公益財団法人静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団は福祉支援「愛の都市訪問」を行っています。支援を始めて60年になります。
支援を希望する団体を募り、有識者が平等に選考します。
福祉団体に届ける物品はさまざまです。
障がい者が除草作業を請け負い、雇用拡大を目指した「軽トラック」(すずなりカレッジ磐田校)、自分たちの作ったサツマイモに付加価値をつけて売るための「焼き芋づくり機」(社会福祉法人山寿会あかつき園)、手作り品を広く販売するため、オンラインショップを充実させる「パソコン」(社会福祉法人共生会ライク)など様々です。
必要な団体に、必要な支援を
私たちは「静岡新聞社」「静岡放送」の関連団体です。
静岡県の福祉団体のため、「愛の都市訪問」という名称で広く募金を募り、
福祉団体が必要とする物品をお届けしています。
「愛の都市訪問」は60年前、静岡新聞社・静岡放送の創設者 大石光之助が始めた事業です。
当時は食糧を必要とする方々に、米、みそ、しょうゆなどを届けていました。
時代が変わっても「必要なものを、必要な方に」という理念で活動を続けています。
皆さまの善意を最大限、有効に活用するため「選考委員会」を重視しています。
福祉の現場をよく知っている学識者、報道現場で豊富な取材経験を持つ新聞・放送幹部らが、
話し合いをして支援団体を決めていきます。
最近の福祉団体の応募状況を見ると、こころに障害を抱えた方の就労支援、低賃金の授産所利用者が
付加価値を付けたものを売り、収入アップを図ることができる資機材の希望が目立ちます。
金額が増えれば、より多くのニーズにこたえることができます。皆さまのご支援、よろしくお願いします。
寄付を継続的にしてくださる方、団体が目立ちます
福祉支援募金「愛の都市訪問」は2023年度、61回目を迎えました。30年以上、ご寄付を続けてくださっている団体の方もいらっしゃいます。直接お届けくださる方とは「顔なじみ」になり、お話がはずみます。子どもさんから「あっ、去年のおじさんだ」と声をかけてもらえると、ほのぼのとした気持ちになります。「寄付して終わり」でなく、寄付の相乗効果で、大きな成果を上げられるよう、力を尽くしていきます。ご希望の方は、静岡新聞、SNSでお名前をご紹介します。