者より

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。最後に個人的とはなりますが、僕の想いをお話しさせてください。
「しま(島)のわ(和・輪・環)を大切に活動する」
様々な活動をする中で僕たちが大切にしていることです。しまぬわの名前の由来にもなっています。
コロナ禍以降、僕が5年間海の活動を続ける中で、感じたこと。
それは、この自然の中では、いろんな生き物が繋がり、共助し合い生きているということです。例えば沖縄の海は、サンゴ礁に囲まれていますが、サンゴたちがいてくれるからこそ、そこに魚たちの営みが生まれ食の面でも観光の面でも私たちの暮らしを支えてくれています。
そうやって繋がりを辿れば、それは沖縄だけにとどまらず、地球規模へと広がっていくのではないでしょうか。
「沖縄の美しい自然を未来に繋ぐ。」
自然はどこまでも繋がっている中で、果たして沖縄だけでいいのか、それは自分のエゴではないのかと自問自答をすることもありました。
でも、たくさんの仲間との出逢いやエールが、”僕は僕の役割を全うしよう”と思えるきっかけをくれたのです。
美しい地球を未来に繋ぎたいという想い、美しい地球が好きだという気持ち。
自分の住んでいる地域を愛している気持ち。
きっと、多くの人が持っている感情なのではないでしょうか。
だからこそ、この想いを持つみんなで、自分にできることをできるだけやっていく。その輪は徐々に広がって、きっと大きなものになっていくと信じています。
それが美しい地球を未来に繋ぐこと。
僕にとっては、「沖縄の自然を未来に繋ぐこと」に繋がると信じています。
だからこそ僕たちしまぬわは「しま(島)のわ(和・輪・環)を大切に」自分たちのできることに全力で向き合います。
「しまぬわシンカ」は、そんな“わ”を一緒につくる仲間です。 海を愛するあなたの想いが、未来を変える力になります。
あなたとここで巡り会えたことに感謝します。ぜひ、私たちと一緒に" わ "を大切にしたい“ 海にやさしい地域づくり ”に取り組む仲間になってください!




法人支援「法人シンカ」について
法人としてのご支援をご希望の方は、「法人シンカ」として、CSR・SDGs活動や共創イベントの開催などを通じて一緒に海を未来へつなぐ活動に参画できます。
詳細は、事務局までお気軽にお問い合わせください。📩 一般社団法人しまぬわ 事務局
info@shimanuwa.jp

