なぜ「調査」なのか?〜データは社会問題の「地図」となる〜

当事者はどれくらいいるのか? どんな被害実態があるのか? そして、効果的な施策は何か?
調査によって得られるデータは、みんなで解決策を考えていくための「地図」となります。「地図」はその社会問題に対して土地勘を持つ人だけではなく、すべての人が公平により良い未来を考える機会と手段になります。
調査結果の共有 ~政策立案や社会活動、法改正につなげる~
チキラボはこの「地図」づくりのための調査を、そしてその「地図」を多くの人に共有するための情報発信を、その解決策とともに提示していきます。
実態を調査し、結果を広く公表する。そして当事者やNPO、専門家と連携し、社会的な議題の設定と、解決のためのアクティビズムへとつなげていきます。そのことによって、法改正へとつながるケースもあります。

調べる、あなたと動かす
法廷で戦うためには弁護士がいます。
病気を治すためには医師がいます。
では社会問題を解決するためには?
今の日本社会では、社会発信の代理人のような存在がいないことに気づきました。
理不尽を減らすためには、デモをしたり、SNSで声を届けることもできます。一方で、「記者会見はだれでもできる」「国会議員には誰でも会える」ということを、多くの人が思いつかない現状があります。
「街ゆく人にアンケートをとりました」では、社会問題化するための根拠として薄い。
適切な専門知の下支えとともに、「日本社会の何割がこういう状況です」「この政策を求めていて、この政策が効きます」と示せる人が少ない現状があります。
繋がり、調査し、発信し、議論を起こし、社会のあり方を考え直す。社会問題の当事者をサポートする、「調査と発信のプロフェッショナル」として、社会課題解決に取り組みます。
一般社団法人社会調査支援機構チキラボ 所長 荻上チキ
マンスリーサポーターについて
マンスリーサポーターは、月々継続して当団体をご支援いただける仕組みです。クレジットカードで毎月自動決済となります。
ご支援の使い道
皆さまからのご寄付は、社会課題の調査費用(調査経費、リサーチャー人件費)及び広報活動(記者発表開催費、報告書作成費、HP制作費)等に使用させていただきます。
データ(調査結果)はだれにでも使える地図になりえます。土地勘を持つ人だけが行けるのではなく、みなが公平に手段を持つことになるのです。地図(=データ)を多くの方に配っていくためには、組織として持続していくことが不可欠です。みなさまのサポートによって、大規模な調査も相当数の方へのインタビューも行うことができるようになります。今の社会をよりよくするために、みなさまのご支援お待ちしております。