スポーツコーチング・イニシアチブが実現したい未来

NPO法人スポーツコーチング・イニシアチブでは、『スポーツで人を育みともに未来をつくる』ことをビジョンに掲げ活動しています。日本の子どもたちがスポーツを通して人間的に成長し未来を切り開けるような社会を目指し下記の4つの事業を展開しています。
- 『アカデミー事業』
- 『チームサポート事業』
- 『コミュニティ事業』
- 『アウトリーチ事業』
日本のスポーツ教育の現状と課題
日本のスポーツの現状として、部活動に多くの子どもたちが時間を費やしている現状があります。ベネッセ教育総合研究所の調査によれば、中学生全体の部活動加入率は56.7%で1週間当たりの活動時間の平均は15時間18分です。
1年間で換算すると795時間もの時間に相当し、主要5教科の年間授業時間数の630時間を上回る時間です。
実際のスポーツ現場の実態については、2020年に国際NGO団体Human Rights Watchが発表した国際レポート『数えきれないほど叩かれて』の中で体罰・ハラスメント・暴言といったことが繰り返し行われている実態も明らかになっています。
このようにスポーツには多くの子どもたちが時間を費やしている一方でよいスポーツ環境であるとは言えない現状にあります。
子どもたちが育まれるスポーツ環境をともに創る
NPO法人スポーツコーチング・イニシアチブでは、より良い日本のスポーツ環境を創るための活動をしています。アメリカのユーススポーツのスタンダードを変革したダブル・ゴール・コーチング?という考え方をもとに、スポーツコーチ・保護者の方々を中心に、ワークショップや情報発信をしています。
これまで多くのスポーツコーチや保護者が経験則的に子どもたちに関わることで関わり方がアップデートされていないことに課題があると考えています。
ダブル・ゴール・コーチング?をヒントにしながら、ワークショップなどに参加していただいた方々とともに新しい当たり前について考えていく時間を創っています。
ご支援の使い道
寄付していただいた資金の使い道としては、スタッフの人件費やより良い活動をしているコーチがさらに活発な活動をしていくための支援金として充てさせていただきます。