こちらの寄付は「こうち未来基金」の事業指定助成プログラムを活用しています。
認定特定非営利活動法人NPO高知市民会議が運営するこうち未来基金の事業指定助成プログラムを活用しています。
◯NPO高知市民会議とは
1999年4月に高知市が設置した「高知市市民活動サポートセンター」の運営に携わるとともに「自分の得意分野を社会に生かしたい」、「ボランティアに参加したい」、「仲間を集めて社会活動をしたい」、「なにか社会貢献をしてみたい」などの個人や団体の活動を支援するさまざまな活動を行っています。
2012年7月1日に高知県第1号の認定NPO法人として認定を受けました。
NPO高知市民会議へのご寄付は税制優遇の対象となります。
ご寄付をしていただいた方は「寄付金控除」または「損金算入」をすることができます。
こちらの寄付の受取団体は特定非営利活動法人RIVERです。
特定非営利活動法人RIVERが、しまんと流域農業プロジェクト・しまんと分校建設運営事業を実施します。
◯特定非営利活動法人RIVERの設立経緯
四万十町十和地域は、今から50 年前には十川農協(現高知県農協十和支所)が中心となり「複合経営」による農業経営の仕組みを作ってきました。中でも椎茸生産量においては、全国市町村別生産量日本一に2 度なっており、椎茸、お茶、栗、木炭等の年間を通じた農業経営に取り入れた全国のモデルにもなっていました。まさに「自然を資本」にした当時は最先端の取り組みでした。
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しかし、昭和60 年代から椎茸の海外からの輸入等による価格低迷、台風の被害による栗生産量の低下によって一気に後継者が少なくなり合わせて高齢化が進んでいきました。その中で、平成6 年(1994 年)四万十川中流域(大正町・十和村・西土佐村)が出資し第三セクター株式会社四万十ドラマを立ち上げました。その会社では、四万十川中流域の課題解決による取り組みを行うとともに、新たな産業つくりを目指す取り組みを始めました。地域にある素材を活かした商品開発を進め、開発した商品は100アイテム以上となりました。地域連携による広井茶生産組合とのタイアップによる「しまんと緑茶シリーズ」「しまんと紅茶シリーズ」、栗生産者の価格アップをはかり、契約栽培による加工品つくり「しまんと地栗シリーズ」、SDGs 的な取り組みとして「しまんと新聞ばっぐ」等を行い、市域活性化を行ってきました。その中で、特定非営利活動法人RIVER(以下RIVER)を立ち上げ、SDGs 的な部門を担うことで、経済部門を四万十ドラマが担い役割を分けました。
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◯地域課題・取り組み
現在四万十町十和地域では、高齢者後継者不足による一次産業者の衰退があり、耕作放棄地や遊休農地が増えており、今後その農地を守っていくことが難しくなっています。また当地に来る観光産業は元々のコンテンツが少なく新たな観光産業の取り組みが必要な状態です。
そこで、「しまんと分校」研修施設を建設し、そのコンテンツとして、一次産業の人材育成、観光産業のコンテンツつくりの仕組みつくりによって課題解決をしていきます。
◯「しまんと分校」とは
主に農業研修の受入れや社員研修の施設となります。10 名程が宿泊できる施設にし、社員研修や農業研修で「実技と座学」を学ぶことになります。
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「しまんと分校」の目的は「自然が資本」をコンセプトとした「人材育成」と「継承」です。四万十町十和地域の活性化も合わせ、一次産業の課題解決、観光産業の新たなコンテンツつくりを行います。
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◯スケジュール・寄付の使い道
◇「しまんと分校」研修施設の建設
2022年11月~2023年6月 実施設計
2023年7月~2024年2月 しまんと分校建設
2024年春 しまんと分校オープン
◇受入れプログラム開発
2022年11月~2023年3月 農業研修プログラム開発・SBA取得プログラム開発
2023年4月~2023年9月 新規事業マーケティング及びモニタリング
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頂いた寄付は「しまんと分校」の設計及び設計費に活用させていただきます。