社会福祉法人蒼天

子どもたちへの未来を守るため、社会福祉法人蒼天への寄付をお願いします。

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私たちは、さまざまな理由により生活が困窮している家庭の子ども達を対象とした無料の学習支援事業「てらこむ」を運営している社会福祉法人です。 2017年より運営を開始し、今まで8年間それぞれの進学や就職、また生活支援を行ってきました。 安心して過ごせる居場所を提供し、子どもたちの課題や生きづらさを改善していくためには、まだまだ公的資金も支援も少ないのが現状です。 これからも一人一人の子どもの未来をサポートするため、皆さまの温かいご支援をよろしくお願いいたします。

団体の歩みと活動の想い

蒼天は、子どもからお年寄りまでを対象に支援活動を行う社会福祉法人です。

東日本大震災の翌年2012年4月より、自殺対策と精神障害者支援をしていくために特定非営利活動法人SMSCを設立して活動していました。

障害者支援に始まり、子どもの貧困問題、高齢化の問題に取り組む中で、2019年に茨城県稲敷市と包括的な地域福祉事業の連携に関するみ協定を締結。同年、廃校となった小学校を活用して、みんなの学校プロジェクトをスタートしました。
2021年には、法人の目的を「地域協生社会の実現」とし、社会福祉法人を設立、現在に至ります。

みんなの学校プロジェクトに込めた思い

「分断のない社会」へ

子どもは自分の未来を切り拓くために学び
大人は社会をよりよく創るために学び
お年寄りはさらなる健康を育むために学ぶ

そこには障害も貧困もいじめもジェンダーもない
それぞれの年代や生き方において必要な学びと、お互いの顔の見える相互交流
そこから生まれるそれぞれの成長の機会をいっしょになって育んでいく

みんなのための学校

すれ違って、異なりを知る
異なりを知って、ちいさな関心が生まれる
ちいさな関心は、おおきな学びの意欲になる

地域を和えたときに生まれる”支え合いの化学変化”の発信地として、子どもからお年寄りまで安心して過ごせる地域社会の実現を目指します。

てらこむの始まり

学習支援事業「てらこむ」の始まりは、当法人内の障害者支援の現場から。

当法人で運営する就労継続支援B型事業に通う利用者さんがいました。家庭状況は複雑で、他の二人の兄弟も支援が必要な状況でした。
一人は同じように就労継続支援B型事業に通うことになりましたが、1番下の子どもは小学生だったので、公的な支援が受けらませんでした。

どうしたら救えるだろうか?

法人内や福祉関係者、行政などと検討して、2017年から始めたのがこの学習支援事業です。

この事業が始まると、学校や家庭、経済的な課題も含めて、子どもたちがたくさんの悩みを抱えていることを知りました。

家庭状況などの問題から、孤食や欠食など食事を思うように摂れていなかった子どもも多かったので、翌年に子ども食堂も開始しました。

さまざま悩み抱える子どもたち

子どもたちは、「将来の夢をもっていいの?夢を語っていいの?修学旅行に行ってもいいの?どうやったらいい仕事につけるの?」など、勉強だけではなく、学校や家庭や将来のこと、困窮状態にあることで様々な悩みを持っています。

「昨日お父さんとお母さんが怒鳴りあってケンカしてたんだけど、どこもそうなの?」とか、「うちは、お風呂に入るのは1日交替なんだ。」とか、「ちょっとぐらいのケガとか病気じゃ病院へは行かないよ。」など、周りの大人が聞くと違和感があることでも、子どもたちにとってはその家庭があたりまえであり、他を知ることはありません。

そのような悩みを抱える子どもには、安心して悩みを話せる大人の存在と安心して過ごせる居場所(空間)があるということがとても大切です。
気軽に相談することで、他の家庭との違いを認識できるし、何が今一番大事なことか、今の正解を一緒に考えることができます。

てらこむの事業内容

てらこむは、小学校から高校生までを対象とした無料の学習支援事業です。

・学校での問題に悩んでいる。
・学校の勉強についていけない。
・塾に行きたいけど行けない。
・家以外の居場所が欲しい。

 様々な課題を抱える子どもたちを対象に、授業の復習や宿題などの学習支援だけではなく、安心して過ごせる居場所として、また学校や家庭での悩みなどを一緒に考えてサポートしています。

【支援内容】
・学習支援
 一人一人の学習意欲や能力に合わせて、授業の復習や宿題、受験対策などの支援を行います。
 学校の教材以外にも、取り組みたい学年科目に応じて進めています。
・レクリエーション、体験活動
 スポーツ、ボードゲーム、園芸、職業体験、子ども食堂、その他季節に応じたイベントを年間6回

てらこむを卒業したKさんの声

自覚鬱が治ったわ。
人間関係が不快に感じていた時だし、身近に話せる人がいなかったから、てらこむが学校の保健室みたいな扱いだった。行ってるだけで楽しかったわ。

現在は、地元の企業へ就職して自立した生活を送っています。

子どもへの支援は、高齢者支援や障害者支援と比べて、まだまだ公的資金も支援も少ない状態ですが、これからも活動を続けて、一人でも多くの子どもに支援が届けられるように活動していきたいと思います。

代表者メッセージ

私たちは、これまでNPO法人として障害者支援事業を行ってきました。活動する中で、子どもの貧困の問題や高齢化の問題、福祉サービスの縦割り化の問題など、様々な問題を目の当たりにしてきました。それらの問題を少しでも解決していくために、廃校という地域資源を活用して、高齢者・障害者・児童など総合的な福祉サービスと地域の様々な人が交流することができる、多世代・多属性交流型の地域生活拠点事業「みんなの学校プロジェクト」を開始しました。

生きていく上で、さまざまなライフステージがあり、ステージごとにそれぞれの課題が出てきます。

「雲外蒼天」


それでも困難を乗り越えれば青い空が広がっている。

支援が必要な人と関係する方々、そして地域のみんなと共に歩き、共に困難を乗り越えられることを願って「蒼天」と名付けました。

「あなたに寄り添い みんなで関わり ささえあう地域へ」


分野や制度に囚われることなく、あなたに寄り添う支援を創り、活動し続けていきたいと思います。

寄付金の使い道について

子どもたちを取り巻く環境や社会課題は、複雑多様化しており、子どもや家族だけでは解決できない課題も多く、外からの支援の力が必要です。
寄付金は、学習支援事業「てらこむ」を通して、下記の活動に使います。

学習に使う教材の購入費用(教育機会の改善)

  • 1,000円の寄付で学習に使うノート10冊を子どもたちに提供できます。
  • 3,000円の寄付で学習に使う問題集2冊を子どもたちに提供できます。

レクリエーション費用(体験機会の改善)

てらこむでは、季節ごとに年4回イベントを行っています。みんなで水族館に行ったり、動物園、バスの乗り方練習でのショッピングセンターへの買い物など。
お小遣いを出せる家庭や出せない家庭があるので、お小遣いがない子へお金の使い方の練習を含めてお渡しします。

  • 1,000円の寄付で子ども一人にお小遣い1,000円を提供できます。
  • 3,000円の寄付で子ども一人にお小遣い3,000円を提供できます。

食事の費用(孤食や欠食等の改善)

学習支援事業の開催日には軽食を出しています。その食材費用と子ども食堂での食材等の購入費用と使用します。

  • 1,000円の寄付で子ども食堂で2名の子どもたちに食事を提供できます。
  • 3,000円の寄付で子ども食堂で6名の子どもたちに食事を提供できます。

団体情報
社会福祉法人蒼天
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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