スマイルポケットは・・・
子育て世帯とつながり寄りそい、いつもそばにいることを大切に、悩みごとや困りごとの 解決に向けて伴走する団体です。
子育て世帯のいま
厚生労働省の貧困率状況調査によると、子どもの相対的貧困率は2000年以降13~16%で推移しており、7人に 1人の子どもが相対的貧困の状況で生活しています。(相対的貧困は、居住している地域の所得中央値の50%に満たない所得しかないことを指す。)
そこへ流行した新型コロナウイルス感染症。生活福祉資金貸付の申請したり、食費を削るなど、より多くの子育て世帯の生活が厳しくなり、子どもたちの健やかな成長にも影を落としています。
2020年度に私たちが行ったアンケート(回答数239)では、ひとり親世帯・子どもの多い世帯・年収の低い世帯など、普段から生活が厳しい世帯ほどコロナ前 から食費を削る割合が高く、コロナ感染が始まったあとはその割合が増えています。コロナの影響を受け続けた3年がたった今、状況はさらに厳しくなっています。
ひとりでがんばらなくていい。
「子育ては、ひとりで、家族だけでがんばらなくていい。誰かを頼ってもいいんだよ!」
まわりにいるみんなを頼る力、『受援力』を使って、声をかけてください。
スマイルポケットは、いつもそばにいます。
寄せられたママたちの声
できる人が、できる時に、できることを
新型コロナウイルス感染症の影響を多くの人が受けました。
これからも、ケガ、病気、失業などによって、いつ誰が応援を必要とする立場になってしまうかもしれません。
そんな時はひとりでがんばらず、つながってほしい。
スマイルポケットはいつもそばにいます。
そして自立ができた時には、私たちの仲間としてONE TEAMとなり、一緒に活動してほしい。
みなさんの得意を活かしたり、ボランティアとして参加したり、寄付をしたり。
"pay forward(恩送り)“のように、笑顔を送る"smile forward”
応援が必要な次の誰かに笑顔を届けましょう。
ご寄付の使い道
みなさまからのご寄付は、食材や学用品、生活用品などの直接支援をはじめとする子育て世帯を応援する活動に大切に使わせていただきます。
活動を長く続けていくためには、無償のボランティア活動では限界があります。
スタッフをきちんと雇用するための人件費や、ボランティアへの謝金、車移動に伴うガソリン代などの費用も必要です。
また、「誰もが気軽に集える居場所」にもなる活動拠点もほしい。
その確保には、家賃や光熱費も必要となってきます。
みなさまからのご寄付は、ビジョン『子育てに笑顔を、喜びめぐる未来へ』を実現するために大切に使わせていただきます。
私たちの活動に関心を持っていただき、ありがとうございます。
任意団体としての活動開始から3年、多くの世帯とつながり、様々な形で応援してきました。
次のステップへ進むためNPO法人を設立し、より多くの方々、団体・企業などにも関わっていただきながら、ビジョンに掲げる『子育てに笑顔を、喜びめぐる未来へ』を目指していきます。
みなさまからの温かい応援をよろしくお願いいたします。
NPO法人スマイルポケット 代表理事
中村伸一郎