コミュニティスペース
そらにじひめじとは
はじめまして、兵庫県姫路市にあるコミュニティスペース「そらにじひめじ」です。
そらにじひめじは、LGBTQのほか、生活に困っていたり心の病を抱えたりしている人、「ひきこもり」に悩んでいる人などが、自由に集まり交流できるコミュニティスペースです。
2016年から姫路で活動しているLGBTのグループ「姫路 LGBT交流会」がLGBTを取り巻く様々な人権課題に取り組もうとする中で、LGBT以外のコミュニティとの関わりが深くなってきたことや、LGBTの抱える生きづらさが他のコミュニティに属する人々が抱える生きづらさでもあるということに気づいたことから立ち上げた「みんなのスペース」です。
そらにじひめじが目指すのは、それぞれが持つ背景や違いをお互いに尊重しながら安心して過ごせるスペースの提供。スペースは誰でも利用できるほか、使い方は自由です。 本を読んだりゲームをしたり、2階でゴロゴロするのもいいです。ニャンズとワンコを飼っていますので、ぜひ遊んでいってください。
なぜシェアハウスが必要なのか
避難場所として
次につながるセーフスペースとして
このプロジェクトの背景には、所得の少ない人や生活困窮者へのサポートが少ないという現在の社会問題があります。
そらにじひめじ(居場所)の利用者には、実家に住んでいるが居場所がない、家賃が高くて生活費が足りないなど、現状を脱して安心できる住居を求めている人がいます。
仕事は正社員ではなく、非正規やアルバイトでもなく、短時間、単発バイトをつないでなんとか生活できている、生きている状態。しかし「働ける人」には生活保護は適用されません。精神的な病を抱えていても重度でも長期でもないと言われる人、軽い知的障害や全く働けないこともないけど就労移行は続かない人がいます。
「SOGIE」はどの人にも当てはまる性の多様性を表す言葉ですが、どんな人によっても抱えている生きづらさや環境、必要な支援は人によって本当にさまざまで、ニーズは多様なはずです。ですが、地域によって、国によって基準の違う支援から抜け落ちる人はたくさんいるのです。
そのため、このプロジェクトでは、家賃が安くても快適なシェアハウスを提供することで、生活困窮者や実家には居場所がない人たちがよりよい住居を提供したいと考えています。
このプロジェクトには、様々なリスクや課題が伴うことも考えています。その一つが、運営費用の確保です。一人でも多くの人に受け入れるためには、運営費用が高くなってしまいます。また、建物の管理には火災など、さまざまなリスクが存在しますが、私たちは最善の対策を施し、安心できる環境を作り出します。またシェアハウスを安全に運営するため、入居者向けのグラウンドルールもあります。住所や外観は公開していません。
現在すでに2室が稼働していますが、最小限の家具や生活用品を用意し、布団はAmazonほしい物リストを利用し、Twitterで知っていただいたかたなどからの寄付で運営している状態です。
みなさまには、このプロジェクトをご支援していただけると本当にありがたく思います。
1000円以上の支援者のかたには、感謝の気持ちを込めたメールをお送りします。
何卒ぜひ、みなさまのご支援をお願いします!
居場所を増やす
依存先を増やす
「助けて」と言える場所を増やす
そらにじひめじというコミュニティスペースは入居者に昼間の居場所を提供します。
そらにじひめじは2018年10月17日の開設以来4年半、のべ8,000人以上の人に利用されてきました。1日平均約10人。
そらにじひめじ以外にも、炊き出しへのボランティア参加、生活相談会、お花見やお出かけのイベント、他の地域の居場所訪問、就労移行支援事業所、行政窓口、保健所・保健センター、こどもセンター、こども食堂、おとな食堂、ひきこもりや発達障害、依存症などの当事者会、親の会、趣味や特技のサークルなど、いろいろな居場所やつながりができていく、それが当事者どうしのたわいのない話のなかで生まれていきます。
ご支援の使い道
このプロジェクトの目標は、シェアハウスの運営費用をまかなっていくためのお金、20万円の支援をお願いしています。具体的には初期費用の一部、シェアハウスの開設に伴い必要となる入居者が共有する固定設備の購入費用(エアコン3台、ベッド、収納ケース、電化製品など)に充てさせていただきます。
【すでに費用として発生したもの】
・物件契約費用 約30万円
・最低限の家具、生活用品など 約10万円
入居の条件や現在の状況
【入居者との契約条件として】
・初期費用8万円(最初の1ヶ月分の家賃と保証金)
・家賃3万円(水道光熱費、インターネット費用込み)
【設備などのご案内】
全部屋すべて個室対応
バス・トイレ共同
キッチン・ダイニング・リビング、収納など共有スペースあり
共用の電化製品など:冷蔵庫、洗濯機、掃除機、電子レンジ、炊飯器(全てご寄付)
すべての部屋の布団、照明器具、カーテンは完備
ベッド、マットレスは部屋による
衣・食・住が安定してからの回復、解決、夢につながる
We Have a Dream
コミュニティスペースとして遠方からも利用していただいているそらにじひめじを、将来、他の地域にも広げていきたい!そらにじ台北、そらにじ那覇、そらにじ大阪、東京も。
そらにじひめじを続けてきてわかったことからこのシェアハウスの開設につながりました。このシェアハウスが存続していくことができれば、シェアハウスも他の地域に広げていけるのではと考えています。
「夢」は決して夢ではありません。
必要だから作ってみた。やってみたら楽しかった。人が集まってきた。居場所になった。少しの勇気と「やってみたらええやん!」という後押しの声があって、一歩ずつ進んでいきます。気がついたらまだ世の中にない場所ができていた。ゆるーくたわいのない話を、夢物語を語りながら、1日1日を過ごして生きたい。わたしたちは生きていく、生きていきます。
みなさまのご支援をよろしくお願いいたします!!
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