当事者はどれくらいいるのか。どんな被害実態があるのか。効果的な施策は何か。それらを調査することによって問題が社会に共有され、法改正にまでつながったケースもあります。
当事者はどれくらいいるのか。どんな被害実態があるのか。効果的な施策は何か。それらを調査することによって問題が社会に共有され、法改正にまでつながったケースもあります。
調査結果はメディアや記者会見を通じて発信します。また、多くの人に手にとってもらえるよう、オンライン上あるいは紙媒体で公開していきます。そして、当事者やNPO、専門家と連携しながら、政策立案や社会活動、法改正等につなげていきます。
法廷で戦うためには弁護士がいます。
病気を治すためには医師がいます。
では社会問題を解決するためには?
今の日本社会では、社会問題の当時者をサポートするための、「調査のプロ」と「PRのプロ」、すなわち社会発信の代理人のような存在がいないことに気づきました。
理不尽を減らすためには、デモをしたり、Twitterで声を届けることもできます。一方で、「記者会見はだれでもできる」「国会議員には誰でも会える」ということを、なかなか多くの人が思いつかない現状があります。
「街ゆく人にアンケートをとりました」では、社会問題化するための根拠として薄い。
ただ、適切な専門知の下支えとともに、「日本社会の何割がこういう状況です」「この政策を求めていて、この政策が効きます」と示せる人は少ないのが現状です。
繋がり、調査し、発信し、議論を起こし、社会のあり方を考え直す。持続的に社会課題解決に取り組むための母体を作ります。
(所長 荻上チキ)
マンスリーサポーターは、月々継続して当団体をご支援いただける仕組みです。クレジットカードで毎月自動決済となります。
<領収証について> マンスリーでのご寄付分の領収証は、各年1月から12月までの分を、まとめて翌年の1月中にお送りします。領収証の日付は当団体への入金日です。
皆さまからのご寄付は、社会課題の調査費用(調査経費、リサーチャー人件費)及び広報活動(記者発表開催費、報告書作成費、HP制作費)等に使用させていただきます。
データ(調査結果)はだれにでも使える地図になりえます。土地勘を持つ人だけが行けるのではなく、みなが公平に手段を持つことになるのです。地図(=データ)を多くの方に配っていくためには、組織として持続していくことが不可欠です。みなさまのサポートによって、大規模な調査も相当数の方へのインタビューも行うことができるようになります。今の社会をよりよくするために、みなさまのご支援お待ちしております。
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。