厚生労働省が実施する国民生活基礎調査によれば、平成30年時点で全国の17歳以下の子どもの貧困率は13.5%であり、約7人に1人の子どもが貧困の状態にあるものと考えられます。
「子どもの貧困」とは「相対的貧困」のことを指します。毎日の衣食住に事欠く「絶対的貧困」とは異なりますが、経済的困窮を背景に教育や体験の機会に乏しく、地域や社会から孤立し、様々な面で不利な状況に置かれてしまう傾向にあります。そんな子どもたちが安心して様々な体験ができるように、居場所を作り出している・体験を提供している団体を支援する基金です。